Silvertongue



カードタイプ:Hero/英雄
エキスパンション:Root of Corruption(Advance)

英語版
Card Name Number Class Cost STR Gold Light XP VP Text
Silvertongue Swindler 6 Human・Thief・Level1 5 4 1 2 Physical Attack +1.
Village:Place a village card present back on its stack to gain 2 gold.
Silvertongue Rook 4 Human・Thief・Level2 7 4 2 3 Physical Attack +2
Village/Dungeon:Give another player a village card present to either add Physical Attack +2 or gain 2 gold.
Silvertongue Sharp 2 Human・Thief・Level3 10 5 3 3 Physical Attack +3
Village/Dungeon:Give another player a village card present to add Physical Attack +3 and draw 1 card.

日本語版(仮訳)
カード名 枚数 分類 コスト 体力 金貨 明かり 経験値 勝利点 テキスト
シルバータンのペテン師 6 人間・盗賊・レベル1 5 4 1 2 物理攻撃+1.
村:村カードを1枚、村の山に戻すことで2金貨を得る。
シルバータンのイカサマ師 4 人間・盗賊・レベル2 7 4 2 3 物理攻撃+2
村/ダンジョン:村カードを1枚、他のプレイヤーに授与することで、物理攻撃+2か金貨値2のどちらかを得る。
シルバータンの詐欺師 2 人間・盗賊・レベル3 10 5 3 3 物理攻撃+3
村/ダンジョン:村カードを1枚、他のプレイヤーに授与することで、物理攻撃+3を得る。カード1枚を引く。


カード解説/CARD GLOSSARY
村カードとは、緑の枠をもったカードのことです。
カードを「授与する」のは、「捨てる」とも、「廃棄する」とも異なります。


カード分析

所感
  • 舌先三寸を駆使して、価値の無いものを売りつける英雄。その対象は村だったり、はたまた他プレイヤーだったり。
  • 1レベルは5コスト、攻撃+1、金貨1で一芸持ち。とアドバンス基準だと盗賊としてはまあ普通。ちょっと金貨値が物足りないかも。
  • その一芸は、手札の村カードを村に返却することで2金貨を得る、というもの。
    自前で金貨値をもっていることからも買い物カードに分類できる。
    が、能力使用のために、手札1枚を消費しているので、+2金程度だと高額カードに届かせるには心もとない。
  • 廃棄能力ではないが、デックからカードを取り除く能力なので、圧縮カードの側面も持つ。
  • だが、もっとも除去したい基本カードはどれも「村カード」ではないのでこの能力の対象にできない。基本的に村で一度購入したカードしか除去できない。
  • 金貨値2のために無駄な買い物をするのは愚行の極み。なので、役目を終えた村カードの処分という形で利用することになる。つまり使用するのは中盤以降。ますます買い物カードとしての立場が怪しい。

  • レベルアップにより、対象が村ではなく他プレイヤーに変わる。ダンジョンでの使用も出来るようになり、攻撃力転化も可能。
  • 合計攻撃力+4なら及第点といいたいところだが、やはり手札を1枚消費するのがネック。できれば村専用カードを処分していきたい。
  • 村で攻撃力、ダンジョンで金貨値を得ることも合法。金貨値はともかく村での攻撃力アップに意味があるのかは怪しい。
  • 自分にとって不要なカードを処分して、他プレイヤーのデックを腐らせることができるのが理想。
    ただ、村カードには純粋なデメリットカードというのは存在しない(はず)なので押し付けたカードを有効利用されてしまうケースも十分ありえる。
    多人数戦ならば相手の状況を見てプレイヤーを選んでいきたい。

  • 3レベルではドローが追加されたことで失う手札を補うことができる。合計攻撃力も+6と戦力換算できる値に。
    問題は都合のいい弾を同時に引けるかどうか。3レベルが登場しだす時期にそこまで手札に不要カードが溢れている状況というのはそもそも好ましくないという考え方も。

  • 全体的にどうにも微妙なスペック。カードデザイナーはLongspearTorch/たいまつが村カードではないことを失念してたんではないかという疑問すらわく。

  • 廃棄と異なり、処分する対象のカードは能力使用済みであっても大丈夫。最後の仕事をしたそのターンに即処分できるのは良い点。
  • グロッサリーにもあるとおり、「廃棄」でも「捨てる」でもない、ということで通常では処分できないカードを手放すことが可能。
    同じRoot of Corruptionには2種類廃棄不可能なカードが存在する。これらと一緒に出てきたときは多少存在意義が増す。

レベルアップ優先度
これ単体ではレベルアップの経験点を稼ぐのも大変。主力英雄が別にいるならそちらに経験点をまわしたほうがよさそう。


シナジー
  • Blood DebtRage of the Disowned:
    マイナス勝利点を持ち、通常廃棄が不可能なカード。これらの処分がデザイン意図にあるのだろう。
  • Unstable Crystals
    使うたびに増殖し、そのうち爆発するカード。増えすぎた分を他プレイヤーに押し付けながら、自デック内の枚数を調整しつつ他家でペナルティが発動するのを期待する。
    カード性能が相当高く、運に影響される面が大きいため単純に他家を利するだけになることも
  • Grognard/老兵
    (クラシック混合時)購入した時点で目的の9割が達されているといえるカード、戻す>再購入とすることでデッキを腐らせずに経験点を稼いでいける。


アンチシナジー

得意なモンスター

苦手なモンスター

多人数プレイ適性
ソロプレイでは2レベル以降は完全死に能力。仮想的にカード置き場を作れば能力が再現できなくは無いが、そこまでして使う英雄でもないか。


クラシック版カード使用時

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最終更新:2013年12月20日 16:04