保護猫譲渡時の虚偽申告疑惑
- 新潟県の飼育環境調査票と公式HPに記載されている規約
- Deko氏とタイピー氏の飼育頭数
- 二転三転する保護猫の所在
- 虚偽申告の疑惑に至った原因
→改善案についてはこちら
新潟県の飼育環境調査票と公式HPに記載されている規約
5枚目の画像には
1つでも適合しない項目がある方には、譲渡できませんと記載。
1つでも適合しない項目がある方には、譲渡できませんと記載。
その基準項目及び飼い主になるための条件(6枚目)として
- 譲渡を希望する動物を終生飼養できること ※条件2
- 申込者の同居家族全員が譲渡を希望する動物の飼養に同意していること ※条件5
- 譲渡を希望する動物を含め、飼養頭数が3頭を超えないこと ※条件9
- 新潟県に対し、虚偽の申請及び報告をしないこと ※条件11
との記載がなされています。
Deko氏とタイピー氏の飼育頭数
佐渡地域振興局健康福祉環境部が譲渡した子猫2匹のうち、サバ猫はタイピー氏、黒猫はDeko氏が引き取り予定となっています。
2020/10/20 殺処分寸前だった子猫を保護しようと思う。「黒猫は親の方に行きます」(6:11)
2020/10/20 殺処分寸前だった子猫を保護しようと思う。「黒猫は親の方に行きます」(6:11)
しかし、Deko氏は自身のYouTubeチャンネル概要欄にて、飼育頭数を以下の通りに記載しています。
※Deko氏が飼養している犬猫の画像
https://twitter.com/deko_jazz/status/1247500029465518088?s=21

※Deko氏が飼養している犬猫の画像
https://twitter.com/deko_jazz/status/1247500029465518088?s=21
従って、Deko氏の飼育している動物は既に3頭となっています。
一方、タイピー氏の飼育頭数については、
2020/10/14(水)以前はブリ、りん、でんの3頭です。
同日にタイピー氏が自身のチャンネルで「でんを可愛がってくださった皆様へ。」というタイトルの動画を投稿し、でんが亡くなったことを報告したため、タイピー氏の飼育数は2頭となりました。
そして2020年10月20日(火)、タイピー氏が「殺処分寸前だった子猫を保護しようと思う」と動画を投稿。
子猫2頭を佐渡地域振興局健康福祉環境部から引き取りました。
2020/10/14(水)以前はブリ、りん、でんの3頭です。
同日にタイピー氏が自身のチャンネルで「でんを可愛がってくださった皆様へ。」というタイトルの動画を投稿し、でんが亡くなったことを報告したため、タイピー氏の飼育数は2頭となりました。
そして2020年10月20日(火)、タイピー氏が「殺処分寸前だった子猫を保護しようと思う」と動画を投稿。
子猫2頭を佐渡地域振興局健康福祉環境部から引き取りました。
従って、タイピー氏が一時的に4頭飼育した後に、既に3頭飼育しているDeko氏へ譲渡する予定だったと考えられます。
しかし上記の画像より、
「譲渡を希望する動物を含め、飼養頭数が3頭を超えないこと」の基準にそぐわない状態
であることは明らかです。
「譲渡を希望する動物を含め、飼養頭数が3頭を超えないこと」の基準にそぐわない状態
であることは明らかです。
もちろん、佐渡地域振興局健康福祉環境部及び生活衛生課側との話し合いの末、両者が同意の上での譲渡・飼養であれば、何も問題はありません。
二転三転する保護猫の所在
しかし、Deko氏は自身のチャンネル配信内で以下のように発言しています。
2020/10/20 ライブ配信「デコカフェトーク」
https://www.youtube.com/watch?v=U1JYFhTNuEs (6:16~)
「それでね、2匹も大変だと思うのよね、じゃあ私1匹連れて帰るからーってことで黒ちゃん、黒猫ちゃん」
「主人にはね、ほんとは私が2匹引き取ってタイピーが1匹で、私から里親に出すって言ってるので、たぶん主人は里親に出すって思ってると思うんだけど」(10:12~)
https://www.youtube.com/watch?v=U1JYFhTNuEs (6:16~)
「それでね、2匹も大変だと思うのよね、じゃあ私1匹連れて帰るからーってことで黒ちゃん、黒猫ちゃん」
「主人にはね、ほんとは私が2匹引き取ってタイピーが1匹で、私から里親に出すって言ってるので、たぶん主人は里親に出すって思ってると思うんだけど」(10:12~)
2020/10/22朝 ライブ配信「デコカフェトーク」
※配信者によりロック(非公開) 6.9万回視聴 80分
https://youtu.be/eNafWCNpHNI?t=1689 (41:40)
「最初から黒猫ちゃんは、譲渡する気ないですよ、白猫ちゃんも初めからそう(略)
最後まで飼ってくれる人って書いてありましたから、それで渡す気ない気持ちで受けてきましたし、さっきお電話してちゃんと飼いますからねって報告しましたので、保健所の方もね今後ね電話来たらそのように対応しますって言ってくださったけど、電話する必要はないですよ」
※配信者によりロック(非公開) 6.9万回視聴 80分
https://youtu.be/eNafWCNpHNI?t=1689 (41:40)
「最初から黒猫ちゃんは、譲渡する気ないですよ、白猫ちゃんも初めからそう(略)
最後まで飼ってくれる人って書いてありましたから、それで渡す気ない気持ちで受けてきましたし、さっきお電話してちゃんと飼いますからねって報告しましたので、保健所の方もね今後ね電話来たらそのように対応しますって言ってくださったけど、電話する必要はないですよ」
2020/10/28 ライブ配信「Dekoカフェ こんばんは」
https://www.youtube.com/watch?v=tw8V-4x7PQw&t=2890s (14:21)
「そう!黒猫ちゃんはね~色々ね調べたらちょっと…うちのとこに3頭いるからなんかちょっと難しいみたいね。そういうの私も分からないで…ちゃんとあの、とりあえず息子のところにいると思います。息子のところに行くということで一応ねサインしてます。詳しくはここであまり言うとまたね、沸いちゃうから。
https://www.youtube.com/watch?v=tw8V-4x7PQw&t=2890s (14:21)
「そう!黒猫ちゃんはね~色々ね調べたらちょっと…うちのとこに3頭いるからなんかちょっと難しいみたいね。そういうの私も分からないで…ちゃんとあの、とりあえず息子のところにいると思います。息子のところに行くということで一応ねサインしてます。詳しくはここであまり言うとまたね、沸いちゃうから。
かわいい子が2匹いるから時々うちにね預かるかもしれないけど。行ったり来たりするかもしれないけど。まだちょっとよく分かんないんだよね。
見てて2匹離しちゃうのかわいそうだなと思ったりね。うちのとこに3匹いるからいけないのかなと思ったりね。
難しいね!保護猫ちゃんっていうのはなんか決まりがあるみたいですね。だからちゃんと決まりに則ってやっていきたいと思います。動画に出すならちゃんとしないといけないから…」
以上の発言から下記3点が矛盾していると考えられ、黒猫の所在は未定であると判断できます。
- 動画や配信で散見する「黒猫はDeko氏が引き取る」というニュアンス
- 「うちに3頭いるからちょっと難しいみたい」という発言
- 「息子(=タイピー氏)のところへ行くということでサイン」という発言
しかし、
Deko氏が黒猫を引き取る場合
タイピー氏が2頭とも引き取る場合
のどちらでも、飼養頭数の条件を満たすことはできません。
Deko氏が黒猫を引き取る場合
タイピー氏が2頭とも引き取る場合
のどちらでも、飼養頭数の条件を満たすことはできません。
虚偽申告の疑惑に至った原因
しかし視聴者の一部が、同課に電話で問い合わせをしたところ、以下のような返答があったと報告がありました。(2020/10/22(木) 15:21:18.06)
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1603345611/84
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/streaming/1603345611/84
賛否ありましたが、やはり私も気になりましたので今生活衛生課に再度電話しました。(略)
- 今日タイピーの母親から電話があり、「終生飼育します」とハッキリ言っていた
- 2回目のワクチンを打ったら1匹は母親に渡す
- タイピー母が現在犬猫3匹飼っていることは一切聞かされていない
※2020/10/22の配信におけるDeko氏の発言と一致
従って保健所側はDeko氏が4頭飼育することになることを把握していなかった可能性があります。
更に、配信内における
- 「たぶん主人は里親に出すって思ってると思うんだけど」
という発言から、Deko氏の配偶者による飼養の同意が不明となっています。
その場合「申込者の同居家族全員が譲渡を希望する動物の飼養に同意していること」の基準にそぐわない可能性があります。
その場合「申込者の同居家族全員が譲渡を希望する動物の飼養に同意していること」の基準にそぐわない可能性があります。
- 飼育頭数が新潟県の譲渡基準及び飼い主になるための条件に反する例外となっている事実
- 飼育頭数を超過することに関して「色々調べたら」「私も分からないで」と発言したこと
- 同居家族による飼養の同意が不明であることを示唆する発言
- 譲渡「後」に引き取った子猫の所在が不明かつ未定であること
以上4点から、飼育環境調査票や譲渡時の規約を把握していなかった可能性が高いと言え、意図的ではないにしても保護猫の譲渡を受けた際に虚偽申告をした疑惑が持たれました。
保健所で譲渡を受ける際には、一部例外が認められる場合があります。
繰り返しますが、佐渡地域振興局健康福祉環境部及び生活衛生課側との話し合いの末、両者が同意の上での譲渡・飼養であれば、何も問題はありません。
繰り返しますが、佐渡地域振興局健康福祉環境部及び生活衛生課側との話し合いの末、両者が同意の上での譲渡・飼養であれば、何も問題はありません。
Deko氏は譲渡する予定はなく終生飼育を明言しており、「決まりに則りたい、動画に出すならちゃんとしないといけない」とも発言しています。
であれば尚更、
譲渡した2匹を、誰が、「終生」飼養するのか、
それは生活衛生課側の方も了承しているのか、一度で良いから両氏に説明していただきたいと考えます。
であれば尚更、
譲渡した2匹を、誰が、「終生」飼養するのか、
それは生活衛生課側の方も了承しているのか、一度で良いから両氏に説明していただきたいと考えます。
また所在が不明となっている黒猫が「行ったり来たりするかもしれない」という発言がありましたが、Deko氏の住む長野県からタイピー氏の佐渡島は大きく離れています。
成猫でも負担になりうる長距離移動を、まだ生後1か月前後の子猫に、両氏の都合だけで負担させることは、できるだけ避けていただきたいと考えます。
成猫でも負担になりうる長距離移動を、まだ生後1か月前後の子猫に、両氏の都合だけで負担させることは、できるだけ避けていただきたいと考えます。