ニューク(Nuke) /フランク・シンプソン(Frank Simpson)

(キャラクター、マーベル

初登場:"Daredevil" vol. 1, #232 (1986年7月)
属性:人為的に強化された人間、部分的にサイボーグ

概要

顔に星条旗を刻んだヴィラン
その正体はウェポン・プラス計画7段階目の被験者、すなわちウェポンVIIである。
星条旗にちなんだ赤・青・白の三種の錠剤を携帯し、赤はアドレナリン増加、青は鎮静、白は安定という効果があったが、後に赤は偽薬であり、実は常にアドレナリン過多であるという設定になった。
アドレナリン過多状態では常に怒りの衝動に駆られ、ターゲットをベトコンだと思って殺害しようとする。

ずっとアメリカ軍によって収容され実験を繰り返されていたが、初登場作品では彼を管理していた士官が私利私欲のためキングピンの傭兵として派遣し、デアデビルを殺させようとした。
ヘルズ・キッチンではデアデビルを殺すために市街地でナパーム弾などを使用し、100人近い一般人の犠牲者をだす。

後に名前を偽ってサンダーボルツに参加。

ニューク・プラトーン

"Weapon X vol.3"(2018年)ではサンマルコ共和国(X-MEN初期から登場する南米の架空の国)の大統領デュアルテ暗殺のミッションを受ける。しかしどうやってかデュアルテ大統領はニュークを監禁すると錠剤を量産。軍にニューク部隊を編成し国内のミュータントを収容・虐殺するミッションを与えた。当地のミュータントから連絡を受けたウォーパスがオールドマン・ローガンら仲間を引き連れ救出に現れると、大乱戦になり、なんやかんやあってニュークはニューク部隊を支配下にしてローガンたちに対抗するが、ウォーパスはニュークの傷口に白の錠剤をすり込むことで鎮静化。元のミッションを思い出させると、ニュークは大統領を殺害して去っていった。


能力

超人的な怪力、身体能力
肉体のほとんどはサイボーグ化され、皮膚や骨格が強化されている。
格闘戦もこなすが重火器を好み、ナパーム弾なども射出できる大型のアサルトライフルを携行している。

マーベル・シネマティック・ユニバース

"ジェシカ・ジョーンズ(実写ドラマ)"ではニュークを原案としたウィル・シンプソンというキャラクターが登場。
赤い錠剤を飲んで強化・精神的不安定になるなどの設定が引き継がれている。




最終更新:2025年04月12日 05:06