ルテチアについて
かつては、残存あるいは再建されたニューロエイジ以前の文化的遺産を中心とした文産共同体として有名だった
しかし都市喪失以降、メガプレックスとしての存続を優先し文化を軽んじるべきとする『産業派』と、文化との共存を重視し都市の発展に抵抗する『文化派』に分断されてしまった。
しかし都市喪失以降、メガプレックスとしての存続を優先し文化を軽んじるべきとする『産業派』と、文化との共存を重視し都市の発展に抵抗する『文化派』に分断されてしまった。
産業派
文化と共存する姿勢を諦め、文化遺産を覆うように都市の高層を発展させてきた。
その尽力の結果、この地域でルテチアが都市喪失を免れたことは確かである。しかし、産業派の先鋒に位置するのは、ステラ・コンパニオン傘下、ステラ・メディア社である。
その尽力の結果、この地域でルテチアが都市喪失を免れたことは確かである。しかし、産業派の先鋒に位置するのは、ステラ・コンパニオン傘下、ステラ・メディア社である。
文化派
あくまでルテチアは文化と共存すべきであり、文化を無視した経済的発展は不要と断じている。
当初は文化と経済を融合させ、そうした成長をもって都市喪失に抗おうとする一派であった。しかし、産業派の勢いに負け、かつ都市喪失を免れた現在となっては、都市の発展を拒み、経済活動を妨害する集団となってしまった。
当初は文化と経済を融合させ、そうした成長をもって都市喪失に抗おうとする一派であった。しかし、産業派の勢いに負け、かつ都市喪失を免れた現在となっては、都市の発展を拒み、経済活動を妨害する集団となってしまった。
フロア紹介
ルテチアは区画ごとに『フロア』に分かれている。各フロアごとに行政や経済が独立しており、その全体をステラ・メディア社が統括している。
フロアによって、産業派と文化派のどちらが主体であるかは異なるため、フロア名の後に主体となる派閥を記載する。
フロアによって、産業派と文化派のどちらが主体であるかは異なるため、フロア名の後に主体となる派閥を記載する。
フロア-スペイン 文化派
ルテチアは、かつてのフランスとスペインを中心に、旧ヨーロッパ文化の集合体といえる都市である。前文明から残るサグラダファミリアは今もなお拡張を続けており、文化と発展を共存させようとする文化派の象徴である。
フロア-イギリス 文化派
かつてのイギリスから実物の石群そのものを持ち込んだとされるストーンヘンジを中心とするフロア。
その成り立ち上、都市としての発展が難しく、半ば記念公園のようなフロアとなっており、産業派から常にやり玉に挙げられている。
その成り立ち上、都市としての発展が難しく、半ば記念公園のようなフロアとなっており、産業派から常にやり玉に挙げられている。
フロア-ドイツ 文化派
文化派が産業派を食い止める橋頭堡たるフロア。産業派を妨害すべく再建された第二次ベルリンの壁は、フロア-ドイツ最大の名所となった。
フロア-フランス 産業派
産業派の中心地。サグラダファミリア同様前文明から残る遺産、ヴェルサイユ宮殿は電脳化され、ステラ・メディア社の本社となっている。ちなみに広大な宮殿と敷地はアインのAIらによって維持・整備されている。
フロア-オランダ 産業派
都市喪失によって北米地域の電力が集約されたと判明した直後に美門白冬によって真っ先に産業改革が為された地域。
オランダ伝統の風車塔は、ルテチア全域の動力を賄う大風車列塔として再建、昇華されている。
オランダ伝統の風車塔は、ルテチア全域の動力を賄う大風車列塔として再建、昇華されている。
フロア-イタリア 産業派
産業派が支配するフロアの中で最も文化的で享楽的なフロア。
再建され電脳化されたコロッセオは、シミュレーション剣闘やその他娯楽全般の中心となっている。
ステラ・メディア社の、大衆向けとしては最大の活動地域でもある。
再建され電脳化されたコロッセオは、シミュレーション剣闘やその他娯楽全般の中心となっている。
ステラ・メディア社の、大衆向けとしては最大の活動地域でもある。
フロア-スイス 産業派
再建されたベルン大聖堂を中心とした文化市街が構築されているフロア。市街全体が金融街となっており、ルテチア全域、ひいてはニューロエイジの経済に大きく貢献している。