ニューク(Nuke) /フランク・シンプソン(Frank Simpson)
概要
顔に星条旗を刻んだ
ヴィラン。
その正体は
ウェポン・プラス計画7段階目の被験者、すなわちウェポンVIIである。
星条旗にちなんだ赤・青・白の三種の錠剤を携帯し、赤はアドレナリン増加、青は鎮静、白は安定という効果があったが、後に赤は偽薬であり、実は常にアドレナリン過多であるという設定になった。
アドレナリン過多状態では常に怒りの衝動に駆られ、ターゲットをベトコンだと思って殺害しようとする。
ずっとアメリカ軍によって収容され実験を繰り返されていたが、初登場作品では彼を管理していた士官が私利私欲のため
キングピンの傭兵として派遣し、
デアデビルを殺させようとした。
ヘルズ・キッチンではデアデビルを殺すために市街地でナパーム弾などを使用し、100人近い一般人の犠牲者をだす。
ニューク・プラトーン
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Weapon X vol.3"(2018年)ではサンマルコ共和国(X-MEN初期から登場する南米の架空の国)の大統領デュアルテ暗殺のミッションを受ける。しかしどうやってかデュアルテ大統領はニュークを監禁すると錠剤を量産。軍にニューク部隊を編成し国内の
ミュータントを収容・虐殺するミッションを与えた。当地のミュータントから連絡を受けた
ウォーパスがオールドマン・ローガンら仲間を引き連れ救出に現れると、大乱戦になり、なんやかんやあってニュークはニューク部隊を支配下にしてローガンたちに対抗するが、ウォーパスはニュークの傷口に白の錠剤をすり込むことで鎮静化。元のミッションを思い出させると、ニュークは大統領を殺害して去っていった。
能力
超人的な怪力、身体能力
肉体のほとんどはサイボーグ化され、皮膚や骨格が強化されている。
格闘戦もこなすが重火器を好み、ナパーム弾なども射出できる大型のアサルトライフルを携行している。
マーベル・シネマティック・ユニバース
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ジェシカ・ジョーンズ(実写ドラマ)"ではニュークを原案としたウィル・シンプソンというキャラクターが登場。
赤い錠剤を飲んで強化・精神的不安定になるなどの設定が引き継がれている。
最終更新:2025年04月12日 05:06