映姫「というファイトですので、終了まで古明地さとりと三人で共同生活をしてもらいます」
魔理沙・アリス「「えっ!?」」
さとり「二人いっぺんに心を確認するにはこれしかなかったのよ」
魔理沙・アリス「「えっ!?」」
さとり「二人いっぺんに心を確認するにはこれしかなかったのよ」
そんなこんなで東方ファイト。
二人に現状を説明した上での共同生活。
個室があるとはいえ、なるべく三人一緒に居るようにという指示が下っている。
魔理沙は割と暢気に状況を楽しんでおり、魅魔の放任主義もあって不自然さは無い。
逆にアリスは緊張しっ放しなのだが、神綺が所作に微妙に介入して見た目には平常運転。
アリス自体もサポートがついている事に気付いていない程のさりげない介入だった。
そして勝負が動いたのは夕刻の事。
二人に現状を説明した上での共同生活。
個室があるとはいえ、なるべく三人一緒に居るようにという指示が下っている。
魔理沙は割と暢気に状況を楽しんでおり、魅魔の放任主義もあって不自然さは無い。
逆にアリスは緊張しっ放しなのだが、神綺が所作に微妙に介入して見た目には平常運転。
アリス自体もサポートがついている事に気付いていない程のさりげない介入だった。
そして勝負が動いたのは夕刻の事。
魔理沙「アリス、やっぱり食事の仕度は手伝おうか?」
アリス「い、いいのよ魔理沙!後はお皿を出して盛り付けるだけだから!」
さとり「『それに魔理沙が隣に居たら――』」
アリス「はっ!(しゅっ)」
さとり「あうっ!(こつん)」
魔理沙「何を遊んでるんだぜ……皿だな、じゃあ私が取ろう」
アリス「いいのよ魔理沙、私が取るから座ってて!」
二人が同時に棚に向かった瞬間の出来事。
アリス「い、いいのよ魔理沙!後はお皿を出して盛り付けるだけだから!」
さとり「『それに魔理沙が隣に居たら――』」
アリス「はっ!(しゅっ)」
さとり「あうっ!(こつん)」
魔理沙「何を遊んでるんだぜ……皿だな、じゃあ私が取ろう」
アリス「いいのよ魔理沙、私が取るから座ってて!」
二人が同時に棚に向かった瞬間の出来事。
魅魔『やれやれ、ウチの弟子は晩熟だねぇ。魔女らしく恋の一つもさせてやるかい』
神綺『この時を待っていたわ!行くわよアリスちゃん!』
神綺『この時を待っていたわ!行くわよアリスちゃん!』
二人には聞こえない心の声が腹を決めると、
アリスが魔理沙の方へと倒れ込み、アリスへと腕を向けていた魔理沙がそれを受け止めた。
アリスが魔理沙の方へと倒れ込み、アリスへと腕を向けていた魔理沙がそれを受け止めた。
アリス「きゃっ!?」
魔理沙「おぉっと!」
魅魔・神綺『『(にやにやにやにや)』』
アリス「あ、あのっ……ごめんなさい、ママが私を操って――」
(ちゅっ)
アリス「!?!?」
魔理沙「そういうのは言いっこなしだ。私達は操られてなんかない、これも星の巡り合わせさ」
アリス「っ!……う、うん……ありがとう、魔理沙……」
さとり「(にやにやにやにや)」
魔理沙「うおぉっ!?」
アリス「(ごろごろ)」
魔理沙「あ、アリス!夕飯だ、夕飯にするぞ!」
アリス「うん、わかったわ魔理沙。その後はお風呂で、もちろんその後はもごもご」
魔理沙「わーっ!わーっ!そんな事言ったらパチュリーが……」
さとり「『その後はわ・た・し』ですか。ああ熱い熱い」
魔理沙「ちょっ!」
魔理沙「おぉっと!」
魅魔・神綺『『(にやにやにやにや)』』
アリス「あ、あのっ……ごめんなさい、ママが私を操って――」
(ちゅっ)
アリス「!?!?」
魔理沙「そういうのは言いっこなしだ。私達は操られてなんかない、これも星の巡り合わせさ」
アリス「っ!……う、うん……ありがとう、魔理沙……」
さとり「(にやにやにやにや)」
魔理沙「うおぉっ!?」
アリス「(ごろごろ)」
魔理沙「あ、アリス!夕飯だ、夕飯にするぞ!」
アリス「うん、わかったわ魔理沙。その後はお風呂で、もちろんその後はもごもご」
魔理沙「わーっ!わーっ!そんな事言ったらパチュリーが……」
さとり「『その後はわ・た・し』ですか。ああ熱い熱い」
魔理沙「ちょっ!」
直後、ファイトのために用意されたその家はロイヤルフレアに包まれた。
神綺「まーけーたー!アリスちゃんなら操られてないもん!って強がると思ったのにー」
魅魔「そりゃ普段ならねぇ。あんな状況じゃ、あのお嬢ちゃんは取り繕っちまうさ。
まぁ、魔梨沙を真直ぐな子に育てたあたしの勝ちって所かねぇ」
神綺「うぅー……わかったわ!やっぱりアリスちゃんと一緒に生活しないとダメなのね!」
魅魔「そりゃ普段ならねぇ。あんな状況じゃ、あのお嬢ちゃんは取り繕っちまうさ。
まぁ、魔梨沙を真直ぐな子に育てたあたしの勝ちって所かねぇ」
神綺「うぅー……わかったわ!やっぱりアリスちゃんと一緒に生活しないとダメなのね!」
映姫「……」
小町「どうしたんですか四季様?」
映姫「今日のファイト、指定は魔理沙とアリスだったように思いましたが」
小町「あー……じゃあタッグ戦ですね、きっとそうですよ!」
映姫「なるほど。小町もたまにはいい事を言いますね」
小町「えへへ、任せて下さいって(……あれ、今なんか違和感……褒められてない?)」
小町「どうしたんですか四季様?」
映姫「今日のファイト、指定は魔理沙とアリスだったように思いましたが」
小町「あー……じゃあタッグ戦ですね、きっとそうですよ!」
映姫「なるほど。小町もたまにはいい事を言いますね」
小町「えへへ、任せて下さいって(……あれ、今なんか違和感……褒められてない?)」