第八次十字軍
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【開戦】
1705年5月 星霊教会教皇ククラマートル8世の号令により第八次十字軍遠征が開始される。
エメタリス及び魔女を異端として根絶を図る戦争であり、ミレオム・スウィフトガルド王国の
連合軍と、ヴェゲナ・ルフレート・ベルゲ連邦の二国との間に、過去七回に渡って行われてきた
激しい戦いがここに再開された。
エメタリス及び魔女を異端として根絶を図る戦争であり、ミレオム・スウィフトガルド王国の
連合軍と、ヴェゲナ・ルフレート・ベルゲ連邦の二国との間に、過去七回に渡って行われてきた
激しい戦いがここに再開された。
【終戦】
1707年5月 およそ2年に渡り両軍一進一退の戦いが続いたある日、最前線のヴェゲナ・ルフレート領
国境付近(通称「ファイアポイント」)に正体不明の巨大な怪生物が出現し、戦場を種族関係なく蹂躙した
(ネイピア事件→「盲目の鷹」)。ミレオムの捧神七司祭、ヴェゲナ・ルフレートの狂王の子息達を始め
全種族が共闘する形でようやく怪生物は討伐されたが、被害は甚大で数え切れない程の死者を出した。
国境付近(通称「ファイアポイント」)に正体不明の巨大な怪生物が出現し、戦場を種族関係なく蹂躙した
(ネイピア事件→「盲目の鷹」)。ミレオムの捧神七司祭、ヴェゲナ・ルフレートの狂王の子息達を始め
全種族が共闘する形でようやく怪生物は討伐されたが、被害は甚大で数え切れない程の死者を出した。
1707年5月 一番被害の少なかったベルゲ連邦から一時休戦が提案される。怪生物の出現から
各国は混乱状態が続いており兵士達も疲弊しきっていた。どの種族も自国の沈静化に尽力せざるを
得ない状況だった為、皆がこれを受託する形となる。ベルゲからの提案はあくまで「休戦」であったが、
十字軍の母体たるミレオム聖教と星霊教会がその信仰の形を巡って牽制し合う状態が長く続いた為、
事実上これをもって第八次十字軍遠征は終結した。
各国は混乱状態が続いており兵士達も疲弊しきっていた。どの種族も自国の沈静化に尽力せざるを
得ない状況だった為、皆がこれを受託する形となる。ベルゲからの提案はあくまで「休戦」であったが、
十字軍の母体たるミレオム聖教と星霊教会がその信仰の形を巡って牽制し合う状態が長く続いた為、
事実上これをもって第八次十字軍遠征は終結した。
【各国のその後】
スウィフトガルド王国:
今回の十字軍遠征、特にネイピア事件において人的被害が一番多かったのがスウィフトガルド王国である。
十字軍遠征の是非を巡って指導層は紛糾し、メテオリスに対する不信感から星霊教会独自の教義が
強調されミレオム聖教との差別化が図られていった。兵士の遺族の悲しみは大きかったが、復興に前向きで
あった為に政局上の混乱はあるものの比較的速いスピードで復興の途を辿る。
十字軍遠征の是非を巡って指導層は紛糾し、メテオリスに対する不信感から星霊教会独自の教義が
強調されミレオム聖教との差別化が図られていった。兵士の遺族の悲しみは大きかったが、復興に前向きで
あった為に政局上の混乱はあるものの比較的速いスピードで復興の途を辿る。
ヴェゲナ・ルフレート:
怪生物の蹂躙で国境沿いの辺境伯領が丸ごと消滅したことで、中央議会では子息達の争いを始めとする内紛ばかりに
目を向けて多種族を軽視していた体制に問題があるという結論に達した。
同時に怪生物討伐に動かなかった"狂王"ゾディアック=ヴェゲナ・ルフレートの無責任さを非難する声もあり、
対外的な外交体制が整い次第早急に狂王の後継者を育成する必要があるという意見も出ている。
貴族の利権の為ではなく、国策として狂王後継者争いを後押しする姿勢が表面化していく。
目を向けて多種族を軽視していた体制に問題があるという結論に達した。
同時に怪生物討伐に動かなかった"狂王"ゾディアック=ヴェゲナ・ルフレートの無責任さを非難する声もあり、
対外的な外交体制が整い次第早急に狂王の後継者を育成する必要があるという意見も出ている。
貴族の利権の為ではなく、国策として狂王後継者争いを後押しする姿勢が表面化していく。
ベルゲ連邦:
軍では混乱に乗じて十字軍を打倒すべきであったとの声が大多数であったが、世論はこれ以上の戦乱を望まないというものが
圧倒的で、これを受けた議会が和平交渉を展開。軍にはそれをよしと思わないものがまだまだ多いのが現状である。
サン・ヴェナンダン魔法学院の学生たちには「休戦」状態なので待機命令が出されており戦前と変わらず修練に励んでいるが、
事実上の終戦である事を察している学生も多く、以前ほどの緊張感は無い。
圧倒的で、これを受けた議会が和平交渉を展開。軍にはそれをよしと思わないものがまだまだ多いのが現状である。
サン・ヴェナンダン魔法学院の学生たちには「休戦」状態なので待機命令が出されており戦前と変わらず修練に励んでいるが、
事実上の終戦である事を察している学生も多く、以前ほどの緊張感は無い。
ミレオム:
最前線より運良く帰還した兵士の口から「怪生物の正体は下級僧のサルドル=ネイピアである」との噂が広まり、
七司祭が緘口令を引いた時には既に国外まで噂が流れてしまっていた。
噂の真相は究明されておらず、世迷言であるとの認識で強引に国内は収束させたが、メトによる精神操作がなくなってから
徐々に時間が経過したこともあって、絶対であったメテオリス達の精神が揺らぎ始め、懐疑的になったり信仰心が薄らぐメテオリスが
増え始めている。物質的な損害は比較的少なかったミレオムであるが、精神的にはかなりのダメージを負っていると言ってよい。
スウィフトガルド王国との連携もこれまでのような強気の姿勢に出る事が出来ず、その溝は徐々に深まっている。
七司祭が緘口令を引いた時には既に国外まで噂が流れてしまっていた。
噂の真相は究明されておらず、世迷言であるとの認識で強引に国内は収束させたが、メトによる精神操作がなくなってから
徐々に時間が経過したこともあって、絶対であったメテオリス達の精神が揺らぎ始め、懐疑的になったり信仰心が薄らぐメテオリスが
増え始めている。物質的な損害は比較的少なかったミレオムであるが、精神的にはかなりのダメージを負っていると言ってよい。
スウィフトガルド王国との連携もこれまでのような強気の姿勢に出る事が出来ず、その溝は徐々に深まっている。
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