ジーク・ステイン
概要
トニー・スタークの敵、オバディア・ステインの息子。
父の死のことでトニーに恨みを抱いている。
スターク社の製品を闇市で買い漁り、リバースエンジニアリングすることで自らの肉体を強化するテクノロジーを開発した。
これにより肉体の代謝効率を上げ、通常の人間の基礎代謝に70%のエネルギーを使っているところを9%に抑え、余剰エネルギーを攻撃や防御に使えるように。リパルサーボルト(電撃やビームのようなもの)や強靭な防御力を手に入れたが、皮膚が耐えられないため特殊なコスチュームを開発し皮膚を保持できるようにした。
能力
リパルサーレイ:指先や手のひらから放出する高熱エネルギー
強靭な肉体、防御力
超人的な回復力
など
劇中の行動
ロサンゼルス暴動
超人登録法が施行され、トニーがアメリカ全州にヒーローチームを置く「
フィフティ・ステイト・イニシアティブ計画」を実行した時期に姿を現した。
サンフランシスコ担当の「ジ・オーダー」("
Order Vol.2"参照)に対抗する謎の組織"M.A.N. from S.H.A.D.O.W."に出資し陰から指示を出し、次々と騒動を起こしていた。
このチームはトニー肝煎りの実験チームで、一般人に能力を与えヒーローとするものだったのだが、ジークはこのチームに大失敗をさせることでトニーの無能さを曝け出し自らの優越を示そうとしていた。
そのためジ・オーダーの女性メンバー、マルホランド・ブラックを監禁。マルホランドの能力はロサンゼルスの住人の記憶や歴史といったものから力を吸収し、キネティックエネルギーとして使用するという珍しいものだった。ジークは彼女を操り能力を暴走させ、逆にロサンゼルス住人の集合意識を操り互いに殺し合いをさせようと計画。ロサンゼルスで大暴動が起き、火の海となった。
しかしジ・オーダーの活躍によりマルホランドの精神は沈静化し(しかし彼女は死亡)ロサンゼルス暴動は収まり、ジークは逃亡した。
テロ活動
地下に潜ったジークは闇市で手に入れたスタークの技術を応用した装備をテロリストたちに与え、世界各国で「スタークの技術によるテロ活動」を行い大勢の死者を出す。
また台湾の台北で行われたスターク社のパーティには自ら潜入して爆破。200人の死者を出し、
ペッパー・ポッツも重傷を追った。
さらには世界中にある
スターク・インダストリーズの関連会社を同時爆破テロを敢行。スペインのヴァレシアでは爆破テロでは58人を殺害した。
しかし他の場所ではトニーが仕掛けたEMP攻撃により防がれ、ジーク自身はニューヨークでの爆破テロを狙っていたがこれも失敗。
EMPによりテクノロジーが使えない中、トニーとの素手での殴り合いに敗れ
S.H.I.E.L.D.に捕えられた。
("
Invincible Iron Man Vol. 2",2008)
最終更新:2025年07月13日 21:49