Daredevil Vol.5
概要
デアデビルの第5期。
サンフランシスコで活動していたデアデビルはニューヨークに戻った。
これまでその正体がマット・マードックであることは周知となっていたが、何が起きたのか今ではそれを知るものは誰もいなくなっている。
今のマットは弁護士ではなく、ニューヨーク地区検事長事務所に再就職し、検察官となっている。
またデアデビルのコスチュームも赤ではなく黒になっている。これらの状況に隠された真実は、ストーリーが進むとともに明らかになっていく。
登場人物
デアデビル(マット・マードック):昼は弁護士、夜はデアデビルとして活動するヴィランテ。今は弁護士ではなく検察官として再就職している。
ブラインドスポット:中国系不法移民の新たなヴィジランテ。自己開発した透明化スーツを着ている。デアデビルに弟子入り。
フォギー・ネルソン:マットの親友。二人で弁護士事務所を経営していたが、今は別離。険悪な関係になっている。デアデビルの正体を知る数少ない人物の一人。
内容
# 1〜5 カルト教団の教祖テンフィンガーズとの戦い。ブラインドスポットにビジランテの戦い方や心構えを指導する。
# 6〜7
エレクトラがデアデビルを襲撃!実は自分に子供がいたと告白する。
# 8〜9 カジノに潜入したマット。テレパス相手にポーカーで勝負を挑む。
# 10〜14 "Dark Art" マンハッタンで100人以上の血液を使って描いた壁画が発見される。犯人は
ミューズと名乗る殺人鬼だった。事件は
インヒューマンズを巻き込み発展していく。
# 15〜16 "The Seventh Day" ブラインドスポットの目を治療するため、ブルズアイが持つ血清を狙うデアデビル。
# 17〜20 "Purple" デアデビルはその正体を知る人々の記憶をどうやって消したのか?本シーズンの真実に迫るストーリー。
# 21〜25 "Spreme" ある事件をきっかけに、スーパーヒーローやヴィジランテが匿名のまま裁判の証言台に立てるような仕組みを作ろうとするマット。ついに最高裁判所の法廷に立つ。
# 26〜28 "Land of the Blind" ブラインドスポットを救出するため中国へ。
ザ・ハンドの神ビーストと出会う。
結末と影響
デアデビルの正体の記憶が人々から消えたのは、
パープルマンの息子たち”パープル・チルドレン”のおかげだった。パープルマンの手から救出されたパープル・チルドレンが、今度はデアデビルを救うためにやったことだった。
ブラインドスポットはミューズによって目を潰されてしまう。後にザ・ハンドの神ビーストとブラインドスポットの母との契約により視力を取り戻すが、ビーストに囚われたデアデビルを救出するため契約を破棄。ビーストは逃亡し、ブラインドスポットはアメリカ移民の手続きを正式に踏むこととなる。
ミューズはデアデビルとの戦いに敗れインヒューマンズに引き取られた。
最高裁での裁判にマットが勝利したことにより、ヒーローやヴィジランテが匿名且つ覆面をしたまま証言台に立つことが違法ではないという判決がなされた。
フォギーとマットは最高裁への挑戦の中で和解。
そうこうしている間に、ウィルソン・フィスク(
キングピン)がニューヨークの市長となってしまった。
タイトルはリナンバーされ、ストーリーは"
Daredevil”#595へと続く。
最終更新:2025年04月05日 16:50