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デッドガール - (2012/05/10 (木) 15:56:56) の編集履歴(バックアップ)


Dead Girl/ムーンビーム Moonbeam (フルネームは不明)

能力:すでに死んでいるので不死。超回復力。霊と話すことができる。霊体で行動できる。
初出:X-Force #125 (2002)
種族:ミュータント、アメリカ人、女性
所属:X-Force 第二期→X-Statix

概要

デッドガールは第二期X-Force(後のX-Statix)に途中から加わった女性ミュータント。
「すでに死んでいる」という特異な能力を持つキャラクターである。

オリジンと経歴

デッドガールは女優になるためにニューヨークに移り住んだミュータントだった。一夜の情事の末に殺害されたが、ミュータントパワーのおかげで蘇り、逆に殺人犯を殺してしまう。その後、カルフォルニアに移り住みフリーの冒険家となると、すぐに公募をしていたミュータントチームX-Forceの一員となった。X-Forceは政府の敵と戦い、その様子をテレビで生中継するというチームである。
任務の中でユーゴーガールが殉職すると、その最後の願いを聞き入れ、リーダーのミスターセンシティブはチーム名をX-Statixと改名した。
やがてデッドガールはアフリカ、マレーシア、インドと転戦する中で、自らが勇猛な戦士であることを証明した。そんな中、彼女に死者からの警告がテレパシーで届いた。ブラッド・ガットマンという葬儀屋の男が、作業にかこつけて死体を穢しているという。デッドガールはガットマンが実の娘ブリトニーの死体にいたずらをしようとするのを阻止するため殺すが、これまで彼が辱めた死者の霊たちが仕返しをしている間は生かし続けた。
もう一人の生き返り能力を持つ女性ミュータントで芸能人のヘンリエッタ・ハンターがX-Statixに加わると、新人として嫌われる彼女をかばった。ところが狂った男ミスター・コードがハンターを殺してしまったため、デッドガールはその復讐の手助けをした。
そしてX-Statixはあるミッションを最後に解散することを決意した。その中でデッドガールは原因不明の病気で死亡。他のメンバーも正体不明の敵に殺されてしまった。

2006年からは、デッドガールを主人公としたミニシリーズX-Statix Presents: Dead Girlが始まった。
死後の世界ではピットフルワンという謎の存在が、死亡したヴィランや元ヒーローの霊を集め(アナーキストミステリオクレイブン・ハンターミス・アメリカ)、ニューヨークを破壊するため動き始めた。デッドガールの霊と魔術師のドクターストレンジは協力し、すでに死亡したヒーロー、ファントムライダー、二代目アントマンミスターセンシティブたちの霊を仲間として集め、戦った。

能力

既に肉体が死んでいるデッドガールは、自在に体の一部を切り離すことができ、もう一度再生することができる。
どんなに激しい攻撃を受けようが、傷つけられたり破壊されたり、例え骨だけになったとしても回復する。もし一般人なら致命的な毒を受けても生き残ることができる。
また、霊体になって歩くことができる。
死者の霊とテレパシーで会話することができ、死んだばかりのゾンビや幽霊を復活させることもできる。そして死者の像を他の精神から呼出すことができる。
普通よりは力が強く、敏捷である。