エゼキエル・シムズ(Ezekiel Sims)

(キャラクター、マーベル

初登場:Amazing Spider-Man Vol.2 #30 (2001年4月)

概要

密林の遺跡でクモのトーテムの力を得た人物。スパイダーセンスのような予知能力を持ち、スパイダーマンにように壁に張り付くなどの能力がある。
実業家として成功し巨万の富を得ると、それを利用しインヘリターズ(クモのトーテムを捕食する者たち)からクモのトーテムたちを守ろうと行動していた。
その1つとしてシルク(シンディ・ムーン)を守るため強固なシェルターに隔離(事実上の監禁)していた。
インヘリターズモーランピーター・パーカーを狙っていることを察知すると、ピーターにも隔離を提案するがピーターはこれを断ったためモーランに襲われ、苦難の道を歩むこととなる。

これまで「放射線を帯びたクモに噛まれたことで能力を身に着けた」とされていたスパイダーマンに「クモのトーテム」という新たな視点を与えたことでも重要な存在。彼によると、ピーターを噛んで能力を与えたクモは「より大きな存在とつながっていて君を狙ってきたのかもしれないし、背後に何もなく偶然だったのかもしれないが、科学よりも古い力が働いたのは間違いない」とのこと。

シャスラとの戦い

クモバチ(ベッコウバチとも呼ばれ、クモを捕食するハチ)の化身シャスラスパイダーマンを襲ったときには、命からがら逃げのびた彼を西アフリカへと連れて行き、クモの遺跡の力を使ってスパイダーマンの勝利を手助けした。

能力

概ねスパイダーマンと同等の能力を持つが、クモの糸はピーター・パーカーの発明品なので使用していない
  • 超人的な身体能力、耐久力など
  • 壁に張り付く能力
  • スパイダー・センス:第六感、危険を察知できる

個人の能力

  • 鍛えられた戦闘術
  • ビジネスで成功した富豪。また社会的影響力を持つ。
  • オカルトの知識。スパイダーマンの能力の源などに詳しい。

実写映画

実写映画『マダム・ウェブ』(2024年公開)では主人公マダム・ウェブの命を狙う敵として登場した。



最終更新:2024年04月27日 02:03