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誰想アンチノミー

最終更新:2019年10月13日 18:36

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誰想アンチノミー


「……あの、大丈夫ですか?」

あの後。
俺やヴェイグさんやグリッドさん、そしてロイドは、晶霊術というものでキールさんの治療を受けていた。
確か……えーっと、何とかケイジというものをフリ……何とかをすると、新しい術が使えるらしい。
トーマさんのサックに入っていた細い容器みたいな物は、キールさんが持っている物と確かによく似ていた。
そして、同じくサックの中にもう1つ残っていたパイングミを食べて、キールさんは治療を開始した。
青い方陣が広がって、激痛が少しずつ失せていくのが感じ取れた。
キールさんがわざわざパイングミを食べた理由が分かった。重ね掛けをしたらあっという間に尽きてしまう。
高位治癒術、リザレクション。
もう少し早かったなら、と白いなめらかな曲線と太く力強い直線の骨、立派な角を眺めながらその時思った。
――治療が終わって、それぞれやることがあるのか、散り散りになって2人だけが取り残されてしまった中、俺は座ったままそう尋ねた。
ゆっくりと顔を動かして、ヴェイグさんは俺の方を見る。左目だけに力を込めて瞼を伏せている姿は、何だか痛々しかった。
言葉を選んでいるかのような、そんな沈黙と、突然の質問に少し戸惑ってる表情をして、やっとあの人は口を開いた。

「右目が見えている分、まだマシだ。お前の方が」
「っ俺はまだ大丈夫です!」

ヴェイグさんの言葉が聞きたくなくて、少しの怒りを込めてすぐ切り返し遮った。
けど、言った後で俺は足元を見た。

「……まだ、大丈夫です」

青いカーゴパンツは血で赤く染まっていた。
足はキールさんの治療もあって突き出た骨は内部に納まったみたいだけど、折れた足が直ぐに治る訳もなくて、足の向きだけが正され

ていた。
添え木も付けてもらって、痛みを伴ってどうにか立てるだけの足の、座ったままの方がマシな足のどこに、大丈夫と言える根拠がある

んだろう。
虚勢なんて張ったって何の意味もなかった。
両手のディムロスを強く握り過ぎて、小さく手が震える。言葉とは正反対の自分が、情けなくて悔しかった。
頭の中で唸り声が反響したような気がした。

『ヴェイグ、お前も目だけではなく何箇所も負傷しているだろう』
「そ、そうです。そっちこそ自分の心配をするべきじゃないんですか?」

明らかに助け舟なディムロスの声に呼応して、自分のことを差し置いて、俺は身を乗り出してヴェイグさんの方を見た。
あの人は俺の視線から逃れるように顔を横に向けた。



「……動くのに支障はない。問題などない」

事務的な声で呟いて、ヴェイグさんは腕を隠すように組んだ。
この人は嘘をつくのが苦手だ、と直感した。特に、自分に関しての。
嘘をついてもそれとなく行動が表に出る。目を逸らしたり、言葉をあまり交わそうとしなかったり。
ふらつく足で俺は何とか立ち上がって、痛いのも我慢してヴェイグさんに歩み寄って、無理矢理にでも腕を掴んだ。
あの人ははっとしてこっちを見た。
拒否しようとあっちも俺の腕を掴んできたけど、腕1本で俺の腕2本に勝てる訳がない。掴んでいた手で、一気に力ずくで袖を捲った。
思った通りだった。
青黒くなり始めた至る所の出血。治療されてもまだ残る、皮膚に浮かび上がったそれを俺はじいっと見つめてから、
黙ったままヴェイグさんの方に視線を遣った。
噛まれた下唇からは血の気が失せていた。鬱蒼とした表情を浮かべて、誰にも目を合わせないように俯いていた。

「そんなに、頼りになりませんか」

ヴェイグさんは息を呑んで、顔を上げて俺の方を見た。

「――そうですよね。こんな状態の俺のどこが頼りになるんだろ」

俺は自分で自分を嘲笑って、すとんと座り込んだ。足の痛みから逃れるように、膝を力なく伸ばす。
まだ湿った感触がするのが気持ち悪くて、何よりも俺の無力感を増長させていた。

「そんなことはない。現にお前を俺のことを助けてくれただ……」
「たったの1回です! あんたは3回も俺のこと守ってくれたのに!」

ただ傷つけないようにと口から出された擁護を、俺はすぐ切り返した。
ヴェイグさんの口は錘が吊らされたように、への字の形のままぴくりとも動かない。
さっきの笑いは、自分でもひどく空しい、抑揚のない声だった。
あの人は俺の力を頼りにしていない。まるで、何層も何重に綿で優しく包み込んだ何かみたいに、傷付けようとしない。
それは、俺を思ってのことだっていうのはとっくに分かっていた。
それでも、俺は認めたくなかった。
例え自分でも足手まといだと痛感しても、それだけは譲れなかった。
空気が重い。
冷えていた空気も正午に近付くにつれて、その厳しさを和らげてきていたのに、
俺とヴェイグさんの間にはまだ冷気が纏わり付いているようだった。
もうすぐ太陽が真上に来る空の下で、遠くに見えるまだ溶けない青白い雪原は、
地平線に沿って、空との境目で薄い光の波を作り出している。
発せられる光は七色で、それは反射する海の光のようにも見えた。人の死なんて知るかと悠然と佇む、自然の姿だった。
佇み始めた沈黙が、ぴんと張った糸のように張り詰めていた。
お互いに目を合わせたり、逸らしたりして、それでも両方とも口は全く動かない。
それはもし他の人がいたら、どっちが先に言葉を発するか迷っていたようにも見えるし、
ただ相手の言葉を待っている風にも見えると思う。
少なくとも俺は、ヴェイグさんの言葉を待っていた。
ヴェイグさんはどう言えばいいのか、何かを躊躇っているような思い詰めているような顔をしていた。



「……なら、今のお前に何ができる?」

じりじりとした膠着状態の中で、観念したのかヴェイグさんは遂に口を開けて、俺は間抜けな声を出した。
瞼を伏せてあの人は首を振る。

「歩くのもままならなくて、立つのが精一杯なお前に、何ができる?」

それは、俺の知ってるヴェイグさんらしくない、冷たくて突き放した言葉だった。
それは、今を見ているとても現実的な言葉だった。
碌に歩けない俺は前線には出れないし、だからと言ってキールさんみたいに術が得意な訳でもない。
ディムロスがいるから前よりはブーストされた晶術を使うことはできる、けど全部使える訳でもない。
確かにヴェイグさんの言葉は正しい。俺にできることはない。
けど、だけど――

「……だから、大人しく守られろって言うんですか?」

俺の声と身体はいつの間にか震えていた。
自分でもどんな表情をしているか分からなくて、多分色んなものが綯い交ぜになった顔で、見られないようにと必死に伏せていた。
内側で色んなものが湧き上がっては落ちていって、そしてまた湧き上がって、その繰り返しだった。
その絶え間ない感情の奔流を抑え込むのだけで精一杯だった俺は、

「――――嘘つき!」

いつしか逆に波に呑み込まれていた。頭を垂れたまま、俺は大声で叫んだ。

「あんたは確かに俺のことを何回も守ってくれた! でも……でも、あんたは、あのシャーリィを殺すのを躊躇っていた!」

あの時、突きつけた刃を振るおうとはしなかった。だから今あの人の腕に青黒い痣がある。
それだけじゃない。背中の傷もなくなった左目もだ。
自分の判断の結果、ヴェイグさんは幾つもの傷を負った。
ヴェイグさんは黙ったままだった。風の揺らぐ音だけが、静寂を掻き消していた。
顔を上げることができなくてどんな顔をしているか分からないけれど、多分、また口をぎゅっと締めている。




『カイル、お前が言いたいのは……』
「分かってます。そんなの結果論です。
 でも、あの時シャーリィを殺していたら……俺もあんたもこんな怪我は負わなかったし、ロイドも助かったし、
 トーマさんは死ななかった!」

ディムロスの諌めもすぐに上塗りする。
俺が言えることじゃないのに、と心の中のどこか冷静な俺は思ったけど、一度動き出した口は止まる気配を見せなくて、
自分の意思が関係していない所で動いてるように、俺の物じゃないみたいに、言葉は次々と出てきていた。

「あんたの“守る”って、どういうことですか!? 
 俺のことは何としても助ける、でも人は殺したくない? そんなの……ただの独善だ!
 俺は……そんな人に守られたくなんかない!」

俺はきっと顔を上げた。
ヴェイグさんは両目を見開いていた。ごろりと開いた左目の黒い空洞が、やけに悲しげに揺れている気がした。
怖い。
それを見れば見るほど、俺はその黒の深さが怖くなった。
ヴェイグさんがその奥に何かを隠しているようで、何を隠しているのか分からなくて、
今どんな思いでいるのか分からなくて――あの人が抱く矛盾は、矛盾のせいで、俺の中のあの人を分からなくさせていた。
疑心、とは少し違うと思う。
あの人の俺を守ろうとしてくれることは本当だろうし、それを行動に示してくれている。
でも、どうして殺すことは恐れるのか? あの人は誰を“殺した”のか?
俺の中では同時に存在し得ない、並立した矛盾は俺に理解できない謎を与えていて、だから独善っていう答しか出せない。
俺はあの人のことを本当に何も知らない。
あの人が告げてくれる時を待つべきなのに、俺は目先しか見えないから、分からないのがもどかしくて問い掛けてしまう。



「……あんたは、ティトレイって人のこと、『かつての友』って言いましたよね」

俺は少し俯きがちになっていた。口は畳み掛けるのは止めて、静かに言い放った。

「俺、その人に殺されかけたんです」

ヴェイグさんの息を呑む音が聞こえた。
え、な、と呻いたり、どういうことだ、と言葉の意味を再確認しようとしていた。
狼狽しているのをはっきりと示すように、短い間隔で声は零れている。

『昨夜の乱戦の際だ。E2にやって来た奴は、地上に開いた地下室への穴にカイルを突き飛ばした』
「幸い、クラトスさんの身体がクッションになって俺は生き延びましたけど……」

上目がちに見てみると、瞳を揺らして、口は半開きになっている。
よく見れば微かに震えているか戦いているみたいで、どこか呼吸も荒い。
大げさな挙動は起こさなくても、ヴェイグさんの意識は真っ白で、そこにはないようだった。
ディムロスと俺の説明なんて聞こえていないようにも思えた。

「本当か? 本当なのか?」

ヴェイグさんは更に念を押して尋ねた。

『間違いない。それを実際に見たのは私だからな』

その問いにディムロスは、努めて冷静に答えた。
ヴェイグさんは、もう言葉が聞こえないくらい考え込んでいた。きっともう俺も見えていない。
震えを隠すように片腕を片腕で押さえて、言葉にならない言葉を何度も発していた。
当然だ。
ヴェイグさんにとって、そのティトレイという人は殺し合いに乗ったとしても、きっと大切な友達で、
その友達は必死に守ろうとしている俺を、実際殺そうとしたんだから。
ヴェイグさんはその人を「狂人」だと言っていたけど、思えば、その声はとても押し殺されたような声だった。
辛くない筈がない。
俺は動きを1つも見逃さないと言わんばかりにヴェイグさんを見つめる。
俺は俺なりにあの人を見極めなくちゃいけない。



「あんたは、どっちの味方ですか?」

我に返ったようにしてヴェイグさんは俺の方を見た。
瞳は戸惑いと悲しみに揺れていた。けど俺は同情に負けないと、睨みつけるようにじっと見つめていた。

「俺は……」
「あんたはどっちかとか決められない。
 シャーリィも斬れなかったあんたが、友達を斬れる筈なんかない!」

でも、それは、

「それは、凄く矛盾している。あんたは矛盾してるんです。
 あんたの中で立てられた2つの柱は、一緒に存在できない、だから」

だから、

「選んで下さい。俺を守るために殺すのか! 殺さないで代わりに誰かが傷付くか!」

俺は座ったまま、ディムロスを突き付けた。カイル、とディムロスは咎めるような口調で俺を呼んだけど、俺は剣を戻さなかった。
何で剣を突きつけたのかは、俺にも分からなかった。咄嗟に手が動いていた。
返り血はもう拭いてある。それでも確かにディムロスは血を吸った。そして、やろうとさえ思えばまた“血で塗らせられる”。
考え付くとしたら、多分、それが理由だ。
威嚇。下手な答をすれば突き刺す。それで俺はヴェイグさんに二択を強要させている。死と等価の覚悟があるか確かめている。
これじゃあ駄目な盗賊と同じみたいだ。ただの恐喝。そんな気、全然ないのに。
それでも、俺はディムロスを納めない。
ヴェイグさんの喉が、何度も動く。じっとりと汗が浮かんで、一滴頬を伝って流れ落ちた。
俺はずっと黙ったままヴェイグさんの答を待っていた。ディムロスも何も言わないでくれていた。
時間は凄く、砂時計を横に傾けたみたいに凄く遅くて、なのに何も為さないまま待つことほど辛いことはない。
突き付けてどれくらいの時間が経ったのかも分からなくなった時、止まった時間を破るように、唐突にヴェイグさんは首を振った。


「……選べない」

漸く出たヴェイグさんの言葉に、小さくえ、と声を発した。

「お前の言う通りだ。俺は独善主義者で、偽善者に違いない。だが、それでも……俺は、今ここで決断したくはないんだ」

訥々と語るのを、俺は耳を欹てて、黙ったまま聞く。

「俺はお前を守るしロイド達と共に戦う。誰かと為合うことにもなるだろう。
 それでいて……殺すのは怖い。誰かが死ぬのを黙って見届けていたくもない。
 だがそれは、お前の言う矛盾は、俺にとってはどれも本当なんだ」

ティトレイを斬るのも斬らないのも、人の死を拒むのも拒まないのも、その時一瞬一瞬の俺にしか分からない。
どこか遠くを見るような顔で、ヴェイグさんはそう言った。
そして、ゆっくり目を閉じて――

「俺は俺が望むようにやる。それが例え、この殺し合いに背くような夢想でも、再び誰かを手にかけることでも」

そう、告げた。
大きく息を吐いて、それでやっと身体を這っていた緊張が解れたみたいに、ヴェイグさんは肩を竦めた。

「だから、今はお前の期待に応えてやれそうにない。
 今の心でせいぜい出せる答えは『お前やみんなを守って誰も殺さなくて死ぬのも見たくない』だ」

ヴェイグさんの導き出した答に、俺の手は動かなかったし喉は機能していなかった。あの人の理論に少し呆然としていたのかもしれない。
何も変わっていない。剣を突きつけられても尚変えようとしない。ヴェイグさんの答は、独善そのものだった。
誰も殺したくない。死ぬのも見たくない。それでも戦う。俺達を守る。
あの人の矛盾は、交わることのない平行線だ。




「……それは、迷いですらないんですか?」

俺の問い掛けに、ヴェイグさんは翳した両手を眺めながら、静かに答えた。

「……違うな。俺の本心だ」

静かな言葉の中には、不思議な力強さがあった。確信、と言い換えてもいいかもしれない。
ヴェイグさんは、この言葉だけは躊躇うことなく告げた。
その両手の更に向こうに何を見ているのかは分からないけれど、そこには何かを引きつける力があった。
俺はやっと溜息をついて、ディムロスを下ろす。

「それができたら、誰も死んでませんよ」
「ああ。……自分でも甘いとは思っている。だが」
「自分の気持ちに嘘はつけない?」

ヴェイグさんよりも先に言うと、少しあの人は驚いていた。
“もしも、あんたがそうやって殺すのが怖くて、相手を殺さなかったとして、それで相手が他の誰かを殺したら、あんたはどうするんですか?”
そう聞こうとも思ったけど、止めた。
分かる訳がない。俺にも分からない。考えるだけ無駄だ。
きっと胸に残るのはどうしようもない後悔だけで、それだけだ。
そこからどんな選択肢を選んでいくかはその人次第で、それこそ、ヴェイグさんみたいにその時の自分が望むようにしかならない。
感じられない悲しみなんて理解できる訳がない。
結果論の更にその向こう側なんて、誰にも分かりはしないんだから。
だけど、分からないけど、何よりもヴェイグさんはその選択を止めることをしないと思う。
ヴェイグさんは、誰かが死ぬ所なんて見たくないから。1人生きるより、2人生きる方が最良。
甘い。甘いけど、そうだという確信がある。
俺はミントさんの言葉を思い出した。諭してくれた時の、あの言葉を。

「今この瞬間は、1つきりしかない……」

地に打ち付け、そしてミントさんが癒してくれた手を、俺はぎゅっと握り締めた。
ヴェイグさんを見上げ、あの人の目をじっと見る。
道は“1つしかない”。
例えどこかで間違っていようと、そこへ戻ってやり直すなんてことはできない。
だから、覚悟には応えられる覚悟を。

「ヴェイグさん、あんたの選んだ道は、間違ってましたか?」

俺の問い掛けは、その後の静けさが長過ぎて、独り言みたいだった。
ヴェイグさんは沈黙し困惑げな表情を浮かべて、やがてそれは考え込む憂いを秘めた顔付きに変わった。
さっきみたいに狼狽えてはいない。微動だにせず、静かに、ひたすら静かに、考え込んでいた。
今、ヴェイグさんが胸の内に秘めているものは何なのか。それは胸甲って壁が1つなくなっても分からない。
だから俺はあの人の言葉を待たなくちゃいけない。
少しの時間が経って、短い溜息が聞こえた。

「……すまない。それも、選べそうにない」
「俺に全てを打ち明けた時じゃなきゃ分からない、ってことですか?」
「ああ……そればかりは俺が判断出来ることじゃない。今の俺に判断を委ねたら、俺は俺を許せない」

ヴェイグさんは頭を振って、黒い手袋が嵌められた両手を広げる。

「それでも、この現在は1つしかない。
 今俺がここにいるのは、1つ1つ決断を選んできたからで、それは嘘でも何でもない。それだけは断言できる」

その言葉で俺は肩を竦めた。全身から力が抜けていくのが分かった。
俺の中で張り詰めていた何かが、ふっと弛んでいく。
揺れた銀髪が青空の中にある太陽に映えて、綺麗だった。


「自分の気持ちに素直に生きてるんですね。悪く言えば、身勝手で理不尽で傲慢ですけど」

最後が痛烈だったのか、ヴェイグさんは押し黙ったままだった。

「分かりました。あんたの考えはよく分かりました」

俺は1人言った。

「あんたも俺と同じです。俺と同じ、足手纏いです。
 だから、あんたはそれでいて下さい。あんたは誰も殺さなくていい。代わりに、俺が戦いますから」

足手纏い、という単語にヴェイグさんは少し驚いていたけど、すぐに顔を歪めた。
俺の言葉、特に最後のを否定するように、あの人は首を横に振った。
ヴェイグさんは近付いてきて俺の肩を掴もうとした、けれど、

「守られる側の気持ちを考えたことがありますか?」

俺はヴェイグさんの行動を覆うとばかりに大声を出した。ヴェイグさんの手がびくりと震えて止まる。

「戦ってる姿を後ろから見つめて、何かしたいと思ってもできることは何もなくて。
 目の前で自分の代わりに傷付いてる姿を見ても、どうすることもできなくて。
 倒れるのだって無力感に苛まれながら見るしかないんですよ?
 俺の手に届く所にいるのに、手が届くのに、伸ばすことができない気持ちが分かりますか?
 目の前で、目の前で――――――」

少し伏せていた顔を、歯を食い縛って噛み付かんばかりに思いっ切り上げた。

「約束したのに、あんたが約束してすぐ死んだと思った時、俺がどんな気持ちだったか分かってるんですか!?」

ヴェイグさんの身体が硬直した。

「トーマさんも死んで! それであんたも死んだと思って!
 また、俺の目の前から人が消えてくと思って……約束なんてしなければよかったって思った!
 約束なんかするから辛くなるって……俺のせいでまた誰か死んでくって……そう、思った。
 あんたの気持ちは凄く分かりました。だから、あんたも俺の気持ちを分かって下さい。
 俺だってもう目の前で仲間が死んでくのは嫌なんです! あんたが俺を守ろうとすればするほど、その不安はどんどん膨らんでく!
 俺だって、自分の道は自分で選ぶって決めたんですから!」

身体の震えを悟られないように、俺はディムロスを強く握っていた。
ヴェイグさんは沈痛な面持ちでこっちを見ていた。見るのが少し辛いくらいだった。
あの時、俺がシャーリィから逃げたいと思ったのは、あの子の狂気も勿論あったけど、ヴェイグさんの身体の冷たさのせいだ。
トーマさんもヴェイグさんも死んだと思った俺は、俺を責めた。
そして俺は、仮死状態のヴェイグさんに縋っていた。
それはみんな、俺の弱さのせい。俺が確りしていないから。だからもう、そんなことは繰り返しちゃいけないんだ。

「お願いです。俺との約束を絶対に守って下さい。俺を守ってあんたまで死なないで下さい。
 俺を同等に見て下さい。俺も一緒に戦わせて下さい。俺にだってあんたやみんなを守らせて下さい!」

俺は空気を吸って、震える喉で言った。駄々を捏ねる子供みたいに、声を張り上げた。

「――そうでなきゃ、俺はあんたが打ち明けてくれるのを聞けそうにない」


終結の句は、やけに物静かだった。俺の中の糸が切れた気がした。
そうでなきゃ、俺はまるで傷付くのが証だとでも言わんばかりのあの人を、“殺して”しまうかもしれない。
ヴェイグさんはずっと腕を組んで、俺の言葉を噛み締めているようだった。
この時が、1番遅かったかもしれない。
焦らすように時間は俺を答から引き離して、まるで誰かが俺から時間を繰り返し盗んでいるみたいだった。
歩けども歩けども辿り着けない。待てども待てでも声は聞けない。
1秒が1分にも1時間にも思えて、俺は時の流れから切り離されて孤立しているとさえ思えた。
ヴェイグさんは緩慢にその腕を解くと、肩に掛かったサックを手に取り、中を漁り始めた。
そしてその小柄さから入るとは思えない、するりと長い何かを取り出す。
俺はそれを凝視した。

「……箒?」

どう見てもそれは何の変哲もない箒だった。
後ろの方に何か座れるような物が取り付けられているくらいだけど、それ以外は何の違いもない。
そもそもどうしてヴェイグさんが俺の前にそれを出したのかが分からなかった。
ヴェイグさんはその箒を俺に差し出した。

「空が飛べるらしい」

俺は唖然とした。

『確かに、兵器……いや、魔導器の類に近いようではあるが』

晶力を篭めてみろ、とディムロスは言った。ディムロスが言うと途端に説得力が出てくるから不思議だ。
俺は鞘にディムロスを納めて、受け取った箒を見回す。そして掴んだ両手を近付けて、目を伏せた。
腰のバックルに填められたレンズから力が溢れてくるのが分かる。手に収められた箒に染み渡っていくのが分かる。
信じられなかった。
俺の両手が空に吊らされた糸に引っ張られるみたいに、自然と真っ直ぐになっていく。
目を開けると、淡い光を発しながら箒が上昇していっている。
思わず驚いて手を離す。落下してきた箒が頭に当たって、ごつ、という鈍い音がして、俺は頭を押さえた。
ヴェイグさんはやれやれといったように額に手を当てた。
俺は改めて箒を眺めた。光は消えていた。この箒が空を飛べるのは本当みたいだ。
少しどきどきわくわくしながら、俺はもう1度箒を見た。
これさえあれば、俺は今よりは自由に動ける。剣とかではまだ戦えないかもしれないけど、少なくとも足手纏いにはならない。
この箒は、俺にとって英雄だ。
お礼を言おうと思って、俺は顔を向ける。
ヴェイグさんは何だか思い詰めたような顔をしていた。さっきの、何も聞こえていなさそうな顔だった。
あの人の周りだけに漂うシリアスな空気に侵されて、俺の昂ぶっていた気持ちは水をかけられ鎮火した。
それからまた延々と沈黙は続いた。俺は手持ちぶさたな時間を誤魔化すように、もう1回箒を見渡していた。


「……もう1つ、殺すのを躊躇する理由があるとしたら」

ヴェイグさんが突然呟く。俺はその声に反応して顔を上げた。
さっきと違っているのは腕を組んでいることくらいで、顔付きは全く変わっていなかった。

「リオンは、お前に『殺されてもいい』と言ったのか?」
「え? あ……はい。でも、それが何だと……」

重い溜息が零れた。

「『今の僕の命は僕がどうこうできるものじゃない』」

ぽつりと言った。

「『僕は、まだ死ぬ訳にはいかん』」

音が消えた気がした。

「……奴は、そう言ったよ」

ヴェイグさんの言葉は、そこで完結した。
しばらく俺はヴェイグさんの言ったことを理解できなかった。
どういうことですか、と碌に利かない口で俺は戦慄いた。
なら、どうしてリオンは死んだ? 責任? 使命感? それともただの独善? あの人も?
ただ俺に殺された筈がない。だって、あの人あんなに綺麗な目をして――――
ヴェイグさんは頭を振って、死人に口はない、とだけ言った。
どれが本当でどれが嘘なのか。それとも全部が真で、全部が偽なのか。それを知る方法はもうない。真実は闇の中だ。

「相手が秘めているものは、出会った時や会話を交わした時にしか分からない。
 ……人は変わる。心持なんて、次には変わっているかもしれない」

ヴェイグさんの言葉は、むしろ最後は、願望に近かったのかもしれない。
友達が次に会う時には少しは変わっているかもしれない、そんな甘い願望。
あの人は、変わったからそんな辛い思いをしているんだということを忘れているんだろうか。
ううん、忘れていないだろうから、人は変わると思って、そんな淡い期待を抱く。

「だから、俺がここにいる限り、決断する位置にすら立てないんだ」


目を閉じ静かに発せられた言葉は、重かった。
そういえば、治療中、ヴェイグさんはロイドに何かを渡していた。
俺は足が骨折してたから話には加われなかった。遠目に見ると、何かの紙みたいだった。
沈んだ面持ちのロイドはそれを曖昧に受け取って、会話という会話を交わさないまま2人は離れた。
思えばあれは、リオン――ジューダスの最後の言葉だったのかもしれない。
あの内容も、俺にとっては信じられないものだった。そういう意味では、ヴェイグさんの言葉は正しいのかもしれない。
俺は中に溜まっていた澱を吐き出すように、息をついた。

「矛盾を矛盾としないで覆い包む込むのって、凄いことだと思います。……俺、あんたの理論を完璧に認められた訳じゃないけど」

手の中の箒を眺めながら、俺はそう言った。

「俺はあんたを見続けなきゃいけない。あんたの信念が本当か、見届けなきゃいけないんです。だから」

声に反応するように、俺の方を見る。

「箒で飛ぶ練習、付き合ってくれませんか?」

俺は箒を両手に持って言った。

「ああ」

ヴェイグさんは少しだけ笑って頷いてくれた。


ディムロス。
ん?
あの人は、これで少しは重荷が減ったのかな。
……何故、そう思う?
やっぱり、あの人も誰かの命を奪ったみたいですから。

思ってた以上に甘いですね。
見損なったか?
ううん、不快じゃあない。
そうか。奴はそれを聞いただけでも救われると思うが。

あの人はきっと、あの時あの問いで、俺のために殺すことも選べたと思うんです。
……軍人として、私はお前の問いは正しいと思うがな。
軍人じゃないディムロスは?
……お前の意見を尊重する。
多分、俺はヴェイグさんがその答えを出したら、後悔する。
何故だ?
……結局、それは守られることだって気付くから。そしてあの人の手を無理に汚させているのは、俺だってことも。


「ヴェイグさんが偽善者でよかったです。――……選ぶことが、どっちも失わせることだってあるから」

返ってきたディムロスの唸り声には、俺の自嘲に対して、2人の死を見た者としてどう答えるかの迷いが篭っていた。


【ヴェイグ=リュングベル 生存確認】
状態:HP35% TP30% 他人の死への拒絶 リオンのサック所持
   両腕内出血 背中に3箇所裂傷
   疲労(肉体仮死化の反動) 左眼失明(眼球破裂) 胸甲を破砕された
所持品:チンクエディア アイスコフィン 忍刀桔梗 ミトスの手紙
    45ACP弾7発マガジン×3
基本行動方針:今まで犯した罪を償う(特にカイルへ)
第一行動方針:カイルの練習に付き合う
第二行動方針:キールとのコンビネーションプレイの練習を行う
第三行動方針:もしティトレイと再接触したなら、聖獣の力でティトレイを正気に戻せるか試みる
現在位置:E3の丘陵地帯・ケイオスハートの落下点

【カイル=デュナミス 生存確認】
状態:HP45% TP35% 両足粉砕骨折(処置済み) 両睾丸破裂(男性機能喪失)
所持品:鍋の蓋 フォースリング ウィス 忍刀血桜 クラトスの輝石 料理大全 要の紋
    蝙蝠の首輪 レアガントレット(左手甲に穴)セレスティマント ロリポップ ミントの帽子
    S・D 魔玩ビシャスコア アビシオン人形 ミスティブルーム
基本行動方針:生きる
第一行動方針:守られる側から守る側に成長する
第二行動方針:ヴェイグの行動を見続ける
SD基本行動方針:一同を指揮
現在位置:E3の丘陵地帯・ケイオスハートの落下点


※キールは既にフリンジ済みです。
 リザレクションが行えること以外、フリンジの内容は不明。
 治療に伴い、パイングミはキールが使用しました。
※「ジューダス」のダイイングメッセージは現在ロイドに渡してあります。

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