マリアン・フュステル

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デスティニー

年齢:25歳 性別:女性
声優:藤巻 恵理子(ドラマCD以降)
ヒューゴ邸でメイドを務めている女性。PS2版ではメイド長。
リオンの世話役を任されており、リオンが唯一、心を開く人物。
性格はおしとやかな感じだが、見た目以上に気丈な一面もある。

+ ネタバレ
ヒューゴにクリスに似ているという理由で雇われた
矢島さらによる小説でのみ、ヒューゴの愛人であったという描写がある)。
リオンはマリアンを誰よりも愛し、己の命も仲間も捨て、護ったが
リオンの想いは自分にではなく自分が似ていたという死んだ彼の母親・クリスの影に対して
向けられた物だと思っており、恋愛感情ではなく同情心から優しく接していた。
リメイク版ではリオンの世話係という一メイドからメイド長に昇格、リオンと相思相愛になっている。
リオンサイドではリオンが誤った選択をしないよう人質になった際に自害を図るまで想いが強い人物にされている。



運命をつぐもの


この小説でのみ「ヒューゴの愛人であった」という描写がある。上巻の87ページに挿絵があるが、この頃は黒髪パッツンのメイド服姿ではなかった。




神の眼を巡る野望

4巻以降の登場人物紹介の欄に主要人物扱いで載っているが、「マリアン・ヒュステル」と誤記がある。
6話で初登場。飛行竜がダリルシェイドに強引に降り立った現場をヒューゴ邸から血相を変えて見ていた。次の出番はリオンが駆け付けた際に彼の名前を呼ぶだけなのだが、本格的な出番は2巻以降である。
11話にて会社の人間とロクに挨拶もしない、朝食も昼食も抜いているリオンを想ってかケーキとお茶を振舞う。彼女と二人きりでティータイムを過ごしている時だけは楽しそうに笑っていたのをスタン、ルーティ、フィリアは庭からバッチリ見ていたため、以後三人はリオンへの認識を改めることになった。特にスタンは「おまえもちゃんと人の子だったんだなぁ!!おにーさんはうれしいよ!!」と満面の笑みでリオンの肩を叩いていた。
16話でヒューゴがリオンに厳しく剣術指導をしている際には「ヒューゴ様ももう少し優しくして下さったらいいのにね」と慰めていた。その晩にメイド達の間でリオンはヒューゴ様のご子息なのかという話題が上がったが、邸内では名前が違うので親子ではないという認識になっており、ヒューゴの息子はエミリオ・ジルクリストという名前であるとメイド達は話を締めくくったが、マリアンはこの際に二人の時は「エミリオ」と呼ぶようリオンから言われていたため、二人の親子関係に気付くことになる。
21話のラストにてヒューゴにリオンのことで直談判をし「リオンを本当の名前で呼んでほしい」と頼み、エミリオに笑顔が戻ることを望んでいた。しかしこの事でヒューゴはマリアンがリオンに慕われていることを知り、言う事を聞かせるための切り札に使えるなと人質に使うことを決めた。
28話でダイクロフトの制御室で目を覚まし、近くにいたヒューゴにエミリオはどうなったのかと問うが「長生きしたければおとなしくしているんだな」と脅され恐怖に怯える。29話でモンスターに襲われているところをルーティに救われ、30話で勇気を振り絞ってヒューゴとの決戦の場に赴く。32話で全滅の危機にヒューゴから真っ向から立ち向かい不意打ち気味にベルセリオスにしがみつたところをフィリアが攻撃。ヒューゴの手から離れたベルセリオスを引きずって神の眼の間にまで持ち運んだ。

+ ネタバレ
32話でソーディアン・ベルセリオスに体を乗っ取られる形でスタン達と敵対。事実上のラストボスである。神の眼の間にベルセリオスを持ち運んだ後、ハロルドの思惑通り動かされた事がわかり憑依される。マリアンにソーディアンマスターの資質がなく、声も聞こえないためスタン達への攻撃はベルセリオスによる斬撃と指ならしから放たれる砲撃の2つのみ。非常に単調なためスタンは早急にマリアンからベルセリオスを引き離すべく動くが、質の悪いことにスタン達が詰め寄るとベルセリオスは恐怖心で怯えたマリアンの人格のフリをして何度も騙し、4人を全滅寸前にまで追い込んだ。唯一動ける余力のあったルーティはなぜかこの場に現れたリオンに驚くものの「マリアンをお願い」と全局面を彼に任せる。
33話にてリオンの登場に驚くもののベルセリオスは事情を知らないリオンを上手く利用しようと巧みにマリアンを演じ、スタンと敵対するように仕向けるが、その際にマリアンの心の声がリオンに届き「言いなりになんかなっちゃダメ!!ちゃんと自分で考えるのよ!!」と説得。この声で真実を知ったリオンはマリアンを刺しベルセリオスを引き離す。刺されたマリアンはルーティの治療で事なきを得た。
34話ではリオンの代わりにスタン達が集まる日に来訪。リオンから託された手紙をスタンに渡す。



くおん摩緒版デスティニー

容姿が黒髪ではない女性として描かれている(髪にベタ塗りがされていない)。
20話にてオベロン社秘密工場にてヒューゴの手で宙吊りにされ、部下に棒で腹部を叩かれて拷問を受けていた。この現場を見ていたリオンはヒューゴへの服従を余儀なくされた。




デスティニー2

ジューダスがとあるイベントで「マリアン」と名前を述べるのみ。

+ ネタバレ
続編のデスティニー2では行方不明。クイズ本で「死亡した」と答えると質問者が激怒、「重傷を負って療養中」と答えると質問者が全力で否定する
(小説版でのみ登場。とある町の宿屋でメイドとして働きながら、自分のせいでリオンが死に、彼が世間から悪人扱いされるようになったとの思いから、強烈な自己嫌悪漬けの日々を送っている)。


レイズ

+ ネタバレ
アニマを逆流させてしまう力を持つ「特異鏡映点」の一人。
このため放置しては危険だと判断したゲフィオンによって密かに保護され、セールンド王宮でメイドとして働いていた。
初登場は1部7章だが、この時は単なるゲフィオンのメイドとしての登場で名前も「メイド」表記。
いわゆるモブキャラとしての登場ながら何故か3Dモデルが製作されており、勘のいいプレイヤーは彼女がマリアンだと気づく仕掛けになっていた。
本格的にストーリーに関わるのは1部8章からで、特異鏡映点の確保に動く救世軍によって攫われ、リオンを救世軍の手駒として動かす為の人質にされていた事が明らかになる。
監禁先で同じく救世軍に捕まったミリーナに出会い、彼女の言葉を信じてリオンとイクス達を待っていた。
やがて冷え込んだ場所に長くいた事による衰弱及び衰弱と過度のストレス状態による心因性の突発性視覚・感覚障害により命の危機に陥るが、魔鏡の通信機能で監禁場所を特定したイクス達と彼らに合流したリオンによって救出される。
しかし救世軍により取り付けられたアンチ・ミラージュブレスのせいで治療が出来ず万事休すと思われたが、イクスやミリーナ、ルーティ達の励ましと、イクスの一か八かの選択、ガロウズによりアンチ・ミラージュブレスを外された事で一命を取り留める。
その後、数日間意識を失っていたが、リオンの不眠不休の看病の甲斐あって無事に目を覚ました。
当初はイベントにのみ登場するキャラクターだったが、後にルーム専用キャラが登場するとその1人として採用された。


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最終更新:2024年10月27日 16:24