時刻は9月3日の2時ちょうど。
ルルーシュ、ホシノ、沙耶香の三人は何とか時間が許す限りでかき集めたNPCの兵隊たちと共に進軍するメラの手勢、否、軍団と対峙していた。
先頭に立つ白い騎士のような仮面ライダー、神将ブレイブレベル100のガシャコンソードの氷の力で泉そのものを道にして進む敵は敵の策など関係ないとばかりにまっすぐにこちらに進んでくる。
グランドジオウを構成する仮面ライダーのアイテム、能力、王権などを使って呼び出したらしく、見てくれだけはダークローチ、ラットファンガイア、屑ヤミー、初級インベスにバグスターユニオンといった戦闘員に似ているが、アルジュナ・オルタから奪った神の力を注ぎこまれていないわけがない。
事実奴らはうっすらと金色のオーラを纏い、牙や爪が通常の個体に比べ発達しているように見える。
ルルーシュ、ホシノ、沙耶香の三人は何とか時間が許す限りでかき集めたNPCの兵隊たちと共に進軍するメラの手勢、否、軍団と対峙していた。
先頭に立つ白い騎士のような仮面ライダー、神将ブレイブレベル100のガシャコンソードの氷の力で泉そのものを道にして進む敵は敵の策など関係ないとばかりにまっすぐにこちらに進んでくる。
グランドジオウを構成する仮面ライダーのアイテム、能力、王権などを使って呼び出したらしく、見てくれだけはダークローチ、ラットファンガイア、屑ヤミー、初級インベスにバグスターユニオンといった戦闘員に似ているが、アルジュナ・オルタから奪った神の力を注ぎこまれていないわけがない。
事実奴らはうっすらと金色のオーラを纏い、牙や爪が通常の個体に比べ発達しているように見える。
「連中がここに着くまでにあと10分。
戦力差は、ざっと向こうがこちらの1000倍と言ったところか」
戦力差は、ざっと向こうがこちらの1000倍と言ったところか」
「それってメラも含めて?」
沙耶香の問いかけにルルーシュは首を振る。
「いいや、見える範囲だけでだ。
あの花形役者(エトワール)気取り、やはりこちらをなめ腐っているらしい。
仮面ライダーの傀儡は居るがサチどころかブラックナイツすらいないぞ」
あの花形役者(エトワール)気取り、やはりこちらをなめ腐っているらしい。
仮面ライダーの傀儡は居るがサチどころかブラックナイツすらいないぞ」
「前の放送で無様さらしてる君が真正面にいるからとか?」
「それも間違いではないだろうな。
だがそれ以上に3人がかりとは言え実質的に私より少ない消耗でノワルを倒したに等しいトランクスたちと戦う時に力を残したいのが大きいんじゃないか?
炎上系配信者(ソロストリーマー)らしく俺が勝てなかったトランクスを一方的に嬲り倒して力を誇示した上で見せつけるようにサチとかいうのを処刑……そんなところか?」
だがそれ以上に3人がかりとは言え実質的に私より少ない消耗でノワルを倒したに等しいトランクスたちと戦う時に力を残したいのが大きいんじゃないか?
炎上系配信者(ソロストリーマー)らしく俺が勝てなかったトランクスを一方的に嬲り倒して力を誇示した上で見せつけるようにサチとかいうのを処刑……そんなところか?」
「悪趣味」
「うへー、そんないじめっ子みたいな情けない大人相手とかおじさんいやになっちゃうなー」
などと言いつつアタッシュショットガンと盾を構えるホシノの目には黒い炎と確かな闘志が宿っている。
沙耶香も一度だけ大きく息を吐くと剣を抜いて写シを張る。
ルルーシュもストライクノワールガンダムを装着して二丁のビームライフルを貫いた。
同時に神将ブレイブの氷が岸辺にまで到達する。
沙耶香も一度だけ大きく息を吐くと剣を抜いて写シを張る。
ルルーシュもストライクノワールガンダムを装着して二丁のビームライフルを貫いた。
同時に神将ブレイブの氷が岸辺にまで到達する。
「足場は向こうが勝手に用意してくれた!
敵が乗り込むより早く迎えに行くぞ!我らに続け!」
敵が乗り込むより早く迎えに行くぞ!我らに続け!」
「「「「「イエス!ユア・マジェスティ!」」」」」
先頭をかける三人に続いて多種多様なNPCモンスターの兵隊たちが獲物を片手に続く。
その様子をイザーク、ソウジ、セリカの三人はそれぞれの持ち場から緊張の面持ちで見つめていた。
その様子をイザーク、ソウジ、セリカの三人はそれぞれの持ち場から緊張の面持ちで見つめていた。
(メラが出てくるまでアークドライバーを使わないつもりなのは構わんが……本当にあの兵隊共をどうにか出来るんだろうな?)
仮面ライダーヴァルバラドの仮面の中で渋面を造りながらイザークはつい30分前のことを思い出していた。
「やばいじゃない!
すぐに大博物館の方に伝えに行かないと!」
すぐに大博物館の方に伝えに行かないと!」
「よせ。あと30分もあれば連中はここに着く。
今いるメンツでは行って戻って来るんじゃあ地の利を得ることはできない」
今いるメンツでは行って戻って来るんじゃあ地の利を得ることはできない」
走り出そうとするセリカをイザークが止めた。
さっきの信号弾を打ち上げたのがMSか何か知らないが、少なくとも何かしら道具を使えば目視で確認できる近さとなると、ひみつ道具博物館の方に行くなら全員で戻った方がまだマシだろう。
もっとも
さっきの信号弾を打ち上げたのがMSか何か知らないが、少なくとも何かしら道具を使えば目視で確認できる近さとなると、ひみつ道具博物館の方に行くなら全員で戻った方がまだマシだろう。
もっとも
ルルーシュが述べて懸念がなければ、の話であるが。
「トランクスがいないと思ったらそういう理由だったんだ。
……また流牙と入れ違いになっちゃったね」
……また流牙と入れ違いになっちゃったね」
『あいつも俺もとことん運が悪い』
冷静に状況を説明するルルーシュと、魔導輪の様子を気にする沙耶香。
つまるところ手持ちのカードでどうにかするしかないわけだ。
つまるところ手持ちのカードでどうにかするしかないわけだ。
「俺たち六人とルルーシュの兵隊、か。
アークドライバーを使わせるにしてもだいぶ厳しい戦いになるな」
アークドライバーを使わせるにしてもだいぶ厳しい戦いになるな」
「待て待て。
まさか馬鹿正直に真正面から挑むつもりか?」
まさか馬鹿正直に真正面から挑むつもりか?」
ドライバーを装着して決意を強めるソウジにルルーシュが待ったをかけた。
「君もセリカちゃんたちと一緒に戦ったんなら知ってるだろうけどさ、あいつらに小細工なんか通じない。
だったらいっそ……」
だったらいっそ……」
「違うな、間違っているぞ」
「何が違うって言うんだ?」
ソウジが苛立ち交じりに問い返すと、ルルーシュは淡々と答えた。
「それはアビドス廃校対策委員会や獣電戦隊ら『精鋭隊』の勝ち方だ。
確かな実力と連帯、そして信頼の上で成り立つ強固な一撃その物となって戦うことで初めて勝利を実現する類のイレギュラー。
今の我々はそんなロマンの塊とは程遠い『寡兵』でしかない。
思考停止した瞬間に戦わずして負ける」
確かな実力と連帯、そして信頼の上で成り立つ強固な一撃その物となって戦うことで初めて勝利を実現する類のイレギュラー。
今の我々はそんなロマンの塊とは程遠い『寡兵』でしかない。
思考停止した瞬間に戦わずして負ける」
「こいつを認めるのは癪だが一理ある。
このクソッタレな催しがただ暴れるだけでどうにかなるならすでに俺たちは全滅していないとおかしい」
このクソッタレな催しがただ暴れるだけでどうにかなるならすでに俺たちは全滅していないとおかしい」
イザークは大分頭に血が上りやすい傾向はあるが、それでも軍事教育を受けた現場指揮官である。
個人的に抱く感情とは別にルルーシュの考え方には認められる部分がある。
これにソウジより先に内省したのがホシノだ。
以前、ディアッカに同じ言葉を掛けられていたのを思い出したからだ。
個人的に抱く感情とは別にルルーシュの考え方には認められる部分がある。
これにソウジより先に内省したのがホシノだ。
以前、ディアッカに同じ言葉を掛けられていたのを思い出したからだ。
「少なくとも俺のプライドをへし折りたいがためだけに用意した軍団を片付けて、あの悪趣味ピエロを引きずり出さんかぎり諸君らの得意には持ち込めない」
「何か策があるの?」
「ああ、恐らくメラは行き当たりばったりの愉快犯。
最終目的以外の過程を完全度外視するゆえの柔軟性こそ持ち合わせるが、プライドはそれなりなので誘導は可能。
さらに言えば戦略どころか戦術のせの字も知らんだろう。
その証拠にブラックナイツを空から送り込めば各個撃破も難しくないのにしてこない。
まあ、これはこちらをなめ腐っているのも大きな理由だろうが……鼻を明かしたうえで煽ってやればノコノコやってくるとも言える」
最終目的以外の過程を完全度外視するゆえの柔軟性こそ持ち合わせるが、プライドはそれなりなので誘導は可能。
さらに言えば戦略どころか戦術のせの字も知らんだろう。
その証拠にブラックナイツを空から送り込めば各個撃破も難しくないのにしてこない。
まあ、これはこちらをなめ腐っているのも大きな理由だろうが……鼻を明かしたうえで煽ってやればノコノコやってくるとも言える」
自信満々に言い切るルルーシュに一同は一回それで晒された側が言うと説得力が違うな、と思った。
そんなことは露知らず、ルルーシュはイザークに向き直る。
そんなことは露知らず、ルルーシュはイザークに向き直る。
「ジュール隊長、前に金輪際私の指揮は受けんと言ったな。
それは我らの勇猛なる戦士、花村陽介の弔い戦であっても変わらんか?」
それは我らの勇猛なる戦士、花村陽介の弔い戦であっても変わらんか?」
「……悔しいが、俺にはあれをどうにかする方法が思い浮かばん。
今回だけだ。今回だけお前のヨウスケに対する信頼に免じて協力してやる」
今回だけだ。今回だけお前のヨウスケに対する信頼に免じて協力してやる」
「感謝する。陣地の見取り図を!」
ルルーシュが配下である正実の生徒に図をもってこさせると、一同はそれを囲うように集まる。
「ホシノ先輩兎も角、なんで変身できる人全員後ろなのよ。
敵の相手するなら硬い方がいいじゃない」
敵の相手するなら硬い方がいいじゃない」
「ジュール隊長は先のヤマト将軍がやってくれた放送で、立風館殿はメラのコピー人格が入った傀儡経由でメラが顔を知っている可能性がある。
なら下手にメラを刺激して初手から前線に出てこられるリスクにするより、『お前たちの兵隊は全滅したがまだこちらには切り札がある。三味線ひいてる場合か?』と向こうを苛立たせるタイミングで出てきてもらった方が効果的だ。
黒見会長代行は言うまでもなく魔法によるコピー体での防衛戦力の充実のために絶対に後方。
それにこの布陣なら、特に立風館殿が心配しているだろう私が逃走するリスクは格段に低い。
違うか?」
なら下手にメラを刺激して初手から前線に出てこられるリスクにするより、『お前たちの兵隊は全滅したがまだこちらには切り札がある。三味線ひいてる場合か?』と向こうを苛立たせるタイミングで出てきてもらった方が効果的だ。
黒見会長代行は言うまでもなく魔法によるコピー体での防衛戦力の充実のために絶対に後方。
それにこの布陣なら、特に立風館殿が心配しているだろう私が逃走するリスクは格段に低い。
違うか?」
「……普通言葉にして言うか?」
「メラが目の前に来てるにも関わらずアークドライバーを出し渋るような事を先に言った貴殿が悪い」
ソウジも頭では使えるモノは何でも使うべきだとは思うが、先の暴虐を考えると心情的にはやりたくないのだ。
あれより善くないモノなど、デーボス由来の何か以外で見たことがない。
あれより善くないモノなど、デーボス由来の何か以外で見たことがない。
「はいはい喧嘩腰にならない」
「それで?分けた後どうするの?」
「連中を誘い込む。ある意味何も特別なことはしない。
後方担当の諸君らにはたその時が来るまで小細工をし続けてもらえばいい。
あとは時間が許す限り罠の設置だ!各員取りかかれ!」
後方担当の諸君らにはたその時が来るまで小細工をし続けてもらえばいい。
あとは時間が許す限り罠の設置だ!各員取りかかれ!」
前線でルルーシュたちは奮戦しているが、どうしても彼らを抜けて岸に到達する勢力は居る。
彼らはトランクスたちが居るであろう大博物館の方向に向かって進んでいた。
だがしばらく進むとパンパン!と銃声のような音が聞こえた。
彼らはトランクスたちが居るであろう大博物館の方向に向かって進んでいた。
だがしばらく進むとパンパン!と銃声のような音が聞こえた。
「「「!」」」
聖獣ダークローチが音が聞こえた方向に向かう。
しかしそこにあったのは木か何かの燃えカスだけだった。
しかしそこにあったのは木か何かの燃えカスだけだった。
「害虫は消毒ですよ~♣」
ローチたちの背後を取ったバッファケミーをベースに再錬成された牛の角を持つノノミの派手なバラマキの音が響く。
持ち前のしぶとさでしばらくは耐えていたが、先頭の個体から順番に爆散していった。
持ち前のしぶとさでしばらくは耐えていたが、先頭の個体から順番に爆散していった。
「本当に頭悪いNPCモンスターなら騙せるんですね。
てっきりこけおどしにもならないんじゃないかと思いましたけど」
てっきりこけおどしにもならないんじゃないかと思いましたけど」
ナーゴケミーをベースに再錬成され、セリカとおそろいの猫耳をはやしたアヤネが思わずつぶやく。
彼女たちが燃やしていたのは竹だった。
エジソンの白熱電球やかぐや姫伝説でも知られるこの植物は、燃やすと銃声のような派手な音が出る。
陣地内に篝火を点在させ、奥に残っている人数も多いように見せかけたうえで音で誘導。
隠れていた戦力に背後を取らせて各個撃破する策だ。
かつてマオに行った映像を使って位置を誤認させて背後を取る作戦の簡易アナログ版である。
彼女たちが燃やしていたのは竹だった。
エジソンの白熱電球やかぐや姫伝説でも知られるこの植物は、燃やすと銃声のような派手な音が出る。
陣地内に篝火を点在させ、奥に残っている人数も多いように見せかけたうえで音で誘導。
隠れていた戦力に背後を取らせて各個撃破する策だ。
かつてマオに行った映像を使って位置を誤認させて背後を取る作戦の簡易アナログ版である。
「まさかあんなのに、と思わされるからこそ有効なわけか」
ディン4機を引き連れたイザークが落とし孔とゼクドラシルのパワーを借りて作った杭に有刺鉄線代わりの茨や火薬を敷き詰めた落とし穴に落ちた敵を処理しながらつぶやく。
レベルナンバー10の力を借りて築いた一番手前のバリケードや塹壕もあって今のところは大きな犠牲もなく対処出来ている。
レベルナンバー10の力を借りて築いた一番手前のバリケードや塹壕もあって今のところは大きな犠牲もなく対処出来ている。
「ふ!」
「はぁあああ!」
キョウリュウグリーンにチェンジしたソウジもセリカから渡されたフェザーエッジとガブリカリバーの二刀流でタイクーンケミーをベースに錬成された可奈美と共に単独行動をする、あるいは単騎になってしまった敵を倒していく。
「流石舞衣ちゃんが太鼓判を押すだけあるね」
「ソウジさんこそ!逆手で、しかも二刀流なのに全然隙が無い!」
ここまでは作戦通り。
接敵から20分経つが、まだ陣形は崩れていない。
接敵から20分経つが、まだ陣形は崩れていない。
(だが明らかにこっちに来ているメラの手下の数が多くなってきてる。
バリケードの連中も弾切れになって白兵に切り替える奴が出てきた。
引き際は見違えないといっていたが……長くは持たんぞ!)
バリケードの連中も弾切れになって白兵に切り替える奴が出てきた。
引き際は見違えないといっていたが……長くは持たんぞ!)
イザークが悲観的な未来を創造した次の瞬間、後方ひみつ道具博物館の方向から悍ましいまでの光の柱が立ち上った。
赤紫色の悍ましい光流はガラスが砕け散るような不気味な音を響かせながら天に立ち上り、数秒の後消えた。
赤紫色の悍ましい光流はガラスが砕け散るような不気味な音を響かせながら天に立ち上り、数秒の後消えた。
「なんだあの悍ましい物は……」
その異様な光は凍った泉の上で戦うルルーシュたちにも見えていた。
「なにあれ?」
「まさか、セリカちゃんたちが!?」
「メラなら真っ先にこっちの頭上に墜としたはず!
作戦目標ではない!集中しろ!」
作戦目標ではない!集中しろ!」
言葉ではそういうルルーシュだったが、ガンダムフェイスの下で舌打ちする。
(トランクスを俺の監視から外してまで引っ張り出す異常事態だとは思っていたが、まさか大博物館が総崩れになっていないだろうな!?
だとすれば水際防衛用だったこの陣地で奴を仕留めなければならないのか。
何にせよ、味方どころか敵まで動揺しきっているならば今が頃合い!)
だとすれば水際防衛用だったこの陣地で奴を仕留めなければならないのか。
何にせよ、味方どころか敵まで動揺しきっているならば今が頃合い!)
「総員後退!
バズーカ持ち以外は弾薬を全て使い切っても構わん!
味方の撤退を援護せよ!
武器がなくなったら肉壁になってでも時間を稼げ!」
バズーカ持ち以外は弾薬を全て使い切っても構わん!
味方の撤退を援護せよ!
武器がなくなったら肉壁になってでも時間を稼げ!」
「「「「「イエス!ユア・マジェスティ!」」」」」
困惑を上塗りするような命令に一瞬戸惑うも、素直なNPCモンスターたちが言われた通りの行動をとり始めたのでそれに倣う。
「この後どうするの!?」
「兎に角岸まで走れ!」
どうにかそれなりの距離を空けて岸まで辿りついた3人と30体ほどのNPCモンスターが残るのみだった。
振り返ればそれなりにダメージを与えたが健在の神将ブレイブに、なんとか半分ほどに減った敵の軍勢。
振り返ればそれなりにダメージを与えたが健在の神将ブレイブに、なんとか半分ほどに減った敵の軍勢。
「どうすんの?まだ全然敵居るけど」
「もう少しだ」
「ルルーシュ、バリケードに張り付いてた敵がこっちに来てる」
「沙耶香、少しだけ頼む。あと少しなんだ」
「私もそっちに!」
「小鳥遊ホシノ、お前は駄目だ」
「そんな余裕ないでしょ!?」
「ああ。だからここからが俺の真骨頂だ」
そう言ってルルーシュはストライクノワールを解除してアークドライバーを装着。
ポケットからリモコンを取り出した。
ポケットからリモコンを取り出した。
「自分から不安定な足場を用意してくれて感謝するよ。
半ば進み半ば退くは誘也、だ」
半ば進み半ば退くは誘也、だ」
スイッチを押すとメラの軍勢たちの足元の氷が水柱を上げて砕け散った。
それなりに分厚い氷だったが、氷の下に仕込むように凍る前から設置した爆弾は、マシンタイプのNPCモンスターの動力部やファフナー系のNPCモンスターのフェンリルを使って作った高威力爆弾。
敵軍団は氷に挟まれ冷え切った水に墜とされ消えていく。
それなりに分厚い氷だったが、氷の下に仕込むように凍る前から設置した爆弾は、マシンタイプのNPCモンスターの動力部やファフナー系のNPCモンスターのフェンリルを使って作った高威力爆弾。
敵軍団は氷に挟まれ冷え切った水に墜とされ消えていく。
「『変身!』」
<アークライズ!オールゼロ!>
倒したNPCモンスターから吸収した神の力で半ば無理矢理回復させたドライバーを発動。
仮面ライダーアークゼロに変身したルルーシュはオーソライズバスターとプログライズキーを生成。
その間に神将ブレイブはプレイヤーを倒せるだけの強さを持つだけに他のNPCモンスターを踏み台に飛び上がった。
仮面ライダーアークゼロに変身したルルーシュはオーソライズバスターとプログライズキーを生成。
その間に神将ブレイブはプレイヤーを倒せるだけの強さを持つだけに他のNPCモンスターを踏み台に飛び上がった。
「『小鳥遊ホシノ!』」
ルルーシュはホシノのプログライズキーを投げ渡し、自分は武装をドライバーにかざす。
<ゼロワンオーソライズ!>
<リボルバー!>
<Progrise key confirmed. Ready to utilize.>
<チャージライズ!フルチャージ!>
ホシノがアタッシュショットガンに渡されたプログライズキーをセット。
沙耶香も御刀を構えてバリケードの方からこちらに来る敵に狙いを定める。
沙耶香も御刀を構えてバリケードの方からこちらに来る敵に狙いを定める。
「『総員、撃てー!』」
<ゼロワンダスト!>
<ガトリングカバンダイナミック!>
砲撃と銀色の閃光が炸裂する。
神将は無数のバズーカ砲とハリのような連撃に続く太いビームが炸裂し、爆散。
その背後で数体まとめて撫で斬りにされたメラの兵隊が崩れ落ちた。
神将は無数のバズーカ砲とハリのような連撃に続く太いビームが炸裂し、爆散。
その背後で数体まとめて撫で斬りにされたメラの兵隊が崩れ落ちた。
「……あれ?」
爆炎と共に三原色の虚像にわかれて消えていく神将ブレイブを見上げてホシノが間の抜けた声を出す。
「『どうした?初戦とは言え全て計画通りだ。
油断にならん程度に喜べ』」
油断にならん程度に喜べ』」
「ねえ、神将ってもっと強くなかった?」
「……確かに、そうだな」
疲弊させていたとはいえ、前に比べて随分と脆くなかっただろうか?
ルルーシュもまともに戦ってこそいないが、神将ルドラや龍騎と対峙している。
あの時に比べていくらか威圧感が減っていた気がしないでもない。
ルルーシュもまともに戦ってこそいないが、神将ルドラや龍騎と対峙している。
あの時に比べていくらか威圧感が減っていた気がしないでもない。
「ルルーシュ、次はどうすればいい?」
沙耶香の声に我に返った二人はバリケードに張り付いた敵を倒してイザークたちに合流した。
「足場崩しはお前の十八番と聞いてたけど、まさかメラの軍勢を倒せるとは……」
「『私が初代ゼロたる所以、堪能してくれたようで何よりだ』」
ソウジの声に得意げに返したルルーシュがコルベットブースターを生成する。
「『退くぞ。次の動きはメラの動き次第で変わってくる。
移動しながら話そう』」
移動しながら話そう』」
ルルーシュが沙耶香を抱えてコルベットブースターに乗った。
それに続いてイザークがGN粒子で浮かびあがり、魔導火のバーニアで加速して追従。
セリカもマジアアビドスの能力で続き、残る二人はソウジがWRブックを起動して召喚した青いライオンと魔法の絨毯にそれぞれ騎乗する。
生き残りのNPCモンスターたちも続いた。
それに続いてイザークがGN粒子で浮かびあがり、魔導火のバーニアで加速して追従。
セリカもマジアアビドスの能力で続き、残る二人はソウジがWRブックを起動して召喚した青いライオンと魔法の絨毯にそれぞれ騎乗する。
生き残りのNPCモンスターたちも続いた。
「『もしメラがそのまま俺たちを追ってくるなら、陣地に戻って決戦を挑む。
空になった陣地を見ればキレるだろうから、わざと残して来たファフナータイプを一斉に自爆させて空の陣地諸共吹き飛ばしてさらにあおってからだがな。
冷静じゃなくなった隙にこっちがペースを握る』」
空になった陣地を見ればキレるだろうから、わざと残して来たファフナータイプを一斉に自爆させて空の陣地諸共吹き飛ばしてさらにあおってからだがな。
冷静じゃなくなった隙にこっちがペースを握る』」
「随分俺たちを高く買ってるんだな」
「『精鋭隊の戦い方を魅せてくれることを期待する。
次にブラックナイツやサチとかいうのを差し向けてくるならこの先の罠を使えるかどうか次第だが、私、ジュール隊長、沙耶香に黒見会長代行、小鳥遊ホシノ、立風館殿の二手に分かれる。
別れたポイントで再合流して挟み撃ちにする。
メラがその後から来るなら、用意させている罠を使って即撤退』」
次にブラックナイツやサチとかいうのを差し向けてくるならこの先の罠を使えるかどうか次第だが、私、ジュール隊長、沙耶香に黒見会長代行、小鳥遊ホシノ、立風館殿の二手に分かれる。
別れたポイントで再合流して挟み撃ちにする。
メラがその後から来るなら、用意させている罠を使って即撤退』」
「もしまだ兵隊を送って来るなら?」
「『そこまでプライドが低いとは思えないが、その場合なら先に言った罠を使って殲滅してメラをおびき出す』」
六人が進んで行くと、スコップ片手に泥にまみれながらも手を振る正実の生徒二人が待っていた。
「あいつら、見ないと思ったらここに居たのね」
「変なにおい……」
「火薬だね」
「ルルーシュ様、命令通りに用意しておきました!」
見ると二人はぬかるみに油や火薬を混ぜたトラップエリアを用意していた。
段差や坂も作っており、結構本格的なトラップになっている。
段差や坂も作っており、結構本格的なトラップになっている。
「『ご苦労。あとはイレギュラーさえなければ……』」
ルルーシュがそうつぶやいた直後、ナハトベースの方角から白い機影が飛んできた。
「最強のメラよ!私は鉄華兵団のマクギリス・ファリド!
バエルの名のもとに、貴様に勝負を挑む!」
バエルの名のもとに、貴様に勝負を挑む!」
「「え?」」
「はぁ!?」
「なんだと!?」
「……」
「な、なんでそんなことに?」
正実の二人が全く同じタイミングで声を漏らし、セリカとイザークが驚嘆する。
沙耶香はあまりに唐突な光景に思考がフリーズしており、ソウジも事態を全く理解していない。
そして
沙耶香はあまりに唐突な光景に思考がフリーズしており、ソウジも事態を全く理解していない。
そして
「……あ、あ、あの金髪!
どこまでも、どこまでも俺の邪魔をー!」
どこまでも、どこまでも俺の邪魔をー!」
9月3日午後2時35分。
ルルーシュの心の底からの絶叫が響き渡った。
ルルーシュの心の底からの絶叫が響き渡った。
| 214:解けない正解の命題を求めて | 投下順 | 215:超メラ決戦:超融合!時を超える絶望 |
| 213:アビドス廃校対策委員会:ライジングオリジン | 時系列順 | |
| 213:アビドス廃校対策委員会:ライジングオリジン | ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア | |
| イザーク・ジュール | ||
| 糸見沙耶香 | ||
| 黒見セリカ | ||
| 小鳥遊ホシノ | ||
| 立風館ソウジ | ||
| 210:ここからはこのメラ様のステージだ | メラ | |
| サチ | ||
| 211:アッシュフォード事変:エンドマーク | マクギリス・ファリド | |
| キラ・ヤマト准将 | ||
| ラクス・クライン | ||
| 東ゆう | ||
| 213:アビドス廃校対策委員会:ライジングオリジン | 道外流牙 | |
| 211:アッシュフォード事変:エンドマーク | 藤丸立香 | |
| マシュ・キリエライト | ||
| 浮世英寿 | ||
| 益子薫 | ||
| 堀北鈴音 | ||
| ドラえもん | ||
| 纏流子 | ||
| ピルツ・デュナン | ||
| 213:アビドス廃校対策委員会:ライジングオリジン | トランクス | |
| 211:アッシュフォード事変:エンドマーク | 亀井美嘉 | |
| 214:解けない正解の命題を求めて | ニコル・アマルフィ | |
| 柊シノア | ||
| 鳩野ちひろ | ||
| アストルフォ | ||
| 柊真昼 | ||
| 激怒戦騎のドゴルド | ||
| 203:死告天使の行く先は | 死告邪眼のザラサリキエル | |
| 205:大天使戦役・終章 -一切を 存分に喰らい尽くして- | 朝比奈まふゆ | |
| ユフィリア・マゼンタ |