データ
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≪クラス≫:ライダー
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【真名】:李定国 【属性】:秩序・善
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【筋力】:C+ 【耐久】:B+ 【敏捷】:C+ 【魔力】:B+ 【幸運】:D+ 【宝具】:A
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AA:冨岡義勇(鬼滅の刃)}}}}}
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【クラススキル】
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
◆騎乗:A++
乗り物を乗りこなす能力。龍神との契約により、水龍の幼体・ミズチの召喚使役を行うことができる。
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【保有スキル】
◆奇花のカリスマ:B
団体戦闘における自軍の能力を向上させる。漢民族以外の少数部族を集めて大軍勢を築き上げた。
口数少なく内心の読みづらい将だが、まつろわぬ者、多数派に虐げられる少数派たちから強い信頼を集める。
小さく美しい露を1つ1つ集め、いつか血に濡れた大地を洗って花を取り戻そう。
◆水の呼吸:B
龍から託された水の道術を、自己流の剣技に昇華した独自流派。
土地と呼応して気の流れと共鳴することで、大河の如く静かで力強い剣筋を成す。
天帝の声さえ届かぬ動乱の時代、神に代わって地を潤す水法は、戦闘が激化するほどにその力を増す。
◆万人敵:B
関羽に喩えられる武勇。単騎で万の軍勢を相手取ることができる烈将。
敵の数が多ければ多いほどに自らの武勇を増す。
相手が何人いようとも、それら全員に対してフルスペックで同時対応しつつ戦闘力を高める対・多人数戦闘術。
◆小諸葛:C
孔明に比される知略。戦闘・戦略のあらゆる段階に意図を隠す策士。
状況の理解度が上がるほどに効果を増す戦闘理論である。
情報が完全に割れている駒であるなら、それがたとえ敵であっても自らのために利用できる。
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【宝具】
◆『七天誅殺・干天之慈雨』
ランク:C+++ 種別:対神・対業宝具 レンジ:1-3 最大捕捉:1
天意の代行者を名乗って七殺を掲げた父に対して
ライダーは、人を救わないのならば天すらも切り捨てると吼える。彼なりの七殺の在り方。
神に逢うては神を殺し、仏に逢うては仏を殺す。己が道を阻むもの全てと戦い、理想を追求するための技。
形の無いもの、概念を切り捨てる技術。非実体攻撃と有利に切り結ぶことができるほか
同ランク以下の攻性スキル・宝具に合わせてカウンターを決めることで、それらの概念を破壊する。
戦況次第でライダーを強化する3スキルと密接に結びついた魔剣技。
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◆『龍王寺水天神訣・蛟龍昇華』
ランク:A(+++) 種別:対国・対天宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1(+999)
龍神と語り合い、その役目を引き受けて治水を行い、雲南省の旱魃を解決したライダー。
だが天帝は、自らの許可を得ずに勝手に行動したこの龍神に怒り、日本海に左遷してしまう。
そしてライダーの死後、天帝は新たな龍神を派遣した。天罰としての渇水を執行するために。
ライダーは魂だけで立ち上がり、龍神と七日七晩殺し合い、ついに龍の首を切り落とす。
それから自分自身が龍神に変じて、雲南省を守る雨の神となった。
天の定めに抗う乱神、雲南省の守護龍として祀られる己を顕現させる宝具。
龍とは、戦いが成立しない別次元の存在。対国以上のスケールが無ければ対抗することのできない脅威である。
追加効果として、同じく神座に上がるに足る者が仲間にいれば、それらに対応する龍も生み出される。
だが七徳を備えて天に触れる力を持った者など他にいるはずもなく、基本はライダー自身の龍1匹しか呼べない。
かつて善き龍神から託された雲南のミズチたちも、まだ龍に至るには遠く及ばないのだ。
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【Weapon】
『日本刀』
台湾方面からの支援物資。倭寇の台頭に伴い、日本刀は神秘の武器として認識されるようになっていった。
尋常ならざる切れ味、異様な軽さと奇妙な重心。
中国人にとっては扱いの難しい特殊武器だが、ライダーは「使いこなせない自分が悪い」と考えて
自力で独自の技術体系を確立するほどにまで使い込んでいる。
『蛟龍』
龍の幼体、ミズチ。水中に潜み、雨を糧として育ち、嵐の中で空に飛び上がって雲を纏うことで龍に進化する。
ライダーが使役するものは、長い旱魃の中で雨を得られずに燻っていた雲南省の弱い個体たち。
水の剣技に付き従い、ライダーが生み出す水流を喰らって強くなっていく。
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【来歴】
明末期から清代初期にかけての反乱者。
農民反乱の中で両親を失った少年。張献忠に引き取られた四人の養子の一人。
李定国の名は張献忠に与えられたもので、元々の名については諸説ある。
張献忠の死後、分裂しかかった軍勢の前で自らに刀を突き刺して「張献忠さまに申し訳ないと思わないのか」
と叫び、血を噴き出しながらの壮絶な演説で残党軍をまとめあげた。
以来、張献忠の大西国を守って14年間独立戦争を続けることになる。
広西・貴州・雲南に統治体制を確立。鄭成功と協力して広東・四川・湖南にも勢力を広げていった。
李定国率いる大西国の快進撃は「天下震动」と讃えられる。全盛期には中国世界の半分に手をかけた。
反清復明を掲げるレジスタンスの中で最大級の戦果を挙げた将である。
皇帝を名乗った張献忠に対して、彼はあくまでその下にあるものとして王の称号までしか使わず
他の張献忠下の将軍と同格のままだと名乗ってきた。しかし、同格であるはずなのに
李定国が事実上の代表として賞賛を集める状況が嫉妬を生んだ。
同じ張献忠の養子であった平東王・孫可望との仲違い。孫可望は独断専行で大敗し、大量の兵士を失う。
その上、清側に寝返ってまで李定国を殺しに来た孫可望によって、長く続いた大西国は崩壊を始める。
助けを求めたビルマに裏切られ、日本の助力も得られず、国が行き詰まる中で李定国は病に倒れる。
自分など何者でもない。俺一人死んだところで国と軍とになんの影響があるだろうか、と書き残してから
その数日後に病死した。
この頃、孫可望もまた用済みだとみなされて清に暗殺されていた。
◆
旱魃に苦しむ雲南の民を見た李定国は、その土地を守るという龍神に向けて話しかけたことがある。
父は、天が人々に惜しみなく与えるのに、人々は天に何も返せないことを嘆いていた。
だがもはや、天さえも人に与えなくなってしまった。
もしこの声が聞こえているのならば、俺の前に姿を現せ。人を救わない天などもはや敬うに値しない。
俺は天とさえ殺し合う覚悟がある、と。
その晩、李定国は夢の中で龍神と出会った。
龍神が言うには、天下動乱の中で天帝の雷が届かなくなっており、雨を降らせることができないのだという。
代わりに湧水を報せ、また河から水を引いて地を潤す方法を教える。天に代わって地を救ってくれないか、と。
李定国はこれに応えて雲南を救い、その功績で死後には彼自身が水を司る龍神として奉られるようになった。
【性格】
仁義に篤く、礼を尽くし、智に長け、信を違えない。
ただ口下手。自己評価が低すぎるせいでコミュニケーションに失敗してしまうことが多々ある。
状況に大きく左右される自分の能力を一番低い地点で認識し、龍との縁で得た能力を自分の力と思わない。
「状況による。その命令が実行可能かどうか、だ」(逆らう気はないが、俺の能力不足が心配だ)
「分かっていれば誰にでもできることだった。これ以上話す必要は無い」(先に言わなくてごめんね。気にしないでいいよ)
「己を殺せ、迷いを殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ。できないのなら、消えろ」
【聖杯への願い】
『父の名誉を回復する』
大量虐殺など作り話だ。
賄賂と偽装降伏で追撃の手を緩めさせる策のために、大西国は自滅しつつあると喧伝した。
間違いない。ほかならぬ俺自身が、父の命令でその話を広めた。
そしてその悪名を、俺が拭えなかったせいで周囲との連携に失敗し、国が滅びた。
今からでも父の汚名を返上しなくては。
たしかに多くの人を殺したが、父はそんな狂った悪人などではなかった。
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関連項目
養父。数えで10歳にして天涯孤独、たった一人で反乱軍に加わろうとする李定国が張献忠の目に留まったという。
恐ろしい逸話の数々で知られる男だが、李定国に対しては常に優しかった。
ほんとうに、張献忠の悪い部分をまったく見ていない。
恐ろしい逸話の数々で知られる男だが、李定国に対しては常に優しかった。
ほんとうに、張献忠の悪い部分をまったく見ていない。
ほかの側近らは「生かしておけば人を殺す」「殺しても魂が天に帰らない」など
さまざまな理由で生存を許されていたが、彼に関しては――。
さまざまな理由で生存を許されていたが、彼に関しては――。
- 孫可望
李定国の軍が綱紀粛正を旨とし、無用な略奪・虐殺を厳しく取り締まっていたのに対して、
こちらはその空気に耐えられない荒くれものを引き受けてまとめる役割を果たしていた。
こちらはその空気に耐えられない荒くれものを引き受けてまとめる役割を果たしていた。
のちに野望と嫉妬で暴走していってしまったが、張献忠の反乱軍を引き継ぐのであれば必要な役割であったし
李定国もそれについては感謝していた、のだが……。
李定国もそれについては感謝していた、のだが……。
実際に敵に回ってしまう以前から、孫可望のわがままのせいで台湾方面の鄭成功と
連携が思うようにいかなかったのも大きな敗因と言われている。李定国は、戦犯を評価して自由にしすぎた。
各地のレジスタンスとちゃんと協調できたなら本当に中国の半分に手をかけていたのに。
連携が思うようにいかなかったのも大きな敗因と言われている。李定国は、戦犯を評価して自由にしすぎた。
各地のレジスタンスとちゃんと協調できたなら本当に中国の半分に手をかけていたのに。
張献忠だけが皇帝だと叫んで身内を殺し始めるなど、暴走期の孫可望は伝説上の張献忠に似ているとも言える。