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振り向きを伴う起き上がり時の先行入力コマンド技
最終更新:
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概要
壁バウンド後の逆方向を向いた後の起き上がりや、移動起きで相手と位置を入れ替えたときに発生する、起き上がりモーション中に振り向き処理を伴う際の先行入力コマンドの扱いに不具合がある。
妖夢/パチュリーの2キャラと、それ以外の18キャラとで、コマンド処理に違いがある。
妖夢/パチュリーの2キャラと、それ以外の18キャラとで、コマンド処理に違いがある。
前提知識
コマンドの判定のタイミング
各種コマンドは「方向キー入力部分の成立」と「BやC入力による発生の判定」の2度の判定がある。
各種コマンドは「方向キー入力部分の成立」と「BやC入力による発生の判定」の2度の判定がある。
例えば立ち状態から236B入力する場合を考える。
236とBの間に相手が飛び越えて向きが入れ替わった場合、B入力時点から見ると214入力扱いとなりそうだが、この場合入れ替わった後の向きへ236Bが発生する。
23と6Bの間に相手が飛び越えて向きが入れ替わった場合、B入力時点から見ても6入力時点から見ても214入力扱いとなり、この場合入れ替わった後の向きへ214Bが発生する。
236とBの間に相手が飛び越えて向きが入れ替わった場合、B入力時点から見ると214入力扱いとなりそうだが、この場合入れ替わった後の向きへ236Bが発生する。
23と6Bの間に相手が飛び越えて向きが入れ替わった場合、B入力時点から見ても6入力時点から見ても214入力扱いとなり、この場合入れ替わった後の向きへ214Bが発生する。
上記のように、入力中に向きの入れ替えがあった場合のコマンドは、方向キーによる成立判定のタイミングを参照している。
ダウン中の向き
ダウン中のキャラの向きは、相手キャラとの位置関係に依らず、ダウン時の向きで固定される。
この向きの判定は、起き上がり時に切り替わる。
ダウン中のキャラの向きは、相手キャラとの位置関係に依らず、ダウン時の向きで固定される。
この向きの判定は、起き上がり時に切り替わる。
振り向きを伴う起き上がり時の標準処理
振り向きを伴う起き上がり時、先行入力範囲内に成立しているコマンドがあった場合、そのコマンドを反転して扱う仕様がある。
この仕様は「ダウン中のキャラの向きはダウンした向きのまま固定である」という直感に反した仕様に対する回答と思われる。
この仕様は「ダウン中のキャラの向きはダウンした向きのまま固定である」という直感に反した仕様に対する回答と思われる。
コマンドの反転処理があることで、プレイヤーは内部処理上のキャラの向きを無視して、キャラの「今の位置関係」に従ってコマンドを先行入力しても、意図した技を出せる。
例えば振り向きを伴う起き上がり時、内部的な421B=見かけ上の623Bを先行入力した場合、起き上がり時に421が反転して623として適用され、623Bが発生する。
妖夢/パチュリーの抱える不具合
妖夢とパチュリーの2キャラは、上記のコマンド反転処理が、先行入力技の発動よりも後に実行される。
つまり起き上がり前に先行入力しきっていた場合、コマンドの反転処理がされない。
つまり起き上がり前に先行入力しきっていた場合、コマンドの反転処理がされない。
余談だが、大半のキャラは起き上がりモーション中、モーション終了数F前にキャラのグラフィックの振り向きがあるが、妖夢とパチュリーは起き上がりモーション終了と同時にグラフィックが振り向く。
どう考えても実装ミス。
どう考えても実装ミス。
対戦への影響
18キャラは「見かけ上の今の位置関係」を参照して、直感的にコマンドを先行入力すれば良い。
妖夢とパチュリーは、ダウン時の向きを確認し、振り向きを伴う起き上がりになるかどうかを確認し、コマンドの向きを選択する必要がある。
妖夢とパチュリーは、ダウン時の向きを確認し、振り向きを伴う起き上がりになるかどうかを確認し、コマンドの向きを選択する必要がある。
妖夢とパチュリーは振り向きを伴う起き上がり時、「623Bまで先行入力しきる」のと「623まで先行入力して起き上がり後にB入力する」のとでは逆の技が出る。
コマンドの反転処理が先行入力技の発動よりも後にあるだけであって、起き上がりモーション後にコマンドの反転処理自体は実行されるため、入力が起き上がりを跨ぐとコマンドが反転する。
コマンドの反転処理が先行入力技の発動よりも後にあるだけであって、起き上がりモーション後にコマンドの反転処理自体は実行されるため、入力が起き上がりを跨ぐとコマンドが反転する。