――今回のファイトはガチバトル。対戦者は、何を血迷ったか前スレ>>1000にて自ら参戦を表明した
"~っす"(注:ジャッジ本人)と因幡てゐ組と、古アーマーなる物を装備したにとりである。
"~っす"(注:ジャッジ本人)と因幡てゐ組と、古アーマーなる物を装備したにとりである。
にとり「今回は久しぶりのガチバトルだね! こないだ山の遺跡地帯から発掘された古アーマーの
稼働チェックができるいい機会だよ!……さ~て、対戦相手はどこかなー?」
稼働チェックができるいい機会だよ!……さ~て、対戦相手はどこかなー?」
~っす「いきなり来たよ安価ぁぁぁぁぁ!ま、やるしかないかぁ。…てゐさん!準備いいっすか!?」
てゐ「………。(し~ん)」
~っす「……もしもし?てゐさん?…お――い!どうしたのー?」
てゐ「………。(し~ん)」
~っす「……もしもし?てゐさん?…お――い!どうしたのー?」
何故かやる気の"~っす"をよそに、まるで時を止められているかの様に微動だにしないてゐ。
…"~っす"がてゐをよく見ると、首から下げたミニ賽銭箱に何か注意書きが貼付けてあった。
…"~っす"がてゐをよく見ると、首から下げたミニ賽銭箱に何か注意書きが貼付けてあった。
『 1回 500円 』
~っす「…………え゛ッ!!? 金取るの!?」
このままでは埒があかないと踏んだ"~っす"は、財布から500円玉を取り出しミニ賽銭箱に投下した。 すると…。
てゐ「…っしゃ―――!! おい"~っす"、にとりなんぞ速攻でぶっとばすぞ―――ッ!!」
てゐは突然雄叫びを挙げ、"~っす"に勝利宣言を放つ。この兎"~っす"より遥かにやる気満々である。
~っす「…………お~」
"~っす"は早くもファイト参戦を後悔し始めていた……。
にとり「……なんかあったみたいだけど、大丈夫かい盟友~?」
~っす「大丈夫だ、問題ない。……ところでそのアーマー、どこをどう見ても白ヒゲ様なんだが……?」
にとり「えへへ。私が発掘した『白人形』だよ!いいでしょ?」
~っす「…………そーすね。てゐさん、本当に勝ち目あるんですかィ?」
~っす「大丈夫だ、問題ない。……ところでそのアーマー、どこをどう見ても白ヒゲ様なんだが……?」
にとり「えへへ。私が発掘した『白人形』だよ!いいでしょ?」
~っす「…………そーすね。てゐさん、本当に勝ち目あるんですかィ?」
てゐ「………。(し~ん)」
~っす「え゛ッ!?もう時間切れ!!? 何だコレ!?最新の大型ゲームだってもうちょっと持つぞ!?」
文句を言ったところで、スペカどころか弾幕すら持たない"~っす"にはてゐを頼るほか道はない。
"~っす"は、財布から500円玉を取り出しミニ賽銭箱に投下した。
"~っす"は、財布から500円玉を取り出しミニ賽銭箱に投下した。
てゐ「よっしゃ~! ……いいか"~っす"、お前はやたらに動き回ってにとりを撹乱するんだ。
その間に私がスペカで攻撃する。この作戦で行けば勝てる!……ウサ(ぼそり)」
~っす「今ウサって……いいですとも!」(←浅慮)
その間に私がスペカで攻撃する。この作戦で行けば勝てる!……ウサ(ぼそり)」
~っす「今ウサって……いいですとも!」(←浅慮)
にとり「おっ、いよいよだね! そいじゃ……ターン○(ピーッ!)、起動!!」
こうしてバトルは始まった……。
にとり「うはははは――!河童の技術力は幻想郷いちぃぃぃぃぃッ!!!」 ドシュウッ!(←ミサイル発射)
~っす「ぎゃあぁぁぁぁぁぁッ!! 危なっ!危なすぐる!」 チュド―ン!!(←避)
~っす「ぎゃあぁぁぁぁぁぁッ!! 危なっ!危なすぐる!」 チュド―ン!!(←避)
にとりが駆る『白人形』は発掘したばかりのハズなのに武装一式を装備済みであり、とても近寄れない。
幸い(?)にとりが『白人形』の力に溺れている為、攻撃の狙いが甘いのが救いではある。
幸い(?)にとりが『白人形』の力に溺れている為、攻撃の狙いが甘いのが救いではある。
~っす「なあぁぁぁぁぁッ!! いつまで時間稼ぎすればいいんだぁぁぁぁぁッ!!もう無理!すいまえんでした;」
てゐ「大丈夫だよ!さっきあんたのポケットに私の力を込めた四つ葉のクローバーを入れといたから。
頑張って避ければ当たりゃしないよ!……たぶん」
~っす「わ、わかった!」
てゐ「5000円になります」
~っす「おまっ…! (カカッ) ギャ――――ッ!! かすったぁぁぁぁぁ! 払えばいいんだろ払えばッ!!」
てゐ「まいど!…ちなみに、さっきのはグレイズグレイズ(笑)」
てゐ「大丈夫だよ!さっきあんたのポケットに私の力を込めた四つ葉のクローバーを入れといたから。
頑張って避ければ当たりゃしないよ!……たぶん」
~っす「わ、わかった!」
てゐ「5000円になります」
~っす「おまっ…! (カカッ) ギャ――――ッ!! かすったぁぁぁぁぁ! 払えばいいんだろ払えばッ!!」
てゐ「まいど!…ちなみに、さっきのはグレイズグレイズ(笑)」
……てゐの能力で運を上げ、なんとか凌ぐ"~っす"。
しかしにとりも徐々に冷静になり、狙いを定めて攻撃する様になる…。
しかしにとりも徐々に冷静になり、狙いを定めて攻撃する様になる…。
にとり「うーむ。なかなか盟友には当たらないなあ。……よーし、こうなったら……!」 ジャラ…ッ(←ガン○ムハンマー)
~っす「やっべ!ハンマーだ!トゲ鉄球のハンマー出してきた!!」
てゐ「…お待たせ"~っす"! さあ行くよ~!!
"脱兎「フラスターエスケーp…… "」
~っす「やっべ!ハンマーだ!トゲ鉄球のハンマー出してきた!!」
てゐ「…お待たせ"~っす"! さあ行くよ~!!
"脱兎「フラスターエスケーp…… "」
にとり「ひゅい!?」
~っす「……………………?」
てゐ「………。(し~ん)」
~っす「またかよ(笑)…(ゴソゴソ…) あっ!もう500円玉が無ぇ!!」
にとり「……なんだかよく解らないけどチャーンス! 盟友には当たらないから、喰らえ腹黒兎ぃ――!!」 ゴウッ!!
~っす「……………………?」
てゐ「………。(し~ん)」
~っす「またかよ(笑)…(ゴソゴソ…) あっ!もう500円玉が無ぇ!!」
にとり「……なんだかよく解らないけどチャーンス! 盟友には当たらないから、喰らえ腹黒兎ぃ――!!」 ゴウッ!!
てゐ「え……? ちょっ…まじで!?」
グワッシャァァァァァンッ!!
てゐ「きゃあぁ―――!?」
にとり駆る『白人形』の放ったガン○ムハンマーは、動きを止めていたてゐに直撃した。……確かに直撃したハズだった。
にとり「……そんな……馬鹿な……!?」
しかし、にとりがその姿を確認した時てゐは傷一つ負うことなく、茫然と座り込んでいた。
………"~っす"が身を挺しててゐを庇っていたのだ。
………"~っす"が身を挺しててゐを庇っていたのだ。
てゐ「……お、お前……!?」
~っす「…な、何であのタイミングで…時間切れだよ?……ぜってぇ詐欺だから。……超痛ぇ」
てゐ「……お前バカだろッ!? 何で…何で私を庇ったりするのさ!?」
~っす「………バカだからじゃね…?……それよりさ。500円玉無いから1000円札じゃ駄目……?
……にとりが呆気に取られてる内に何とかして欲しいのですが……。(ガクリ)」 ピチュ―ン
てゐ「なっ…!? …"~っす"…!"~っす"―――ッ!!」
~っす「…な、何であのタイミングで…時間切れだよ?……ぜってぇ詐欺だから。……超痛ぇ」
てゐ「……お前バカだろッ!? 何で…何で私を庇ったりするのさ!?」
~っす「………バカだからじゃね…?……それよりさ。500円玉無いから1000円札じゃ駄目……?
……にとりが呆気に取られてる内に何とかして欲しいのですが……。(ガクリ)」 ピチュ―ン
てゐ「なっ…!? …"~っす"…!"~っす"―――ッ!!」
……因幡てゐは悟った。"~っす"が本物の馬鹿であると。……そして自分も馬鹿だったと……。
自らの最近の境遇から、始めは変な奴に目を付けられたんだろうと。
コイツと組んでも結局二人まとめて酷い目に遭うんだろうと。……そう思っていた。
自らの最近の境遇から、始めは変な奴に目を付けられたんだろうと。
コイツと組んでも結局二人まとめて酷い目に遭うんだろうと。……そう思っていた。
てゐ「…そうか…。諦めていたんだね…。私は。」
……しかし、眼前の馬鹿はどうだろう。恐らく本気で勝つ気でいたんだろう。だって馬鹿だし。
……自分はどうだろう。負けるつもりでいた。…いや、負けるんだろうと思っていた。
……自分はどうだろう。負けるつもりでいた。…いや、負けるんだろうと思っていた。
てゐ「ははっ…。…何だい……結局、私も馬鹿なんじゃないか……」
にとり「ね、ねぇ。私が言うのも何だけど、もう降参した方がいいんじゃない?
盟友も早いとこ永遠亭に連れて行った方がいいと思うし……」
にとり「ね、ねぇ。私が言うのも何だけど、もう降参した方がいいんじゃない?
盟友も早いとこ永遠亭に連れて行った方がいいと思うし……」
てゐ「断る」
にとり「えっ?」
てゐ「コイツと私はタッグを組んでるんだ。…仲間がやられたのに逃げだす訳にはいかないよ。
…それに、相手がわざわざ"射程"に入ってきたんだ。せっかくのチャンスを活かさなきゃ…さ?(ニヤリ)」
にとり「な…何を……ひゅい!?」 ズドドォンッ!!
てゐ「コイツと私はタッグを組んでるんだ。…仲間がやられたのに逃げだす訳にはいかないよ。
…それに、相手がわざわざ"射程"に入ってきたんだ。せっかくのチャンスを活かさなきゃ…さ?(ニヤリ)」
にとり「な…何を……ひゅい!?」 ズドドォンッ!!
てゐが不敵に微笑んだ刹那、『白人形』の足元が大きく崩れる。てゐはいつの間にか落とし穴を仕込んでいたのだ。
てゐ「ウッサッサッ…!(笑) まさか、いざという時の為に用意していた逃走用の足止め罠に、
敵自ら飛び込んでくるとはねぇ…! …さぁて、どうしてやろうか。キヒヒヒヒ…ッ!」
にとり「…ななな…!?……ひ、卑怯者~~~~ッ!!」てゐ「卑怯大いに結構。最後に勝てばそれで良し!……覚悟――ッ!!」
にとり「や、やめろよ――う!!」
敵自ら飛び込んでくるとはねぇ…! …さぁて、どうしてやろうか。キヒヒヒヒ…ッ!」
にとり「…ななな…!?……ひ、卑怯者~~~~ッ!!」てゐ「卑怯大いに結構。最後に勝てばそれで良し!……覚悟――ッ!!」
にとり「や、やめろよ――う!!」
ピチュ―ン!
てゐ「…勝った。ふっ…、思い出したよ"~っす"。後先考えず悪戯しまくってたあの頃を……。
…あんたが教えてくれた、全力で馬鹿なことをやる楽しさ。悪戯が生き甲斐だったあの頃を!
…ウサ~~ッ!テンション上がってきた~!! 帰ったら早速、鈴仙の尻に座薬100連発だ~~ッ!!」
…あんたが教えてくれた、全力で馬鹿なことをやる楽しさ。悪戯が生き甲斐だったあの頃を!
…ウサ~~ッ!テンション上がってきた~!! 帰ったら早速、鈴仙の尻に座薬100連発だ~~ッ!!」
~っす「……ふぃ~っ。てゐから買った四つ葉のクローバーのお陰か、軽い脳震盪で済んだっぽい
…って、あれ?ファイトの結果は?」
…って、あれ?ファイトの結果は?」
JS999号「安心しろ。結果は貴様と因幡てゐの勝ちだ」
~っす「げえっ!? あ、あんたは……い、いや、あんた達はッ!!?」
初代スレ>>4「だがお前は調子に乗り過ぎた。スレ住人に需要がないってのが理解できないのか?」
馬鹿き手「いや、ロリは良いんだ。だが、ネコミミよりウサミミという君の考えが理解できないんだぁぁぁ!!」
げげろげろ「てゐの好感度アップかぁ~?まだ俺とレティさんの冬が来てないのに、お前に春到来なんぞ1000年早ぇんだよ!」
~っす「げえっ!? あ、あんたは……い、いや、あんた達はッ!!?」
初代スレ>>4「だがお前は調子に乗り過ぎた。スレ住人に需要がないってのが理解できないのか?」
馬鹿き手「いや、ロリは良いんだ。だが、ネコミミよりウサミミという君の考えが理解できないんだぁぁぁ!!」
げげろげろ「てゐの好感度アップかぁ~?まだ俺とレティさんの冬が来てないのに、お前に春到来なんぞ1000年早ぇんだよ!」
~っす「……え?ごめん聞いてなかった」
四人「「 死 ぬ が よ い 」」
……こうして今回のファイトは終了したが、一方で誇り高き漢達の闘いが始まったのだった……。