レッド・ローニン(Red Ronin) / 機体名:SJ3RX

(キャラクター、マーベル)

初出:Godzilla #6 (1978年1月)
属性:巨大ロボ

概要

G汎用人型決戦兵器(ウソです)。ゴジラと戦うため作られた巨大ロボット。
ぶっちゃけていうと、日本製アニメ「勇者ライディーン」の主人公機「ライディーン」を下地にしている。

スターク・インターナショナル社の女性エンジニア、タマラ・ハシオカが、ゴジラに人生をかけてきた古生物学者ユリコ・タキグチ博士(男性)の協力の下に作り上げた、対ゴジラ用巨大ロボット。本来S.H.I.E.L.D.の下で運用されるはずが、誤ってタキグチ博士の孫で12歳のロブが操縦士になってしまう。ロブはSJ3RXを「レッドローニン」と名付け操縦し、ゴジラを追い払うことに成功する。

その後何回かヴィランにより強奪され破壊に使われるが、ヒーローたちの活躍で奪回される。

テクノロジーは残っているようで、ロナーズでは、「ナミエ」ことUJ1-DXという等身大のサイボーグとして、レッドローニン・プロジェクトの最新型が出てくる。
「アースX」では、トニー・スタークがレッドローニンの技術を利用した巨大アーマー、アイアンメイナーをつくっている。

製作背景

マーベルは、マテルの「ショーグン・ウォリアーズ」という玩具シリーズのバックストーリーを出版した。
これはジャンボマシンダーと超合金の日本のアニメロボットの玩具のこと。マーベルは、コミックスで「ライディーン」、「コン・バトラーV」、「ダンガードA」の活躍を描いた。

なお、「ショーグン・ウォリアーズ」を、東映との契約でつくったコミックスという記述があるが、「ライディーン」は東北新社のキャラクターで東映から権利をもらうことはできない(「スーパーロボット大戦」以後の世界からみると盲点)。

一方、マーベルはゴジラのコミックスを描く権利を獲得(ショーグン・ウォリアーズの中に、1960年代のゴジラの玩具があるという説がある)。
ゴジラ対巨大ロボというプロットを計画したが、版権に関わる問題があったと思われ、「オリジナル」のロボットを出したようである。


最終更新:2021年02月21日 08:40