ドクター・ヴードゥー(Doctor Voodoo) /ジェリコ・ドラム(Jericho Drumm)

(キャラクター名、マーベル)

初出:Strange Tales #169 1973年9月)
属性:ヴードゥー教の司祭の人間、男性

概要

初出は、ブラザー・ヴードゥーの名前で出ていた。
強力なフンガン(ヴードゥー教の司祭)。黒魔術師のように見られる。
元ヴィランだが、最近はヒーロー寄りになっている。

黒人。髪の毛の真ん中が白く、額に丸にVの刻印がある。

経歴

ハイチ出身の黒人。
アメリカに勉強に来ていたがハイチに戻るが、先にフンガンとなっていた双子の兄弟、ダニエル・ドラムに悪のライバルが呪いをかけたため、ダニエル・ドラムが死亡、後を継いでフンガンとなり、側にダニエル・ドラムの幽霊が付き添うようになった。

当初は「ブラザー・ヴードゥー」を名乗っていた。
基本的にはヴードゥーの魔術(ゾンビとか、呪いの人形とか、ロアと呼ばれる精霊とか)を使うヴィランだったが、ドクター・ストレンジの後継のソーサラー・スープリームの候補の一人に挙がり立ち位置がヒーロー寄りになる(この頃から、ドクター・ヴードゥーという呼び方になる)。

ニュー・アベンジャーズのミッションでジェリコが死亡したと思われたとき、ダニエル・ドラムの幽霊が復讐として
ヴィクトリア・ハンドを殺してしまった。

ドクター・ストレンジストレンジ・アカデミーを開講したとき、教師の一人になり、副校長の役目を果たした。

能力

いわゆる「ヴードゥー魔術」。
ゾンビをつくり、使役できる。
呪いの人形(ヴードゥー・ドール)をつくって呪いをかける。
「ロア」という多様な精霊の力を呼び出し、使うことができる。

トリビア

マーベルのネタマンガを描いていた、脱力系コミック作家のフレッド・ヘンベックが、なぜか彼のファン?で、オモチャにしていた。
マーベル版のセックス&シティ「マーベル・ディーヴァズ」ではモニカ・ランボーに恋しており、ヴードゥー・ドールを作ったりして振り向いてもらおうと努力していた。


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最終更新:2023年06月14日 12:03