特異鏡映点(とくいきょうえいてん)

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登場作品

レイズ

アニマを逆流させる力を持つ鏡映点
故に、存在する事自体が鏡の盾アイギスの修復を阻害してしまう。
本来は生じるはずがないのだが、ゲフィオン曰く「カレイドスコープの構造のバグ」により、具現化先の異世界の因果律(時の流れ)に抵触してしまう事が、特異鏡映点が生まれてしまう原因。
「因果律への抵触」は大別して、「元々その世界に因果律に抵触しうる力を持つものや力があり、それに具現化の際触れてしまう」「キメラ具現化や複数の時間軸からの具現化によって、無理やり因果律を捻じ曲げる」の2種類に分けられる。
それ故に「時間の流れの不可逆性を無効化する負の属性を持つアニマを帯びている」と言われている。
救世軍はこの力を「世界を救いうる特別な力」として、通常の鏡映点よりも優先して確保を行っている。
また、特異鏡映点は何らかの実験で使われる際アンチ・ミラージュブレスをその身につけられる。

当初はティル・ナ・ノーグに与える影響が不明だった為、戦闘能力のある者は特殊な装備がない限りは戦闘に参加せず、特に術主体で戦う者は戦闘を強く自粛していた。1部13章で抑制装備のブレスレットの開発に成功し、ほぼ問題なくティル・ナ・ノーグにいられるようになり、戦闘への参加も可能になった。
ただし、この装備はキラル分子の反転によって力を抑制するが、その際に特異鏡映点の体に健康体では気付かないレベルだが負荷がかかっており、体が弱っている人間は負荷に耐えられない為着けられない。

なお、転生者アスガルド帝国からは未知のアニマを持つ「特異鏡映点亜種」と呼ばれている。
ルカ、イリア、スパーダの3人はこの特異鏡映点亜種であると判明しているが、アンジュ、リカルド、ハスタらについてはこの点言及されていない。
前述の特異鏡映点用ブレスレットはイクスたちの陣営で開発したものであり、帝国に所属しているハスタは当然所持していないこと、またハスタがルカたちのように実験台としての扱いを受けていなかったことを考えると、ハスタは特異鏡映点ではない可能性が高い。
前世を持つイノセンスのキャラたちは「ニーベルングの人間が転生した存在」としてエンコードされて具現化されているため特異鏡映点亜種と呼ばれて帝国に重要視されていた模様。

+ ネタバレ
ラストクレイドル編18章によると元々のイノセンス世界の住人ではないコンウェイとキュキュ以外のイノセンスのキャラたちは全て特異鏡映点亜種。
帝国での通し番号は01はルカ、02はイリア、03はスパーダ。アンジュ、リカルド、エルマーナは帝国の手を逃れている。
ハスタも特異鏡映点亜種の一人であり、アスガルド帝国ニーベルングの分史世界を作るためにハスタをクロノスの力で時歪の因子化させた。


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関連項目

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最終更新:2023年10月23日 23:12