天子「そ、そんなの参加したいわけ無いじゃない!」
映姫「そうですね。ではファイト内容の説明に入りましょう」
天子「え?だから私は参加したくないって言ってるでしょ!?」
衣玖「(どんっ)」
天子「ひゃっ!?(ざぱーん)ちょっなにこれ熱い熱過ぎでしょギャーっ!」
衣玖「続けて下さい」
映姫「どうも。そういう事ですので熱湯風呂我慢比べを行います」
用意されたのは風呂というか巨大な鍋、中は水で満たされており、ぐつぐつと煮え立っている。
その上に一枚の板が渡され、端からスク水うどんげ、セーラー服ムラサ、ホタテ貝ビキニはたてが乗っている。
映姫「それではファイト開始!」
映姫の掛け声により三人を乗せた板が回転し、立てられる。
水蜜とはたては足場を失う寸前に自ら飛び込み、決断しかねた鈴仙は湯の中に落とされた。
鈴仙「あづーっ!」
はたて「何よこのファイト!お肌どころか健康に悪いわよこんなの!」
水蜜「……」
三者三様の反応、というかこの程度で済んでいる辺り、妖怪は丈夫である。
映姫「そうですね。ではファイト内容の説明に入りましょう」
天子「え?だから私は参加したくないって言ってるでしょ!?」
衣玖「(どんっ)」
天子「ひゃっ!?(ざぱーん)ちょっなにこれ熱い熱過ぎでしょギャーっ!」
衣玖「続けて下さい」
映姫「どうも。そういう事ですので熱湯風呂我慢比べを行います」
用意されたのは風呂というか巨大な鍋、中は水で満たされており、ぐつぐつと煮え立っている。
その上に一枚の板が渡され、端からスク水うどんげ、セーラー服ムラサ、ホタテ貝ビキニはたてが乗っている。
映姫「それではファイト開始!」
映姫の掛け声により三人を乗せた板が回転し、立てられる。
水蜜とはたては足場を失う寸前に自ら飛び込み、決断しかねた鈴仙は湯の中に落とされた。
鈴仙「あづーっ!」
はたて「何よこのファイト!お肌どころか健康に悪いわよこんなの!」
水蜜「……」
三者三様の反応、というかこの程度で済んでいる辺り、妖怪は丈夫である。
鈴仙「(こんなの五分も入ってたら命が危ういわ。適当な所で切り上げて……)」
輝夜・永琳・てゐ「「(にやにや)」」
鈴仙「(って何あの鍋!?もしかして餡かけ!?でもあんな白くてどろっとした餡って一体……)」
哀れ鈴仙には自発的ギブアップという選択肢は元から無かったようだ。
輝夜・永琳・てゐ「「(にやにや)」」
鈴仙「(って何あの鍋!?もしかして餡かけ!?でもあんな白くてどろっとした餡って一体……)」
哀れ鈴仙には自発的ギブアップという選択肢は元から無かったようだ。
はたて「あー熱い熱い、ってかさー、鴉にこんな長湯させんじゃないわよー」
鴉天狗のはたては流石に耐える。
というかホタテ貝ビキニという衣装指定の都合上、早めリタイヤでの半裸待機は避けたかった。
玉兎は早々に潰れるだろうし、舟幽霊も今は実体があるからには長くは持たないだろう。何よりも――
文「(にやにや)」
はたて「(っつ……あいつに笑われるくらいなら、こんなの我慢してやるわよ!)」
『悲鳴を上げて無様に飛び出す』とか『ポロリもあるよ』を
期待しているとしか思えない文の存在が、皮肉にもはたての精神を支えていた。
鴉天狗のはたては流石に耐える。
というかホタテ貝ビキニという衣装指定の都合上、早めリタイヤでの半裸待機は避けたかった。
玉兎は早々に潰れるだろうし、舟幽霊も今は実体があるからには長くは持たないだろう。何よりも――
文「(にやにや)」
はたて「(っつ……あいつに笑われるくらいなら、こんなの我慢してやるわよ!)」
『悲鳴を上げて無様に飛び出す』とか『ポロリもあるよ』を
期待しているとしか思えない文の存在が、皮肉にもはたての精神を支えていた。
水蜜「……」
映姫「あまりの熱さに声も出ない、という事でもなさそうですが」
水蜜「もちろん熱いですわ。でもこの程度、何という事はありません」
映姫「ふむ……流石は命蓮寺の妖怪、精神力が違いますか」
心頭滅却すれば何とやらとはよく言うが、それを体現したかの如き水蜜の態度。
映姫も流石と感心するより他になかった。
映姫「あまりの熱さに声も出ない、という事でもなさそうですが」
水蜜「もちろん熱いですわ。でもこの程度、何という事はありません」
映姫「ふむ……流石は命蓮寺の妖怪、精神力が違いますか」
心頭滅却すれば何とやらとはよく言うが、それを体現したかの如き水蜜の態度。
映姫も流石と感心するより他になかった。
鈴仙「あぅ……ふぅっ……も……ダ、メぇ……(ぶくぶく)」
永琳「審判、これ以上やると煮込みウドンゲになるわ。ギブアップよ」
セコンドの発言を受けて映姫が頷き、上空の雲山が手にした巨大箸で鈴仙をつまみ出す。
永遠亭勢の前に置かれた鈴仙の姿は、真っ赤に茹で上がった痛々しさを除けば、
スク水の似合わないボディラインを完全に弛緩させ、浅い呼吸に合わせて胸を上下させる、
非常にskmdy風味の強い物だ。
輝夜「それじゃ早速やっちゃいなさい」
てゐ「あらほらさっさ~い(ざばっ)」
そのスク水鈴仙に、先程から用意していた鍋の中身をぶちまける。
鈴仙の姿は一瞬にして白いどろとした粘液にまみれ……おやどうしましたぱっちぇさん。
永琳「八意印の軟膏よ」
映姫「……機能的なのは認めますが、もう少し外見にも配慮があるべきかと」
気絶した鈴仙を永遠亭の皆さんが擦っている間に、勝負は動きつつあった。
永琳「審判、これ以上やると煮込みウドンゲになるわ。ギブアップよ」
セコンドの発言を受けて映姫が頷き、上空の雲山が手にした巨大箸で鈴仙をつまみ出す。
永遠亭勢の前に置かれた鈴仙の姿は、真っ赤に茹で上がった痛々しさを除けば、
スク水の似合わないボディラインを完全に弛緩させ、浅い呼吸に合わせて胸を上下させる、
非常にskmdy風味の強い物だ。
輝夜「それじゃ早速やっちゃいなさい」
てゐ「あらほらさっさ~い(ざばっ)」
そのスク水鈴仙に、先程から用意していた鍋の中身をぶちまける。
鈴仙の姿は一瞬にして白いどろとした粘液にまみれ……おやどうしましたぱっちぇさん。
永琳「八意印の軟膏よ」
映姫「……機能的なのは認めますが、もう少し外見にも配慮があるべきかと」
気絶した鈴仙を永遠亭の皆さんが擦っている間に、勝負は動きつつあった。
はたて「……(何アイツ……もしかして霊体になってるとか?
でも流石にそれは閻魔が反則取るよねー……あー、もーダメだわ。
なんか考えるの億劫になってきたし……)」
文「おやおやもうギブアップですか?」
はたて「……無茶言わないで、こっちはあんたと違って繊細なの……よっ!(ばしゃっ)」
文「あやややや!?」
はたて「今よ。ギブアップぎぶあーっぷ!でもっておっさきぃ~(すたたたた)」
文「しまった!卑怯者~っ!」
弱った姿を見せて隙を誘い、文の持ったカメラに湯を浴びせる。
直撃はしないものの体制の崩れた所を見計らい、湯船から飛び出すと
落としてあったバスタオルに身を包んで脱兎の勢いで逃げ去った。
でも流石にそれは閻魔が反則取るよねー……あー、もーダメだわ。
なんか考えるの億劫になってきたし……)」
文「おやおやもうギブアップですか?」
はたて「……無茶言わないで、こっちはあんたと違って繊細なの……よっ!(ばしゃっ)」
文「あやややや!?」
はたて「今よ。ギブアップぎぶあーっぷ!でもっておっさきぃ~(すたたたた)」
文「しまった!卑怯者~っ!」
弱った姿を見せて隙を誘い、文の持ったカメラに湯を浴びせる。
直撃はしないものの体制の崩れた所を見計らい、湯船から飛び出すと
落としてあったバスタオルに身を包んで脱兎の勢いで逃げ去った。
映姫「さて、これであなたの勝ちですね」
天子「(ざばぁっ)待った!こいつはイカサマ、反則負けよ!」
水蜜「……」
映姫「どういう事ですか?」
水蜜「……そういえばあなたもこの湯の中に居たんでしたね。誤算でしたわ」
天子「船底のヴィーナスの要領で足元から冷水をすこーしだけ出してたのよ。
それを身の回りに纏って熱さを凌いでたんだわ……熱湯ぶらーの風上にも置けない行為よ!」
衣玖「ナイスな指摘です、総領娘様。ご褒美に(どんっ)」
天子「へ?いや本気でもういい……びゃあ゛ぁ゛゛ぁあづいぃ゛ぃぃ゛!!」
天子「(ざばぁっ)待った!こいつはイカサマ、反則負けよ!」
水蜜「……」
映姫「どういう事ですか?」
水蜜「……そういえばあなたもこの湯の中に居たんでしたね。誤算でしたわ」
天子「船底のヴィーナスの要領で足元から冷水をすこーしだけ出してたのよ。
それを身の回りに纏って熱さを凌いでたんだわ……熱湯ぶらーの風上にも置けない行為よ!」
衣玖「ナイスな指摘です、総領娘様。ご褒美に(どんっ)」
天子「へ?いや本気でもういい……びゃあ゛ぁ゛゛ぁあづいぃ゛ぃぃ゛!!」
結果:水蜜反則負けにより繰り上がりではたての勝ち