ODE

ODE


 OG町の一部で熱狂的な人気を獲得しているインディーズバンド。
 正式名称は「オービタル・デス・エナジーズ」。
 ジャンルはワカメタルであり、その演奏スタイルは極めてワカメ的である。
「SOUSHITSUせよ!」のシャウトとともに、どこからともなく現れてワカメ的な行為に及ぶ。

 アオラ・バランガルル・カイツはこのバンドの熱狂的なファンであり、
ライブは欠かさず観に行っている。
 また、突発的に行われるゲリラライブにもなぜか遭遇する。
 ほかにはトウキ・カノウミナト・カノウラン・ドバン
デスピニスなど、着実にファンを伸ばしている。
 ゼラド・バランガはうるさい音楽を苦手としているため、
弟がこのバンドを愛好していることをよく思っていない。

 各メンバーはいずれも強烈なメイクを施しているため、素顔は誰にもわからない。

ヴィレカイザーさん

 ギター&ボーカル。
 年齢、出身地、好きな戦国武将、その他すべてに関する記憶をSOUSHITSUしている。
 ミネラルたっぷりな彼の所業はまさにワカメそのものである。
 「1秒間に10回テトラクトュスグラマトン発言」、「1秒間に10回記憶喪失」など、数々の奥義を持つ。
 幼きころに両親の記憶を喪失し、しかもその後迷子になったという伝説を持つが、
「それはただの迷子なんじゃないか」ともいわれている。
 パフォーマンスの実力は非常に高く、場の空気を一瞬で自分のものにしてしまう。
 そのスター性は全盛期の松浦亜弥に匹敵するとも、匹敵する相手を間違えているともいわれる。

 その正体はヴィレアム・イェーガーである。
 本来はキャクトラと組んで穏やかなラブソングを歌うつもりだったが、
イングレッタの介入を受けてなぜかワカメタルを演奏することになる。
 本人は「自分がやりたかったのはこんなバンドじゃない」と何度も脱退しようとするも、
ライブともなると一転してワカメの使者として振る舞い始める。

 ゼラドがワカメタルのような音楽を嫌うことは知っているため、正体は絶対に知られたくない。
 ゼラドへのラブソングはいまも作り続けているものの、
ワカメタルへの衝動に勝てず苦悩し続ける毎日である。

キャク様

 ベース。
 容姿端麗にして慇懃無礼、ハイブリットヒューマンとの料理対決を経てODE入りした変わり種。
 サングラスを燃やすことによって召喚されるらしいが、
店の中等でサングラスを燃やす行為はとても迷惑である。

 その正体はキャクトラ・マクレディである。
 バンド活動へのモチベーションは妙に高い。なぜ高いのかは不明。
 場合によってはボーカルも担当する。歌はそれなりに上手いが、選曲のセンスが微妙である。

レミュさん

 ドラム。たまにボーカルも務める。
 メンバーきってのニュータイプで、ファンネルとビットの区別が付くらしい。
 ビットドラム奏法の使い手で、ビットを使いオールレンジからドラムを叩く。

 その正体はレラ・ブルーである。
 バンドに加入した経緯は誰も知らない。
 バンドにかける熱意はメンバー中誰よりも高く、
なにかというと脱退したがるヴィレアムに攻撃を加えることも少なくない。

 「バンドを始めて、生まれて初めて思い切り声を出せたような気がする」と語る。
 非常な小声で喋り、発言はキャクトラによって翻訳される。
その際、妙に男前な口調に変換される。

 場合によってはボーカルを務めることもある。
 素晴らしいウィスパーボイスの持ち主であり、その歌唱力の高さはメジャーアイドルとしてスカウトされるほどである。
 ただし、致命的に肺活量がない。
 キャクトラなどの助けを受けて腹筋運動を続け声量を増すものの、
長時間歌い続けているとチアノーゼを起こす。
 歌う曲はシャンソンのワカメタルアレンジが多い。

イングレッタ

 プロデューサー。
 ライブ開催などの手続きはすべて彼女が行っている。

 ヴィレアムのバンドをワカメタルに誘った張本人であるが、動機は不明。
 「彼らによって様々なものを喪失させられた」と語る。
具体的には冷蔵庫の隅に残っていた生ゴミなどである。

ニュータイプ至上主義の豚

 パフォーマー。
 「なんだな、これがな、ベーオウルフ」という鳴き声は「赤ワカメ三段活用」とも呼ばれている。
 ヴィレカイザーの手で行われる「スパンキン風林火でぃぃぃぃぃっや」は、
ちょっぴりウィンキー時代の匂いがするらしい。

 その正体はアクセル・アルマー用務員である。
 すでにニュータイプでもないのに「ニュータイプ至上主義の豚」呼ばわりされる
境遇に甘んじている動機は不明。

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最終更新:2009年09月29日 01:27
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