神綺こぁペアvs夢子咲夜ペア。
対戦種目はボレロ演奏。
「というわけで、プリズムリバー三姉妹をお呼びして、ジャッジをお願いしたいと思います」
餅は餅屋、ということで、きちんと白黒をつけるつもりらしい映姫さま。
「魔界神……ですか」
悪魔とは言え、位は下のレベルのこぁは、神綺のたk……
威厳に圧倒される。
「そう固くならなくても、あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく小さな悪魔さん」
「こちらこそ。パチュリー様から貴女に従うように仰せつかっております」
ぺこりと頭を下げるこぁに優しく微笑む神綺。
一方
「魔界のメイド……ですか」
悪魔の館のメイド長である咲夜は、同じような立場の夢子を真っ直ぐに眺める。
「そう固くならなくても、あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく、紅魔の同業者さん」
「こちらこそ。お嬢様から、貴女と息を合わせるよう仰せつかっております」
夢子が差し出した手をにこやかに握る咲夜。
笑顔で二人のメイドが見つめ合う。
対戦種目はボレロ演奏。
「というわけで、プリズムリバー三姉妹をお呼びして、ジャッジをお願いしたいと思います」
餅は餅屋、ということで、きちんと白黒をつけるつもりらしい映姫さま。
「魔界神……ですか」
悪魔とは言え、位は下のレベルのこぁは、神綺のたk……
威厳に圧倒される。
「そう固くならなくても、あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく小さな悪魔さん」
「こちらこそ。パチュリー様から貴女に従うように仰せつかっております」
ぺこりと頭を下げるこぁに優しく微笑む神綺。
一方
「魔界のメイド……ですか」
悪魔の館のメイド長である咲夜は、同じような立場の夢子を真っ直ぐに眺める。
「そう固くならなくても、あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく、紅魔の同業者さん」
「こちらこそ。お嬢様から、貴女と息を合わせるよう仰せつかっております」
夢子が差し出した手をにこやかに握る咲夜。
笑顔で二人のメイドが見つめ合う。
※今のやり取りを、心の声とともにもう一度。
「魔界のメイド……ですか(同じような設定の癖に、わたしより大きい胸しやがって……)」
悪魔の館のメイド長である咲夜は、同じような立場の夢子を鋭く睨み付ける。
「そう固くならなくても、(今は)あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく、紅魔の同業者(二番煎じの癖にわたしのポジションを奪いやがって……)」
「こちらこそ。お嬢様から(この勝負が終わるまでは)、貴女と息を合わせるよう仰せつかっております(その後は……)」
夢子が差し出した手を握りつぶさんばかりに握る咲夜。
同じように強く咲夜の手を握り返す夢子。
笑顔に殺気を込めて、二人の夜叉が睨み合っていた。
悪魔の館のメイド長である咲夜は、同じような立場の夢子を鋭く睨み付ける。
「そう固くならなくても、(今は)あなたをどうこうする気は無いわ。よろしく、紅魔の同業者(二番煎じの癖にわたしのポジションを奪いやがって……)」
「こちらこそ。お嬢様から(この勝負が終わるまでは)、貴女と息を合わせるよう仰せつかっております(その後は……)」
夢子が差し出した手を握りつぶさんばかりに握る咲夜。
同じように強く咲夜の手を握り返す夢子。
笑顔に殺気を込めて、二人の夜叉が睨み合っていた。
「それでは、ルールを説明します。今回は二人だけなので片方がスネアドラムでリズム担当、もう片方がフルートで主旋律を担当し、演奏していただきます。
プリズムリバー三姉妹の二人以上に評価されたペアを勝者とします。
では、神綺、こぁペアから演奏をして下さい」
神綺がスネアドラム、こぁがフルートを演奏。
神綺がスネアを叩きながら、ほんt……
アホ毛を揺らして指揮をとり、それに合わせてこぁがフルートを吹く。
左右にひょこひょこと動くアホ毛を頼りに、演奏をこなすこぁ。
後半には、慣れてきたこぁが、満面の笑みでフルートを吹くという可愛らしい絵が見れた。
一方の夢子、咲夜ペア。
夢子がスネアドラム、咲夜がフルート。
ナイフ投げと、メイドとしての経験を生かした精密な指使いで、完璧な演奏を成し遂げる。
もともと穏やかな曲が、この二人の手にかかれば、鬼気迫るものに早変わり。
たまに交錯する視線は、お互いを射殺さんばかり。
始終緊張感が場を支配し、最早死合いと言った様子。
プリズムリバー三姉妹の二人以上に評価されたペアを勝者とします。
では、神綺、こぁペアから演奏をして下さい」
神綺がスネアドラム、こぁがフルートを演奏。
神綺がスネアを叩きながら、ほんt……
アホ毛を揺らして指揮をとり、それに合わせてこぁがフルートを吹く。
左右にひょこひょこと動くアホ毛を頼りに、演奏をこなすこぁ。
後半には、慣れてきたこぁが、満面の笑みでフルートを吹くという可愛らしい絵が見れた。
一方の夢子、咲夜ペア。
夢子がスネアドラム、咲夜がフルート。
ナイフ投げと、メイドとしての経験を生かした精密な指使いで、完璧な演奏を成し遂げる。
もともと穏やかな曲が、この二人の手にかかれば、鬼気迫るものに早変わり。
たまに交錯する視線は、お互いを射殺さんばかり。
始終緊張感が場を支配し、最早死合いと言った様子。
「それではジャッジをお願いします」
ルナサ:夢子咲夜ペア
「二人の纏う雰囲気というかオーラは好み」
メルラン:神綺こぁペア
「後半、こぁがノってきた辺りから好印象」
リリカ:神綺こぁペア
「夢子咲夜ペアのは、演奏ではなく戦争。音楽とは言えない……」
ルナサ:夢子咲夜ペア
「二人の纏う雰囲気というかオーラは好み」
メルラン:神綺こぁペア
「後半、こぁがノってきた辺りから好印象」
リリカ:神綺こぁペア
「夢子咲夜ペアのは、演奏ではなく戦争。音楽とは言えない……」
結果、2対1で神綺こぁペアの勝利
なお、この後メイド二人による無制限弾幕デスマッチが開幕したわけだが。
それはまた、別の東方ファイト。
それはまた、別の東方ファイト。