岸辺・一之
種族:人間
年齢:15歳
性別:男
ウィザードクラス:聖職者・ヒーラー
属性:天・地
学年:1-C
部活・委員会:
天文部・
迷宮探索委員会
外見:金髪に焼けた肌、眼が大きく小柄ではしっこい印象を受ける。
迷宮デイズから参戦したゲストキャラ。
迷宮に潜っていたところ、輝明学園の地下に出てきたという謎の経歴の持ち主を持て余した秋葉原分校校長が海鳴に送りつけてきた問題児。
中学時代にベランダの望遠鏡で星空を覗いていたら金星人の
『スペース・ブラザー』ノエルと名乗る発光する全身銀色タイツの美形に遭遇。
ノエル曰く、「世界に多発している迷宮化現象は全て木星人の仕業であり、私の故郷である金星は木星人の手によって完全に迷宮化してしまった!」
「私は同じく木星の侵略対象であった地球を救う為、自らの危険も顧みず地球に降り立ち人類に警鐘を打ち鳴らしに来たのだ!」
「地球は狙われている!」
熱烈な説得の結果、一之はノエルを信じ自らの体を彼に貸す事によって迷宮化を食い止めようと決意したのであった。
その後、紆余曲折があってとある迷宮に入った際、上下が逆転するような感覚を感じ、慌てて奥まで潜ろうとした所、奇妙な現象に出会った。
「あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!
『僕は最深部へ階段を降りていたと思ったら、いつの間にか登っていた!』
な、何を言ってるのか(ry」
そう、彼が出てきた先は、ファー・ジ・アース輝明学園秋葉原分校の地下ダンジョンだったのだ!
その後、彼はこの地に蔓延る寄生型冥魔や悪魔憑き達を木星人と認識。より具体的な敵となった彼等を滅ぼす為に尽力する事となる。
カインに寄生されている
石動・灰、
悠哉を支配(一之視点)している
シャッハ、
龍に取り付いた魔である
シア・カーマイン、悪魔憑きである
天竜寺・茜、
九使・弓葉達は
彼にとって暫定的な敵(木星人)と認識されている為、彼らが多く所属する風紀委員会は悪の巣窟であるという認識を持っている。
また、
紡は水星人、
ジョージアは土星人らしい。迷宮デイズの世界の
夏・冬彦と親交がある。
多くの色恋沙汰が絡む
学園編内では珍しく、そういった方面に疎く、中学時代の男女一緒のノリそのままで来てしまっている節がある。
その一方で、かつて迷宮で救えなかったとあるゲームのヒロインが具現化した存在を助けようと、赤い宝石を常に持ち歩いている。
また、金星人により資金面は潤沢で、高級マンションに一人暮らし中。
2012年度輝明学園海鳴分校文化祭前日、迷宮探索委員会として迷宮の最深部に到達。
記憶の神(春)と対陣し、その存在に強く惹かれつつも撤退。
海鳴における魔物大量出現の折には、屋上からの支援射撃を担当。
しかし、別の目的として海鳴の危機に集結した数々の人々から冷静に木星人と認識される存在を記憶する為に高所に布陣したという節もある。
あの多くの人々を巻き込んだ事件の後、彼の明るさは影を潜めつつある。
放課後や休日などにあの事件に関わった場所を巡っているという噂も聞くが、本人に理由を尋ねても決して語らない。
より、大きい巨悪を倒す為に為さねばならない事があるらしいが、その存在が復活した
石動・カインのみに留まるのかどうかも不明。
下記に記す推測等から察するに、影宮と同じく異世界からの存在である彼が、アカシック・レコードに記載されていなかったと考えると、新しい(影宮の名が刻まれた)歴史が幕を開けた事で、彼もまたこの世界に刻まれ、元の世界への道を閉ざされた可能性も高い。
何の為に生じた虚像なのか、果たして彼の出現がアカシック・レコードに記載されていたのかは不明。
或いは、春の神の封印を解く為に、あえて、この世界の彼ではなく別世界の彼を何者かが紛れ込ませた可能性もある。
少なくとも
虚構世界とは彼にとって迷宮に他ならないし、それを作り出した元凶達を木星人(迷宮を作り出した者)と認識していたのは事実。
そのうえ、彼の語るノエルという存在が何者であるか未だに解明されていないのだから。
彼が海鳴に降り立つ少し前。
未だ学園迷宮の中で少しづつウィザードと親交を深めながら彷徨っていた頃。
とある魔王とウィザードとの、世界を股に駆けた決戦の余波を受け、
学園迷宮が歪んだ際、岸辺は剣と魔法が支配する不可思議な迷宮に迷い込んだ。
そこで、出会った二人の男。
片や魔王を追う者、異世界の訪問者、
影宮家次期当主
『影宮・蓮璽』
片や蝿の女王の配下、偽善者にして偽悪者、手折れぬ尊厳
『ザクス』
彼等が何を為したのかは、未だ、誰も知らない・・・
最終更新:2012年09月20日 01:36