キャラクター



ノクティス

自国の崩壊を皮切りに、次々に悲劇に見舞われる悲劇の王子。
その行動も死に様も全てを運命で決められ、一般的なRPGの主人公のようにそれに抗うことすら許されなかった、見ようによってはシリーズ史上でも稀に見るクッソ哀れな主人公。
理不尽な事にもつっこまず、言われたことは素直に実行する良い子。

恋人が死んだ後だというのに悲しむことすら許されず、ホモ男三人のメンタルケアに当たる。イグニスとかいうやつの介護で忙しいのに、隣でグラディオとかいうヒステリックゴリラが常時キレてて、そこにゲイホモプロンプトのかまって攻撃まで加わり、彼の心労は計り知れない。
あげく、せっかく王の力を全て集めたにもかかわらず、その力を使うには10年眠る必要があることをクソの役にも立たないくせにやけに尊大なバハムートに告げられる。
追い打ちをかけるように、アーデンを倒すために自害を命じられる。さすがに覚悟を決めて最終決戦に臨もうとするが、なぜ自分だけがこんな目に合うのかと、頼りにならない仲間の前で「つれえわ」と漏らす事しかできなかった。
そしてラスボスを○ボタン連打(実際は連打すらする必要がない)で倒した後、なんの救済もなく自害。失ったヒロインの夢を見てその命を散らす。
その最期の夢すらプロンプトのせいで台無しにされることもしばしばある、とにかく徹底的に救われない男。


グラディオラス

大柄な体格の青年で、愛称は「グラディオ」。
王家の“盾”として代々その任に付くアミシティア家の若き総領。年齢23歳。
王の盾というからには主人公に忠義を尽くす、男らしくて頼もしいキャラなんだろうというプレイヤーの期待を裏切り、その実態は女々しくヒステリックな八つ当たりを繰り返す生理中のゴリラ。通称生理ゴリラ。餌はカップヌードル。

王の盾という立場でありながら王子よりもイグニスを敬い、最終章では王の剣の服を着こむ盾の概念を覆すアバンギャルドさを見せる。唐突に王子ほったらかしてパーティーから離脱し、中途半端に怪我して戻ってくるどうしようもない脳筋。


プロンプト

足手まといの腰巾着的カマホモ。本作のメインヒロイン。
幼少時は「ドゥフフフ、ノクトタンとなかよくなりたいお」と陰からノクトに熱い視線を送り続けるデブオタだったが、ガワだけリア充化したことでノクトに近づく事に成功。堂々とノクトの盗撮に奔走する。
戦闘が終わると「行こうよ(怒)」とキレ始め、車から降りると「また徒歩なの?」「雨の日になんで歩くの?」とひたすらに愚痴り
チョコボから降りるときの「ん~♪ありがと~チョコボォ」のねっとり台詞がプレイヤーを苛立たせる。

後方支援キャラのくせに王の盾とかいうゴリラより前にしゃしゃり出て自爆するのが趣味。


イグニス

家事・被害担当者。通称バグニス、花○院。
「大規模な戦闘」に巻き込まれて失明してしまう。失明したんだから大人しくしてろよというノクトとプレイヤーの心の声に反して根性だけでついてくる。こいつがこれ見よがしに辛そうにするたびゴリラに怒られるのはノクトである。
気を利かせて要介護眼鏡から離れて敵を一掃しようと一瞬でも走ると、ちったぁ気い遣え!だの、ゆっくりあるけだのヒスゴリラからのきつい罵声が浴びせられる。気を遣うとは何なのか。そもそもこのど根性眼鏡が気を遣って病院で安静にしてくれていればこんな事には…。色んな意味で冷たい缶詰がノクトとプレイヤーの心をえぐる。

ゲーム中では失明と誘拐被害のほか、ひき逃げ、眼鏡の空中浮遊、幽霊化、フリーズ、チョコボの直立乗り、など数々のバグ被害にも巻き込まれる。さらにゲームの外ではシナリオライターの思惑通り、腐女子達からイグママや母などといった母性溢れる気色の悪いレッテルを貼られる。

こいつもひょこひょこ敵の前に立っては自爆する習性がある。痛いのが趣味なら余所でやってくれ。


アーデン

体験版にも出てきた本作のラスボス。拗らせおじさん。
というか、本作で明確にノクティスに敵対する人物は彼と帝国側の数人の部下を除けば、あとはシガイと野生動物くらいしかいない。
他人の穢れを吸い取り引き受ける程度の能力を持ち、かつて世界に「星の病」が蔓延した際にその能力で多くの人間を救ったが、穢れを溜め込みすぎて異形の姿に変貌した。
だがクリスタルの啓示を受けてなかったルシス王は彼を化け物と罵り追放、アーデンは復讐のためイフリートと共に帝国に降り、ルシスを壊滅させる計画を立て始めた。
ラスボスと呼ぶにはスケールが小さい上、倒してスカッとするにはその背景(というかルシス王)がクソすぎる。しかも寝ていた10年で世界が荒廃しているため、倒したところでこれといって世界は救えないという、なんとも倒すモチベーションが沸かない敵である。
「たかが10年でこの俺を超えられたと思うな!」「今更夜が明けたって、朽ちた世界が見えるだけさ!」ごもっとも。



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最終更新:2021年08月29日 15:21