龍華
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社名 | 龍華商業自治公社 |
モットー | 我らの志は我らの為に |
社主 | 龍華 伯旦 |
筆頭補佐官 | 虎愕 |
概要
龍華商業自治公社、通称"龍華"は、一企業体とその資産である社有地から成り立つ企業。
ミレオムを除いたスウィフトガルド王国、ベルゲ連邦、ヴェゲナ・ルフレートの3カ国いずれとも隣接しており、面積は小規模な国に匹敵する。
社有地は城壁に囲まれており、その中にありとあらゆる商店が隙間無く軒を連ねる。
その中心は低い城壁で仕切られ、低層の城を象った「本社」が建っている。
歴史的にはベルゲ公国や旧セルタヤ等と同じ東方都市国家の一つ「真」を母体とする。
渚の地平における漢字文化圏の中心で、衣食住など他に見られない独自の習俗が特徴的。
同系統の民族が現ベルゲ連邦のミュサス境界伯領、セヴロン、スウィフトガルド南東部等に散在する。
ミレオムを除いたスウィフトガルド王国、ベルゲ連邦、ヴェゲナ・ルフレートの3カ国いずれとも隣接しており、面積は小規模な国に匹敵する。
社有地は城壁に囲まれており、その中にありとあらゆる商店が隙間無く軒を連ねる。
その中心は低い城壁で仕切られ、低層の城を象った「本社」が建っている。
歴史的にはベルゲ公国や旧セルタヤ等と同じ東方都市国家の一つ「真」を母体とする。
渚の地平における漢字文化圏の中心で、衣食住など他に見られない独自の習俗が特徴的。
同系統の民族が現ベルゲ連邦のミュサス境界伯領、セヴロン、スウィフトガルド南東部等に散在する。
歴史と沿革
古くからエメタリスと交易があり、1400年代の東方貿易時代にはベルゲ・セルタヤと並んで大いに栄えた。
第六次十字軍遠征でスウィフトガルド王国に占領されるが、国営化を免れた企業が大同団結し、巨大な秘密結社「龍華会」となって地下に潜伏。
水面下で貿易活動が維持され、やがて真国行政府を上回る勢力を持つ。
1600年、事実上の政府組織として真国の隅々に浸透していた龍華会はついに国王に禅譲を迫る。
第六次十字軍遠征でスウィフトガルド王国に占領されるが、国営化を免れた企業が大同団結し、巨大な秘密結社「龍華会」となって地下に潜伏。
水面下で貿易活動が維持され、やがて真国行政府を上回る勢力を持つ。
1600年、事実上の政府組織として真国の隅々に浸透していた龍華会はついに国王に禅譲を迫る。
新国王となった龍華会大老は「セルタヤ決壊」に乗じてスウィフトガルドより独立、同時に国家であることを放棄し、
旧真国全領域を企業体として宣言する。「龍華商業自治公社」の誕生である。
前例のないことだけに当初各国からの扱いは「永世中立国」としてのものであり、その理念はなかなか浸透しなかった。
また、当時は社内に秘密結社時代の悪習が残っており、ライバルを蹴落とすため即物的で強硬な手段に訴えることが少なからずあった。
1643年から5年にわたる「大解放」で多くの商社が没落するのを尻目に公社は大発展を遂げ、セルタヤの壊滅によって財界トップの座に躍り出る。
旧真国全領域を企業体として宣言する。「龍華商業自治公社」の誕生である。
前例のないことだけに当初各国からの扱いは「永世中立国」としてのものであり、その理念はなかなか浸透しなかった。
また、当時は社内に秘密結社時代の悪習が残っており、ライバルを蹴落とすため即物的で強硬な手段に訴えることが少なからずあった。
1643年から5年にわたる「大解放」で多くの商社が没落するのを尻目に公社は大発展を遂げ、セルタヤの壊滅によって財界トップの座に躍り出る。
1660年、この成果に慢心した当時の経営陣は残るベルゲ公国にとどめを刺すべく開発したばかりの経済戦略魔法「嫁金蚕(かきんさん)」を同国に対し使用したが、
こと魔法に関してはベルゲが数段上手であり、カウンターマジックにより嫁金蚕を返された公社は財政破綻の危機に直面する。
当時の社主は絶望的な状況に耐え切れず、責任逃れのため会計監査役の宝伯を筆頭補佐に任命、全権を押し付けていずこともなく逃走した。
天文学的な負債と堕ちた信用を抱えた宝伯だが、現状打破のために上層部を一新。公社の現体制を確立し、5年という短期間で財政建て直しに成功する。
この大業績を以って宝伯は社主に昇進、ベルゲとの関係も正常化した。以後、現筆頭補佐虎愕を加えた公社は磐石の体制で現在に至る。
こと魔法に関してはベルゲが数段上手であり、カウンターマジックにより嫁金蚕を返された公社は財政破綻の危機に直面する。
当時の社主は絶望的な状況に耐え切れず、責任逃れのため会計監査役の宝伯を筆頭補佐に任命、全権を押し付けていずこともなく逃走した。
天文学的な負債と堕ちた信用を抱えた宝伯だが、現状打破のために上層部を一新。公社の現体制を確立し、5年という短期間で財政建て直しに成功する。
この大業績を以って宝伯は社主に昇進、ベルゲとの関係も正常化した。以後、現筆頭補佐虎愕を加えた公社は磐石の体制で現在に至る。
政治
その内部は「完全非武装」であり、一切の、どのような軽度の武装要員でさえ存在せず、警備は社主以外の「社員」全員が持ち回りで担当する。
非武装ではあるが、内部にはパズルのような非常に複雑で強固な難攻不落の保管機構が備えられており、犯罪に対しても鉄壁の防御を誇る。
また外部の勢力に対してはこれを補う世界最大の経済力と、公正明大な取引に基く「信頼」によって攻撃を受ける事も無く、且つ確固たる地位を確立している。
なお、3~4ヶ月に一度、各国へ大規模な商隊を組んで商売に出かけることもあり、
この商隊は俗に「小龍華」「移動龍華」と呼ばれている。
商隊への参加資格は少数の業務成績上位店、及び多数の抽選で行われており、店持ちの社員たちの目標ともなっている。
なお公平を期すため、業務成績上位店、抽選当選店問わず3回以上の連続参加は基本的には認められていない。
非武装ではあるが、内部にはパズルのような非常に複雑で強固な難攻不落の保管機構が備えられており、犯罪に対しても鉄壁の防御を誇る。
また外部の勢力に対してはこれを補う世界最大の経済力と、公正明大な取引に基く「信頼」によって攻撃を受ける事も無く、且つ確固たる地位を確立している。
なお、3~4ヶ月に一度、各国へ大規模な商隊を組んで商売に出かけることもあり、
この商隊は俗に「小龍華」「移動龍華」と呼ばれている。
商隊への参加資格は少数の業務成績上位店、及び多数の抽選で行われており、店持ちの社員たちの目標ともなっている。
なお公平を期すため、業務成績上位店、抽選当選店問わず3回以上の連続参加は基本的には認められていない。
社員
社員及び社員補佐役(アルバイト)の募集が国籍や種族を問わず行われており、
この為メテオリスを除いた全ての勢力の国民が共に働くという、龍華ならではの光景を見る事ができる。
人口比は龍華出身者:他国出身者で7:3程。他国出身者の中には店主や管理職に就いている者もいる。
この為メテオリスを除いた全ての勢力の国民が共に働くという、龍華ならではの光景を見る事ができる。
人口比は龍華出身者:他国出身者で7:3程。他国出身者の中には店主や管理職に就いている者もいる。
業務規定
「ヒイキ」という特別待遇制度があり、「業務規定」によって定められた「おとくいさま」のみにこれが適用される。
これ以外の客(どんなに親しい間柄や血縁、または地位、人格や品格が高いものであっても)にヒイキを適用した場合は適用者は解雇され、給料も支給されない。
客側にもこの厳格な制度は認知されており、無理にヒイキを要求する者は多くは無いようだ。
なお「ツケ」については黙認されているが踏み倒した場合、またはそれを見逃した場合はそれ相応の処罰がなされる。
これ以外の客(どんなに親しい間柄や血縁、または地位、人格や品格が高いものであっても)にヒイキを適用した場合は適用者は解雇され、給料も支給されない。
客側にもこの厳格な制度は認知されており、無理にヒイキを要求する者は多くは無いようだ。
なお「ツケ」については黙認されているが踏み倒した場合、またはそれを見逃した場合はそれ相応の処罰がなされる。
この世界における位置づけ
その徹底した経営方針に敬意を表してか、龍華に来てまで争う事に利益が無いと判断されているのか、
龍華を訪れた敵対勢力同士が大規模な争いになる事は絶対に無い。
ただし、言い争いや喧嘩などの小規模な小競り合いは各国の情勢の関係上仕方ないことであり、日常少なからず起こってしまっている。
なお、龍華本社より立ち入り禁止や営業禁止の勧告を受けたり、
犯罪により指名手配されるということはこの世界全てから社会的に抹殺、全ての信用を絶縁されることを意味する。
こういった立場になったものはどこの国のどのような施設、団体においても保護も隠匿もされず、
社会復帰、所属復帰も出来ないため非常に悲惨な最期を迎えるという。
龍華を訪れた敵対勢力同士が大規模な争いになる事は絶対に無い。
ただし、言い争いや喧嘩などの小規模な小競り合いは各国の情勢の関係上仕方ないことであり、日常少なからず起こってしまっている。
なお、龍華本社より立ち入り禁止や営業禁止の勧告を受けたり、
犯罪により指名手配されるということはこの世界全てから社会的に抹殺、全ての信用を絶縁されることを意味する。
こういった立場になったものはどこの国のどのような施設、団体においても保護も隠匿もされず、
社会復帰、所属復帰も出来ないため非常に悲惨な最期を迎えるという。
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