小町「今日の東方ファイトは、『毛玉と腕相撲して負ける』なんだけど……腕ってどこだい?」
映姫「……」
小町「あのー、四季様?」
映姫「……はっ、私とした事が、『何故神が私だけをかくも完璧にお造りになられたか』という難題に
気をとられ、小町の声を聞き逃していました」
小町「まああたいは別にいいんですが……そっちは大丈夫かい?」
アリス「ええ、もちろん。それより閻魔様にお土産よ」
映姫「ふむ、では小町、これを是非曲直庁にある贈物の部屋に入れておきなさい」
小町「いつそんな部屋を……はいはい、やりますよ、四季様のご命令とあらb(ドカーン)」
アリス「ちっ、上手く逃げたわね……」
パルスィ「その悪運が妬ましい、ぱるぱるぱる……しかしカップルの片方は潰したわ!
今日はえーこま潰したぜ!明日はけねもこ粉砕だ!HAKYOKUせよ!HAKYOKUせよ!HAKYOKUせよ!」
映姫「なんと醜く、そして憐れなのか……私のように完璧な存在ならば、嫉妬心など無いものを……」
さとり「……あなたたち、人の屋敷の庭で何をしてるの。特にそこの閻魔、心の声が煩くてたまらないわ」
アリス「黙らせてもいいわよ?」
さとり「『後で猫と烏も吹き飛ばすし』ですか……その前にファイトをやったらどう?」
映姫「嗚呼、この者はなんという大罪人……この完璧な美しさに釣り合う罪は、
この私の力をもってしても探し得ない……はっ、これは鏡でしたか」
アリス「地底に毛玉って居たかしら?」
こいし「ただいまー」
さとり「おかえり、丁度お誂え向けに毛玉を連れて来たわね」
こいし「ふぇ?あ、ほんとだ。潰しちゃえ」
さとり「ちょっと待って。ほら、そっちの二人。毛玉を用意したわよ」
アリス「あっちはあんな様子だし、私から先にやるわね。えーと……(もぞもぞ)……(ぞわわわっ)」
さとり「……なるほど、毛玉の内側はそんな風ですか……」
アリス「さ、流石にこれは……繊細な指先は本職にもバイトにも欠かせないし、棄権するわ」
さとり「わかりました。では閻魔の方は……」
映姫「毛玉ですか?何処が腕かも解らぬような輩と腕相撲などと、
私がジャッジであれば認めない物を……しかし衆生を善に導くのも私の役目、受けて立ちましょう(もぞもぞ)」
さとり「……あぁ、自己愛の行き過ぎで、外部からの刺激に極端に鈍感なのね……」
映姫「ふっ!……あぁ、やはり完璧なる美と腕力とは共存できぬ定めなのですね」
さとり「……はい、ファイトの方は閻魔の勝ちね。それじゃこいし、ちょっといいかしら?」
こいし「なーに?うんうん……はーい。いきまーす、抑制『スーパーエゴ』」
映姫「この程度の弾幕、かわすまでも……」
さとり「その通りよ、ただの弾幕じゃないの」
映姫「……(真っ赤)……(ごそごそ)」
さとり「あらあら、物陰に隠れる事は無いわよ、折角の完璧な美貌、地底の皆にも見せてあげないと」
映姫「も、もうあんな事はしませんから、今だけは放っておいて下さいっ」
こいし「そーれ、本能『イドの解放』」
映姫「ああ、やはり自制するなど完璧な私には似合いま……」
こいし「でもってー、抑制『スーパーエゴ』」
映姫「……(こそこそもぞもぞ)」
さとり「……これは当分続きそうね。こいし、晩ご飯までには終わりにしなさいよ」
こいし「はーい」
アリス「……私の仕事、爆弾よりあの子の方が向いてるんじゃない?」
パルスィ「ぱるぱるぱるぱるっ」
映姫「……」
小町「あのー、四季様?」
映姫「……はっ、私とした事が、『何故神が私だけをかくも完璧にお造りになられたか』という難題に
気をとられ、小町の声を聞き逃していました」
小町「まああたいは別にいいんですが……そっちは大丈夫かい?」
アリス「ええ、もちろん。それより閻魔様にお土産よ」
映姫「ふむ、では小町、これを是非曲直庁にある贈物の部屋に入れておきなさい」
小町「いつそんな部屋を……はいはい、やりますよ、四季様のご命令とあらb(ドカーン)」
アリス「ちっ、上手く逃げたわね……」
パルスィ「その悪運が妬ましい、ぱるぱるぱる……しかしカップルの片方は潰したわ!
今日はえーこま潰したぜ!明日はけねもこ粉砕だ!HAKYOKUせよ!HAKYOKUせよ!HAKYOKUせよ!」
映姫「なんと醜く、そして憐れなのか……私のように完璧な存在ならば、嫉妬心など無いものを……」
さとり「……あなたたち、人の屋敷の庭で何をしてるの。特にそこの閻魔、心の声が煩くてたまらないわ」
アリス「黙らせてもいいわよ?」
さとり「『後で猫と烏も吹き飛ばすし』ですか……その前にファイトをやったらどう?」
映姫「嗚呼、この者はなんという大罪人……この完璧な美しさに釣り合う罪は、
この私の力をもってしても探し得ない……はっ、これは鏡でしたか」
アリス「地底に毛玉って居たかしら?」
こいし「ただいまー」
さとり「おかえり、丁度お誂え向けに毛玉を連れて来たわね」
こいし「ふぇ?あ、ほんとだ。潰しちゃえ」
さとり「ちょっと待って。ほら、そっちの二人。毛玉を用意したわよ」
アリス「あっちはあんな様子だし、私から先にやるわね。えーと……(もぞもぞ)……(ぞわわわっ)」
さとり「……なるほど、毛玉の内側はそんな風ですか……」
アリス「さ、流石にこれは……繊細な指先は本職にもバイトにも欠かせないし、棄権するわ」
さとり「わかりました。では閻魔の方は……」
映姫「毛玉ですか?何処が腕かも解らぬような輩と腕相撲などと、
私がジャッジであれば認めない物を……しかし衆生を善に導くのも私の役目、受けて立ちましょう(もぞもぞ)」
さとり「……あぁ、自己愛の行き過ぎで、外部からの刺激に極端に鈍感なのね……」
映姫「ふっ!……あぁ、やはり完璧なる美と腕力とは共存できぬ定めなのですね」
さとり「……はい、ファイトの方は閻魔の勝ちね。それじゃこいし、ちょっといいかしら?」
こいし「なーに?うんうん……はーい。いきまーす、抑制『スーパーエゴ』」
映姫「この程度の弾幕、かわすまでも……」
さとり「その通りよ、ただの弾幕じゃないの」
映姫「……(真っ赤)……(ごそごそ)」
さとり「あらあら、物陰に隠れる事は無いわよ、折角の完璧な美貌、地底の皆にも見せてあげないと」
映姫「も、もうあんな事はしませんから、今だけは放っておいて下さいっ」
こいし「そーれ、本能『イドの解放』」
映姫「ああ、やはり自制するなど完璧な私には似合いま……」
こいし「でもってー、抑制『スーパーエゴ』」
映姫「……(こそこそもぞもぞ)」
さとり「……これは当分続きそうね。こいし、晩ご飯までには終わりにしなさいよ」
こいし「はーい」
アリス「……私の仕事、爆弾よりあの子の方が向いてるんじゃない?」
パルスィ「ぱるぱるぱるぱるっ」
結果:アリスが毛玉の内側に手を入れるのを嫌って棄権し、映姫の勝ち。