スナップショット対決(お題・青春)。
「青春をタイトルとして写真を撮り審判の好感度が高いほうが勝利」
審判・映姫、写真撮影・文
「青春をタイトルとして写真を撮り審判の好感度が高いほうが勝利」
審判・映姫、写真撮影・文
慧音「ふむ、青春か…、なかなか難しいお題だな」
紫「(青春っていつ頃までを指すのかしら?)」
アリス「ちなみに、より青春らしさを演出する為、服装チェンジを行うわ」
映姫「はいはい、では籤をひきますよ、っと」
魔理沙「先生はうどんか。魅惑のミニスカ教師だな」
霊夢「紫は…フラン!? とんでもないの引いたわね」
レミリア「似合うとか似合わないとか、そういう問題じゃないわね」
慧音「その、どうしても着替えなければダメだろうか」
輝夜「いいからさっさと、着替えなさいな」
紫「(青春っていつ頃までを指すのかしら?)」
アリス「ちなみに、より青春らしさを演出する為、服装チェンジを行うわ」
映姫「はいはい、では籤をひきますよ、っと」
魔理沙「先生はうどんか。魅惑のミニスカ教師だな」
霊夢「紫は…フラン!? とんでもないの引いたわね」
レミリア「似合うとか似合わないとか、そういう問題じゃないわね」
慧音「その、どうしても着替えなければダメだろうか」
輝夜「いいからさっさと、着替えなさいな」
<試着終了>
慧音「あ、足元がスースーする…」
紫「胸が少しきつめね」
慧音「あ、足元がスースーする…」
紫「胸が少しきつめね」
妹紅「へぇ~、なかなかサマになってるじゃない」
慧音「あまりからかわないで欲しい…」
霊夢「ップ、ク、ククク、に、似合ってるわよ紫」
魔理沙「アハハハハハハ! す、すげえミスマッチだ!」
橙「紫様、似合ってますよ」
藍「紫様、おいたわしや」
紫「藍、笑われるのは別にいいの。褒められるのもそれはそれでいい、でも哀れむのはダメ」
橙「藍さまがスキマにぃ!」
文「さて、それでは着替えも済んだことですし始めましょう。期限は1時間、取れる枚数は3枚。それまでに撮影場所を決めて私を呼んでくださいね」
慧音「あまりからかわないで欲しい…」
霊夢「ップ、ク、ククク、に、似合ってるわよ紫」
魔理沙「アハハハハハハ! す、すげえミスマッチだ!」
橙「紫様、似合ってますよ」
藍「紫様、おいたわしや」
紫「藍、笑われるのは別にいいの。褒められるのもそれはそれでいい、でも哀れむのはダメ」
橙「藍さまがスキマにぃ!」
文「さて、それでは着替えも済んだことですし始めましょう。期限は1時間、取れる枚数は3枚。それまでに撮影場所を決めて私を呼んでくださいね」
慧音「さてと、青春となると、やはりここだな」
妹紅「寺子屋か、確かに子供が集まるといえばそうね」
慧音「とりあえず、子供達を集めてくれないか? 全員を集めたらそれを撮りたい」
妹紅「それでいいの? 被写体が分散されて目だたなくなるけど」
慧音「あぁ、私にとっての青春は子供達だ。それに例え負けても、その写真が残せれば私はそれでいい」
映姫「(……フム)」
妹紅「寺子屋か、確かに子供が集まるといえばそうね」
慧音「とりあえず、子供達を集めてくれないか? 全員を集めたらそれを撮りたい」
妹紅「それでいいの? 被写体が分散されて目だたなくなるけど」
慧音「あぁ、私にとっての青春は子供達だ。それに例え負けても、その写真が残せれば私はそれでいい」
映姫「(……フム)」
紫「さて、青春ね。何をどうしたものかしら」
霊夢「なに人の神社でくつろいでるのよ」
紫「いいじゃない。あなたも青春な経験の一つや二つくらいあるでしょう?」
霊夢「あいにく神社は暇なしで遊んでる暇とかないの、とっとと帰りなさい」
紫「つれないわねぇ」
霊夢「で、アンタはどうするのよ、もうどうするかは決めてるんでしょ」
紫「あぁ、それなら……」
魔理沙「おーい、向こうはもう終わったみたいだぜー」
紫「あらあら、あなたの青春話を聞きそびれちゃったわね」
霊夢「フン」
霊夢「なに人の神社でくつろいでるのよ」
紫「いいじゃない。あなたも青春な経験の一つや二つくらいあるでしょう?」
霊夢「あいにく神社は暇なしで遊んでる暇とかないの、とっとと帰りなさい」
紫「つれないわねぇ」
霊夢「で、アンタはどうするのよ、もうどうするかは決めてるんでしょ」
紫「あぁ、それなら……」
魔理沙「おーい、向こうはもう終わったみたいだぜー」
紫「あらあら、あなたの青春話を聞きそびれちゃったわね」
霊夢「フン」
<審査終了>
映姫「さて、それではそれぞれの作品から発表いたします」
文「まずは、寺子屋の先生、上白沢慧音さんからどうぞ!」
鈴仙「あ、集合写真ですか」
アリス「へぇ、よく撮れてるわね」
チルノ「アタイは真ん中で一番目立ってるわ!」
ミスティア「リグル目を瞑っちゃってるわね」
リグル「し、仕方ないでしょ、急にフラッシュたかれたから」
ルーミア「蛍なのにね~」
映姫「大変に良い一枚だと思いますよ。写真に写る子供達の笑顔から、あなたへの信頼が見て取れます」
慧音「ありがとうございます」
映姫「ただ、躾に頭突きをすぐ使うのはよくありませんね、子供といえどまずは言葉で教える事が……」
小町「四季様、四季様。時間時間」
映姫「おっと、そうですね。それでは次の写真です」
映姫「さて、それではそれぞれの作品から発表いたします」
文「まずは、寺子屋の先生、上白沢慧音さんからどうぞ!」
鈴仙「あ、集合写真ですか」
アリス「へぇ、よく撮れてるわね」
チルノ「アタイは真ん中で一番目立ってるわ!」
ミスティア「リグル目を瞑っちゃってるわね」
リグル「し、仕方ないでしょ、急にフラッシュたかれたから」
ルーミア「蛍なのにね~」
映姫「大変に良い一枚だと思いますよ。写真に写る子供達の笑顔から、あなたへの信頼が見て取れます」
慧音「ありがとうございます」
映姫「ただ、躾に頭突きをすぐ使うのはよくありませんね、子供といえどまずは言葉で教える事が……」
小町「四季様、四季様。時間時間」
映姫「おっと、そうですね。それでは次の写真です」
魔理沙「おぉ。こっちもよく撮れてるじゃないか、なぁ、霊夢姉さん」
霊夢「うるさいわね」
天子「ちょっと、なんであいつが子供になってるのよ」
衣玖「おそらく自らの年齢の境界を弄ったのでしょう、お隣の霊夢さんが年上に見えますね」
幽々子「知らない人が見れば仲の良い姉妹のようにも見えるわねぇ」
美鈴「そうですね、二人そろって縁側で日向ぼっこしてるのが微笑ましいです」
パチュリー「…青春とは未熟さの一種。成熟した自分を敢えて霊夢に近づけたのね」
橙「紫様すごいです!」
霊夢「うるさいわね」
天子「ちょっと、なんであいつが子供になってるのよ」
衣玖「おそらく自らの年齢の境界を弄ったのでしょう、お隣の霊夢さんが年上に見えますね」
幽々子「知らない人が見れば仲の良い姉妹のようにも見えるわねぇ」
美鈴「そうですね、二人そろって縁側で日向ぼっこしてるのが微笑ましいです」
パチュリー「…青春とは未熟さの一種。成熟した自分を敢えて霊夢に近づけたのね」
橙「紫様すごいです!」
<結果発表>
映姫「さて、結果発表です。今回のジャッジは…」
紫「フフッ」
慧音「……」
映姫「ドロー。勝者なしです」
フラン「えぇーーー、なんでーーー」
永琳「説明をお願いできるかしら」
映姫「そうですね、まず今回のお題ですが、正直に言えば青春とは人生の一つ、答えは千差万別。
故に私は、どれほど正直に自分をさらけ出せるかで評価しました」
妖夢「と言うと、どういう事でしょうか」
映姫「まず、上白沢慧音。彼女は自らを教師として、学び舎で子供達と共に過ごす事を青春と考え、心に迷いなく選択しました」
レミリア「それで、紫はどうなの? 能力も使ってるようだけど」
映姫「能力に関しては今回の場合は不問でいいでしょう、ルールが定められてたわけでもありませんし。
八雲紫。彼女もまた、穏やかな時を過ごせる相手を定め、その者と過ごす光景をフィルムに収めました。
これもまた、偽りならざる彼女の本心。故にどちらもそれぞれの「青春」を表してると判断しました」
霖之助「ふむ、故に勝者なしか」
レティ「でも、あなたは白黒はっきりつけられるのでは?」
映姫「白と黒、それは迷いなき判断であり、絶対に公明正大であるという事。私はそれを持って判断を下すのみです」
映姫「さて、結果発表です。今回のジャッジは…」
紫「フフッ」
慧音「……」
映姫「ドロー。勝者なしです」
フラン「えぇーーー、なんでーーー」
永琳「説明をお願いできるかしら」
映姫「そうですね、まず今回のお題ですが、正直に言えば青春とは人生の一つ、答えは千差万別。
故に私は、どれほど正直に自分をさらけ出せるかで評価しました」
妖夢「と言うと、どういう事でしょうか」
映姫「まず、上白沢慧音。彼女は自らを教師として、学び舎で子供達と共に過ごす事を青春と考え、心に迷いなく選択しました」
レミリア「それで、紫はどうなの? 能力も使ってるようだけど」
映姫「能力に関しては今回の場合は不問でいいでしょう、ルールが定められてたわけでもありませんし。
八雲紫。彼女もまた、穏やかな時を過ごせる相手を定め、その者と過ごす光景をフィルムに収めました。
これもまた、偽りならざる彼女の本心。故にどちらもそれぞれの「青春」を表してると判断しました」
霖之助「ふむ、故に勝者なしか」
レティ「でも、あなたは白黒はっきりつけられるのでは?」
映姫「白と黒、それは迷いなき判断であり、絶対に公明正大であるという事。私はそれを持って判断を下すのみです」
<エピローグ>
妹紅「引き分けか、残念だったね」
慧音「別に構わない。私はもっといい物をもらったからな。さっそく飾るとしよう」
チルノ「飾るのならアタイに任せなさい。立派な氷の額を作ってあげるわ」
リグル「それじゃあ、写真がぬれちゃうよ」
文「あややや、飾るんでしたら撮影者である私の名前もお忘れなく」
てゐ「抜け目のない天狗だねぇ」
妹紅「引き分けか、残念だったね」
慧音「別に構わない。私はもっといい物をもらったからな。さっそく飾るとしよう」
チルノ「飾るのならアタイに任せなさい。立派な氷の額を作ってあげるわ」
リグル「それじゃあ、写真がぬれちゃうよ」
文「あややや、飾るんでしたら撮影者である私の名前もお忘れなく」
てゐ「抜け目のない天狗だねぇ」
藍「紫様。残念でした」
紫「あら、そうでもないわ、なかなか楽しめる趣向だったからね」
幽々子「も~う、酷いわ紫。私というものがありながら」
紫「フフフ、ごめんなさい。今回はテーマが青春だったからね、親友だったら貴女を選んでたんだけど」
幽々子「しょうがないわねぇ。そうそう、あの子も一言、言いたそうよ」
霊夢「全く、嵌められたわ」
紫「アラアラ。拗ねちゃったかしら」
霊夢「アンタのせいで魔理沙やレミリア達から、からかわれっ放しよ。いい迷惑ね」
紫「それは残念ね。私は結構本気だったのだけれど」
霊夢「しばらく顔見たくないわ、さっさと行っちゃいなさい」
紫「フフフ。では「しばらく」後にまた会いましょう。あぁ、その写真は貴女にあげるわ、好きに使って頂戴」
霊夢「ちょっと、持ち帰りなさ……、全く、本当に迷惑なヤツだわ」
魔理沙「(そう言いつつも、小棚にしまうあたりがお前ららしいよな)」
紫「あら、そうでもないわ、なかなか楽しめる趣向だったからね」
幽々子「も~う、酷いわ紫。私というものがありながら」
紫「フフフ、ごめんなさい。今回はテーマが青春だったからね、親友だったら貴女を選んでたんだけど」
幽々子「しょうがないわねぇ。そうそう、あの子も一言、言いたそうよ」
霊夢「全く、嵌められたわ」
紫「アラアラ。拗ねちゃったかしら」
霊夢「アンタのせいで魔理沙やレミリア達から、からかわれっ放しよ。いい迷惑ね」
紫「それは残念ね。私は結構本気だったのだけれど」
霊夢「しばらく顔見たくないわ、さっさと行っちゃいなさい」
紫「フフフ。では「しばらく」後にまた会いましょう。あぁ、その写真は貴女にあげるわ、好きに使って頂戴」
霊夢「ちょっと、持ち帰りなさ……、全く、本当に迷惑なヤツだわ」
魔理沙「(そう言いつつも、小棚にしまうあたりがお前ららしいよな)」