レイヴン(れいヴん)

概要

ヴェスペリアに登場したキャラクター

登場作品

+ 目次

ヴェスペリア

「ああ、ここで死んじまうのか。さよなら、世界中の俺のファン」
年齢:35歳 性別:男性
身長:170㎝ 体重:??kg
声優:竹本英史
職業:風来坊 
軽薄さと胡散臭さが服着て歩いているようなおっさん。
行く先々でユーリたちの前に現れては、その軽口で一行を振り回す。
何をするにも面倒くさがるわ、その場その場で言うことはかわるわ、
答えに窮すると開き直ったりするわととにかく困った人。
それでいて悪びれるでもなく、飄々としたその様はどこか憎めない。
歳を重ねているだけあって、時折、妙に含蓄のあることを口にしたりと、
苦労してきた過去を匂わせることもあるが、本当のところは分からない。
そうかと思うと、弓と小刀でその性格のごとく変幻自在な戦いぶりを発揮したり、
色々な筋とつながりがあったりと、なかなか底が知れない人物。

+ ネタバレ
その正体はギルドユニオンを取りまとめる五大ギルドの1つ「天を射る矢(アルトスク)」の幹部。
飄々とした態度とは裏腹に、ドン・ホワイトホースの「右腕」とも称される切れ者で、ギルド内でも数少ないダングレスト外での活動をドンに認められた一人。
各地をフラフラして見えるが、実際にはドンの命令で騎士団の動きを偵察していた。
圧倒的なカリスマを持つドンに頼り切りなメンバーが多い「天を射る矢」において、そうしたドンの苦悩を理解し支える事ができる稀有な人材でもある。
ユーリとはザーフィアスの地下牢で出会ってから何かと縁があり、ケーブ・モック大森林での再会以来あれこれ理由をつけては一行に同行し力を貸してくれるようになる。
しかし、第2部ではエステルの力の正体と対処を探す旅の途中、ミョルゾで突然エステルと共に姿を消してしまう。

レイヴンの本当の正体は「帝国騎士団隊長首席・シュヴァーン・オルトレイン」その人。
騎士団長にして全ての黒幕でもあるアレクセイの忠実な部下で、騎士団のスパイとして「天を射る矢」に潜入していた。
ユーリ達と同行していたのも、エステルの動向を監視しつつ隙あらば誘拐するようアレクセイに命じられたため。
そしてアレクセイの手に落ちたエステルを救うべく、バクティオン神殿に乗り込んだユーリ達の前にシュヴァーンとして現れ、正体を明かした。
ドンやユーリ達に抱いた情は本物だったが、アレクセイの道具として思いを押し殺し、ユーリ達と剣を交えるも敗北。
自身が本当は人魔戦争で一度死亡し、アレクセイに心臓魔導器(カディスブラスティア)を埋め込まれて強制的に蘇生させられた「死人」であると明かす。
人魔戦争で家族も故郷も、仲間や想い人まで全てを失い、生きる気力を無くしていたため、アレクセイによってユーリら諸共生き埋めにされそうになるも諦め切っていたが、ユーリに叱咤され最後の力でユーリ達の逃げ道を作り出し、一人犠牲となってバクティオンの底に散った。
……と見せかけて、シュヴァーン隊の部下であるルブランアデコールボッコスにより救出され、ヘラクレスにて再び「レイヴン」として姿を現す。
ユーリに小刀を渡し「ケジメ」として自分を殺すよう提案するが、ユーリの計らいで「レイヴンの生き死には凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)が決める(=勝手に死ぬのは許さない)」とし、凛々の明星流のケジメ(ユーリを初めとする面子に殴られた)をつけさせられる。
以来アレクセイの呪縛から完全に脱却。仮名であった「レイヴン」として生きる決意をする。

作中では明かされないが「平民騎士の星・シュヴァーン」もまたアレクセイに与えられた仮の姿に過ぎず、本当の素顔は名門貴族の放蕩次男坊「ダミュロン・アトマイス」。
父親に性根を叩き直すために騎士団に入団させられ、小隊長を務める女性騎士キャナリと出会い、彼女の副官となる。
レイヴンの弓の技は全てキャナリに習ったもので、恋人がいると知りながら密かに彼女へ想いを寄せていた。
しかしそのために人魔戦争で彼女を失った喪失感が大きく、蘇生後も生きる気力を失ってしまった。

なお「天を射る矢」への潜入は、当初ドンの暗殺を試みて失敗したところをドンに勧誘された事で実現した。
ドンは彼をスパイだと知った上で生きる意志のなくなっていた彼を救うためにあえて傍に置き、レイヴンもまたそうした彼の漢気に応えるためにギルドの仕事をこなしていた。
彼の死後アレクセイの呪縛から解放されてからは、彼の孫であるハリーを支える事で恩返しとしている。

TOWレディアントマイソロジー3

「おっ、そこのお嬢さん! アドリビトムってギルドは、ここでよかったのかな?」
元は、ガルバンゾ国のギルドに所属していた。
ユーリと王女の出国を手助けしたとお尋ね者になり、
ユーリを追ってジュディスと共にアドリビトムへ姿をくらます。

TOWタクティクスユニオン(DLC)/TOWレーヴユナイティア

「その敬語とレイヴンさんってのはナシだ!何か堅っ苦しくておっさんイヤ!」
飄々とした雰囲気でつかみどころのない男。
弓による遠隔攻撃と、風の術を使用する他、弓を変形させた剣で接近戦もこなす。


アスタリア

「罰もなにも、俺ただのおっさんだからねぇ」
軽薄で胡散臭い、怪しい男。
時折、妙に含蓄のある事を話したりもするが、
普段は軽口で周囲を振り回す。
そのつかみどころのなさは戦闘でも発揮され
弓と小剣を用いた変幻自在の立ち回りで
相手を翻弄する。
その飄々とした態度の裏側には、
人に明かせない何かを隠し持っているようだが――。

レイズ


+ ネタバレ
フォームチェンジでシュヴァーンになることができる。



テイルズオブフェスティバル2024

テイフェス2024の1コマ漫画「魔導士として」に登場。リタに雑用を手伝ってと頼んだが、断られた。
テイフェス2024の1コマ漫画「何が始まるのか」では「…ああさっきデュークが『紙芝居でわかる始祖の隷長」と書かれた紙持って歩いていたわよ」とリタに教わり見に行こうとした。


最終更新:2025年01月30日 16:59