クライシス/Crisis

(用語、DC)

概要

DCの大きな設定変更を伴うイベントのこと。
通常、相当数の作品を巻き込む大クロスオーバーになる。
宇宙のあり方の変更から、キャラクターの設定まで、大きく変わることになる。

過去のクライシス

1985年 クライシス・オン・インフィニット・アーシズ: DCの創業50周年に合わせた最初の「クライシス」。本イベント以前にできた多元宇宙を解消し、「地球」を一つにした。単に「クライシス」というと本イベントを指す。このイベント以前を「プレ・クライシス」、後を「ポスト・クライシス」と大きく分けることができる。


2005年 インフィニット・クライシス: クライシス・オン・インフィニット・アーシズ後20周年を記念した、直系のイベント。多元宇宙を再び導入。
→2006年ワン・イヤー・レイター: 事件のあとの1年を飛ばして、DCユニバースを描く。
→2006年 52: ワン・イヤー・レイターで飛ばされた1年間を描く。最終的に52の独自の歴史を持った複数の「地球」が残る。リランチを行い、52タイトルが出版される。


2011年 フラッシュポイント:ヴァーティゴワイルドストーム、DCユニバースを統合
→2011年 New52: 新たなリランチ。52のタイトルを出版。

2015年 コンバージェンス
→2015年 DC You


解説

出版社としては、過去の設定などコアなファンにしか分からないものになるのを避けるための手段であり、一時的な売り上げ拡大策であるので、続けたいところであろうが...。


最終更新:2021年02月22日 10:27