以前は桜咲木中の監督を務めていたが、
FF決勝戦を前にして問題を起こし、10年もの間指導者資格を停止されていた。
その真相は、桜咲木中の部員が対戦校の部員と喧嘩をしてしまい、その事実が発覚する前に自分が問題を起こした事にして全ての責任を負う事で、部員たちからサッカーが奪われるのを防いだ、というもの。
この対戦校というのが何を隠そう当時
影山が率いていた
帝国学園であり、部員の喧嘩も影山によって仕組まれたものであった。
要するに
影山のせいである。
資格を剥奪された後はとある小学校の教師をやっていたようだ。
どうみても通訳が必須な人物の授業とは
どのようなものなのか見てみたいものである
その小学校で教え子だった
小野冬花が、
両親の死を原因に塞ぎこんでやつれている様を見て
催眠治療を行い
自分を親だと思い込ませることに成功する。
生徒を
元気にさせるためとはいえ、今までの記憶を消してしまうのは倫理的にどうなのだろうか。
案の定スレでは
ロリコン扱いされている
レベルファイブ日野社長の言葉によると「天才監督」であり、超絶采配を見せてくれるらしい。
選手自身の頭で考えさせるためか、その指導はヒント程度に留まっており、
言い回しが詩的なため、スレではポエマーとネタにされている。
選手の起用法など、采配の一部は
ヒロトや
不動にも理解できるようだが、
キャプテンである
円堂を
ベンチ入りさせるなど、それ試合当日にやることか?と疑問の声も多い。
最大の問題は、敵チームの情報を持っていても選手に伝えない点である。
ボックスロックディフェンス対策:練習禁止、個室に軟禁
パーフェクトゾーンプレス対策:泥のフィールドで練習
といった具合である。
どちらも
鬼道さんが試合中に久遠の意図を理解して突破。
社長はシナリオを作る際に、「天才監督・久遠がどうやってこの戦術を打ち破るのか、頭をひねって絞り出した」そうだが、どっちかっていうと鬼道さんが「天才通訳」である。
直接的な描写はないが、
娘の言葉を使って茶化している
染岡さんを嫌って落選させたのかもしれない。
と言われていたが実際は
染岡さんが腐らずに特訓し
パワーアップして帰ってくると信じての待遇であった
冬花曰く、「お父さんの笑顔を見たことが無い」らしい。彼を笑顔にした
染岡さん(と
虎丸)はそれだけの実力があるということの暗喩でもある
102話にて、冬花の記憶が戻りそうになったとき、
偉く焦っていた。
その後、冬花が昏睡状態になったのを理由に
再び催眠療法を施そうとしたが、結局
円堂によって回復し、記憶も戻った。
久遠は冬花に正式に父親として受け入られたらしく、
安心していた。
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最終更新:2025年03月29日 23:23