【初出】
XVIII巻
息を止めたり
自在法『
清めの炎』を使えば防げるが、フレイムヘイズの場合は契約している“
王”ごと酩酊・錯乱状態に陥れるため、油断して死んでいった
フレイムヘイズも多く、この世にある
自在法の中でも指折りの悪名高さを誇る。
更に厄介なのは、術者である
ピルソインを退けてもこの
自在法は効果を持続させる点である。
ただし、強風の吹き荒れる荒天下では、靄が吹き散らされて効果を十分に発揮できないという難点もある。
また、相手のレベルがあまりにも高すぎると、容易に酩酊させることは出来ない。
【由来・元ネタ】
悪霊や不浄な霊を意味するダイモーン(Daemon)。ギリシア語に由来する。古代ギリシアでは、高度な自己や慈愛深い霊をダイモーン(アガトダイモーン)、誘惑する悪霊をカコダイモーンと呼んでいた。
しかし、『聖書』が編纂された時代には、ダイモーンという存在はデーモンと同一のものとされるようになった。
最終更新:2024年09月16日 00:22