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テラカオスバトルロワイアル外伝
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異なる価値観

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異なる価値観 ◆8PYq/bVU8Q


「おいィィィィィ!……チィ、どこにテレポした!?」
「駄目です、見失いました!」

中野区まで爆走してきたのは聖騎士と暗黒騎士の二人、ブロントさんと混沌の騎士だ。
息を切らしながらも、二人の目は何かを探すようにあたりを見渡し続けている。
一体何を探し、そしてどうしてここまで必死なのか?
少しだけ二人の時間を遡ろう。





「ふむ、ここはどんやら杉並区らしいな」
「これからどうします?」
「やはりやはり人の集まりそんな真ん中辺り、新宿や港区や千代田区を目指すべきだろうな。
しかし殺しあいとか北海道以上に危険が危ない地域だった東京都に驚きが鬼なる……」
「この東京都が本物でも偽物でも恐ろしいですね……
本物なら、住民の行方は最悪皆殺しか、別地域で私達と同じくバトルロワイアル……
偽物でも、これだけ精巧な東京都を造り上げる主催者の力ははかりしれません」
「うむ……だがどちらにせよナイトを敵に回した主催者に未来はにい」

騎士二人は地図を見つつ、行き先を決めていた。
むやみに動いても時間の浪費になってしまうためである。
とりあえずは地図の真ん中に当たる区に向かうことを決めた、その時だ。

「僕と契約して魔法少女に……って中年の男から取れるエネルギーなんてたかが知れてるね」
「oi mis ミスおい何いきなり喧嘩吹っかけてきた>白い物体」
「誰が中年かゆっくりお話を聞きたいですねぇ……?」

ハルヒその他少女を求めていたキュゥべえが現れた。
彼は混沌の騎士の長髪を女性のものと勘違いし声をかけてしまったのだが……
つい本音を言ってしまったのが運の尽きだった。

「お前……メガトンパンチで一発ボコるは……」

ここでキュゥべえが身の危険を感じて逃走。騎士はそれを追跡し、冒頭へ戻る。

というわけではない。現実はもっと緊迫していた。

「やれやれ……人間はすぐに誰かにあたるね。いいかい、僕は君たちのために少女を探しているんだよ?」
「お前が何を言っているか理解不能状態なんだが?
死にたくなければちゃんと説明すべきそうすべき」
「わ、わかったよ、説明するから降ろしてくれないかな?」

口で説明するくらいならブロントさんは牙をむく。
とりあえず腹のたつ白い物体をアイアンクローの構えで持ち上げた。
そして顔を握り潰されつつ、キュゥべえは内心でブロントさんの評価をする。

(典型的な暴力で物事を全て解決しようとするタイプか……
普通に殺人を繰り返して、少女たちを絶望させてくれるかな?)

「君たちはエントロピーという言葉を知っているかい?」

キュゥべえにとって、死は遠い遠い存在。肉体は入れ物でしかない存在。
とはいえ、勿体ないものは勿体ない。代わりの肉体も完全にタダではないから。
少しだけ有料な肉体消費か……
別に減るものでもない、殺人者が知っても意味がない自分の仕事の内容を少し教えるか……
キュゥべえがどちらを選ぶかは、明らかだ。



「……それで魔法少女が魔女に」

それがキュゥべえの犯したミス。
この二人は殺人者どころか、弱者を守る騎士、そして女性を大切にする紳士な騎士だ。
そんな二人に、魔法少女の仕組みを解説でもしようものなら……

「あなたは今この場で!」「俺の怒りが、有頂天になった!」「滅する!」「もう謝っても手遅れ状態!」
「え?」





「……あの白い物体は確実に仕留めるべきそうすべき」
「当然です!あんな女性の……いや、人の命をなんとも思わない生物は許せません!」

そして冒頭。
二人の騎士は同時に攻撃を仕掛けたがキュゥべえに逃げられ、後を追ったが見失ったのだった。
バトルロワイアルとは別の脅威を知った騎士は、どのような道を歩む?


【中野区・歩道/一日目・日中】

【混沌の騎士@カオスロワオリジナル】
[状態]:記憶喪失・発汗(大)、疲労(中)息切れ
[装備]:漆黒の鎧
[道具]:支給品一式、アビシオンのフィギュア
[思考]
基本:死者は極力出さない
0:少し休み、体力を回復したら再びキュゥべえを探す
1:ブロントに同行
2:水分の確保
3:自分の正体を知りたい 4:キュゥべえは確実に殺す
※キュゥべえとの会話により、魔法少女の仕組みを理解しました

【ブロント@ネ実】
[状態]:健康、疲労(中)息切れ
[装備]:白銀の鎧(ナイトAF)
[道具]:支給品一式、アビシオンのフィギュア
[思考]
基本:主催者とゲームに乗った参加者はバラバラに引き裂く
0:少し休み、体力を回復したら再びキュゥべえを探す
1:混沌の騎士と行動
2:貧弱一般人は保護
3:剣と盾の早急な確保
4:キュゥべえは確実に殺す
※キュゥべえとの会話により、魔法少女の仕組みを理解しました



「はぁ……はぁ……!ま、まったく人間は本当にわけがわからないよ……!
説明しろって言うから説明したのに、殺人衝動を抑えられずに僕に殴りかかるなんて……!」

その頃、キュゥべえは渋谷区まで逃げに逃げ延びていた。
二人の騎士……とりわけカカッととんずらとか口走り猛追してくる騎士から逃げるのは一苦労だった。
壁をすり抜ける能力がなければ、やられていたかもしれない。
……そう、殺られていたかもしれない。

「それになんで僕の体が取り換えられないんだい!?本当にわけがわからないよ!」

逃げるさい、一度だけブロントさんのホーリーをくらいダメージを受けたキュゥべえ。
彼はその時に、やむなく肉体を乗り換えようとして、できなかったのだ。

「この世界は何かがおかしい!と、とにかくノルマの問題もあるけど……
まずは僕を守って貰うためにも誰かと契約しないと……!」

そしてようやく。ようやくキュゥべえは死を身近に感じたのだ。

「あ、女の子だ……!もう素質とかはどうでもいい!あの子と契約しないと!」
そして彼は、渋谷駅の出口で震えている少女と出会う。
おそらく、キュゥべえとは違った意味で死とは無縁の世界で生きてきたであろう少女。
そんな少女に、キュゥべえはゆっくり近づき……

「ねえ君?」
「ひっ!?だ、誰……!?」
「死ぬのが怖いかい?大丈夫だよ。


僕と契約して、魔法少女になればね……」


【渋谷区・渋谷駅/一日目・日中】
【キュゥべえ@魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]:健康、火傷によるダメージ(小)、疲労(中)焦りと困惑
[装備]:
[道具]:ランダム支給品1~3(本人未確認)
[思考・状況]
1・この殺し合いを利用して感情エネルギーを集める
2・目の前の少女と契約し、自分を守ってもらう
3・出来ればあの少女(ハルヒ)と契約したい
4・騎士(ブロントさん・混沌の騎士)を警戒

【備考】
※キュゥべえは一度殺せば死にます
※薄い壁をすり抜けることは可能です
※肉体の乗り換えができないことを知りました
※騎士二人がバトルロワイアルに乗っていると思っています

平沢唯@けいおん!】
[状態]:健康、バトルロワイアルへの恐怖
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~3(未確認)
[思考・状況]
1:死にたくはないが、人を殺したくもない
2:仲間を探したい
3:魔法少女……?

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