JS「という指定ですので、已む無くファイトに挑んで頂きます。
文は藍に、阿求は神綺にそれぞれ偽手紙を送って下さい」
文「……なんだか嬉しそうに見えますが気のせいでしょうか」
阿求「嬉しいんだとして、何が嬉しいのか解りませんね」
JS「さあ、ファイトはもう始まっていますよ。手紙の送信はこちらでやりますからご安心を」
文「うーん……まあ負けるのも癪ですからね(書き書き)」
阿求「その通りです。とはいえ事実でない事を書くのは心苦しいですね(書き書き)」
文「いやまったく、ファイトでなければとても出来ない事です」
阿求「天狗の新聞には色々誤謬が多いと聞いていますが?」
文「求聞史紀は史料の振りをして、個人の独断と偏見で編纂されていますよね?」
(ばちばちばち)
JS「さて、書き終わったようですね。では早速」
(少女配達中)
文は藍に、阿求は神綺にそれぞれ偽手紙を送って下さい」
文「……なんだか嬉しそうに見えますが気のせいでしょうか」
阿求「嬉しいんだとして、何が嬉しいのか解りませんね」
JS「さあ、ファイトはもう始まっていますよ。手紙の送信はこちらでやりますからご安心を」
文「うーん……まあ負けるのも癪ですからね(書き書き)」
阿求「その通りです。とはいえ事実でない事を書くのは心苦しいですね(書き書き)」
文「いやまったく、ファイトでなければとても出来ない事です」
阿求「天狗の新聞には色々誤謬が多いと聞いていますが?」
文「求聞史紀は史料の振りをして、個人の独断と偏見で編纂されていますよね?」
(ばちばちばち)
JS「さて、書き終わったようですね。では早速」
(少女配達中)
文「ふう……後は待つだけですね」
阿求「狼が来るのを、ですか?」
文「あら、私は狼が来ても平気ですが、あなたは木の上にでも逃げた方が宜しいのでは?」
椛「……あのー」
阿求「残念、犬ですね」
文「犬ねぇ」
椛「狼です!じゃなくて、文さま。藍様は残念ながら来られません」
文「え?どうして?」
椛「その……『自分の式の所在が解らないわけがない』と仰って」
文「……もしかして、私に外れ籤を押しつけましたか?」
JS「さて、JSは常に公明正大、私見や偏見など入ろう筈がありません」
文「くっ……してやられたわ」
阿求「そうですね。外れ籤を引いた上に、当たり籤の払いまで受け持つんですから」
文「どういう事ですか」
阿求「それは……」
(どーん)
神綺「出て来なさい、射命丸文!魔界神である私が直々に手を下してあげるわ!」
文「あのアホ毛は確かに魔界神……でも何故私の名前を……」
阿求「さあ、何故でしょうね」
文「!ま、まさかあなた……」
阿求「神綺様、鴉天狗の射命丸文ならこちらに居ますよ」
神綺「……あなたね、私の愛するアリスちゃんを誘拐して、ここでは言えないような目に遭わせているのは!」
文「あややや……否定する事ばかりで何から言えばいいのか……審判!……って、あやや?」
阿求「先程、私の勝ちを宣言されてすぐに帰られました」
文「なっ……これは罠よ!この清く正しい射命丸文を陥れようという……」
神綺「そうね、これは罠よ。私のアリスちゃんを陥れた罪……贖ってもらうわ!」
阿求「大変ですねぇ、では私はこれで」
椛「文さま……ぶ、無事をお祈りしておりますっ!」
文「あっ、椛まで!ちょっと助けてくれても……いや、こうなったら自力で逃げればっ」
(ごんっ)
文「か、壁!?むしろ結界!?一瞬で何故……」
神綺「……知らなかったの?『魔王からは逃げられない』って名言があるでしょう」
文「ひっ……ひぃ……きゃぁーっ!」
阿求「狼が来るのを、ですか?」
文「あら、私は狼が来ても平気ですが、あなたは木の上にでも逃げた方が宜しいのでは?」
椛「……あのー」
阿求「残念、犬ですね」
文「犬ねぇ」
椛「狼です!じゃなくて、文さま。藍様は残念ながら来られません」
文「え?どうして?」
椛「その……『自分の式の所在が解らないわけがない』と仰って」
文「……もしかして、私に外れ籤を押しつけましたか?」
JS「さて、JSは常に公明正大、私見や偏見など入ろう筈がありません」
文「くっ……してやられたわ」
阿求「そうですね。外れ籤を引いた上に、当たり籤の払いまで受け持つんですから」
文「どういう事ですか」
阿求「それは……」
(どーん)
神綺「出て来なさい、射命丸文!魔界神である私が直々に手を下してあげるわ!」
文「あのアホ毛は確かに魔界神……でも何故私の名前を……」
阿求「さあ、何故でしょうね」
文「!ま、まさかあなた……」
阿求「神綺様、鴉天狗の射命丸文ならこちらに居ますよ」
神綺「……あなたね、私の愛するアリスちゃんを誘拐して、ここでは言えないような目に遭わせているのは!」
文「あややや……否定する事ばかりで何から言えばいいのか……審判!……って、あやや?」
阿求「先程、私の勝ちを宣言されてすぐに帰られました」
文「なっ……これは罠よ!この清く正しい射命丸文を陥れようという……」
神綺「そうね、これは罠よ。私のアリスちゃんを陥れた罪……贖ってもらうわ!」
阿求「大変ですねぇ、では私はこれで」
椛「文さま……ぶ、無事をお祈りしておりますっ!」
文「あっ、椛まで!ちょっと助けてくれても……いや、こうなったら自力で逃げればっ」
(ごんっ)
文「か、壁!?むしろ結界!?一瞬で何故……」
神綺「……知らなかったの?『魔王からは逃げられない』って名言があるでしょう」
文「ひっ……ひぃ……きゃぁーっ!」
魔理沙「お?ファイト会場から悲鳴が聞こえるぜ」
アリス「ついでに近寄らない方が良さそうなオーラも感じるわね……」
魔理沙「今日もファイトってやってたんだな」
アリス「秘密裏に行われるファイトなんて、毎回ロクな物じゃないわよ」
アリス「ついでに近寄らない方が良さそうなオーラも感じるわね……」
魔理沙「今日もファイトってやってたんだな」
アリス「秘密裏に行われるファイトなんて、毎回ロクな物じゃないわよ」