■動作環境 (uLilithのReadme.txtより)
ver.1.0.0 (2019-01-01版)までのバージョンの動作環境
- SSE または、MMX+ 拡張命令をサポートした、動作クロック 1GHz 以上の Pentium 互換 CPU
- ※2017/03/13版から SSE2 必須になりました。
- Windows 2000 以降の 64bit 版を含む NT 系 OS
(Windows 2000 / Windows XP / Windows Vista
/ Windows 7 / Windows 8 / Windows 8.1 / Windows 10
/ Windows Server 2003 / Windows Server 2003 R2
/ Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
/ Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2)
※以前のバージョンでも Windows 8 での動作は確認されていたようですが、
2013/10/14版から、Windows 8 / 8.1 / Server 2012 / Server 2012 R2 が動作環境に正式に追加されました。
※2015/07/31版から、Windows 10 が動作環境に追加されました。
VS2019版 ver.1.0.0 (2019-12-07版)の動作環境
- Intel Core2 またはその互換 CPU / 拡張命令への対応が同等であれば、AMD 製でも動作可能
- Windows Vista 以降の 64bit 版を含む NT 系 OS
(Windows Vista / Windows 7 / Windows 8
/ Windows 8.1 / Windows 10
/ Windows Server 2008 / Windows Server 2008 R2
/ Windows Server 2012 / Windows Server 2012 R2
/ Windows Server 2016 / Windows Server 2019)
■インストーラの種類
※動作環境を満たしたパソコンであればx86版を使用すればuLilithは動作しますので
CPUの種類・名称などがよくわからない場合はx86版をインストールしてください。
x86版のほかにCore2版・x64版・x64Core2版といったバージョンもありますが
基本的にはどれも機能面の違いはありません。(ただし64bitOS用のみ、TAKファイルが使用できません)
パソコンに搭載されているOSやCPUに合わせたバージョンを選べば、
例えばファイル変換時の処理速度の向上やCPU負荷の軽減などが見込めます。
使用中のCPUが対応している拡張命令を知りたい場合は
CPU-Zなどのハードウェア情報表示ソフトを使用するか、
x86版のuLilithをインストールして設定ウィンドウを開き、
設定→バージョン情報を選び
「システム情報」の拡張機能欄を参照してください。
●32bitOS(64bitでない通常のOS)用
x86版
通常版、動作環境以上の環境向け
自分のパソコンの環境がよくわからない場合はこちらを使用してください。
※Core2版に対応するCPUや、64bitOSでも動作します。
64bitOSでTAKを利用したいときはこのバージョンを使用してください。
Core2版
Intel Core 2シリーズやCore iシリーズ、ATOMシリーズなどのSSSE3拡張命令に対応したIntel製CPU向け
※注 AMD製CPUには対応していません。
※2017/03/13版から「x86用SSE2差分」は廃止となりました。(x86版にSSE2コードが適用され、x86版の動作にSSE2が必須となったため)
●64bitOS用
x64版
64bitOS用の通常版
※VS2019版(2019-12-07)はx64版のみ配布されています。
(VS2019版の場合、x64版でも内容はx64Core2版と同等のようです。前述の動作環境のとおりAMD製CPUでも動作可能です)
x64Core2版
64bitOS用のCore2版(Core2以降のIntel製CPU用)
※注 32bitOS用のCore2版と同じく、AMD製CPUには対応していません。
※Windowsの仕様で、64bitOS用のuLilith(x64版・x64Core2版)で使用できるプラグインやDirectShowフィルタなどは
64bitOS用のものに限られます。32bit用のプラグインやフィルタなどは使用できません。
また、現在「TAKファイルのデコードライブラリのx64版」が存在しないので
64bitOS用のuLilithではTAKファイルの再生・デコード機能は使用不能になっています。
64bitOSでTAKを利用したい場合、または32bit用のプラグインやDirectShowフィルタ・スプリッタなどを導入したい場合は
32bitOS用のuLilith(x86版・Core2版)を使用してください。
・64BitOS環境で32BitOS用uLilithを使用する場合の制限事項
64BitOS環境で32BitOS用uLilithを使用すると、TAKファイルや32BitOS用のプラグイン等が使用可能になりますが、
32BitOS用uLilithでファイルのフルバッファリング【※】を使用する場合、
(※ 再生するファイル全体をメモリ上に読み込む機能。本体設定の「
読み書き→読み込み」で設定)
フルバッファリング機能に割り当て可能なメモリ容量が制限されます。
通常は搭載しているメインメモリの25%までが割り当て可能ですが、
32BitOS用uLilithでは2GB以上のメモリの割り当ては(搭載メインメモリの25%以内であっても)できません。
2GB以上のメモリを割り当てたい場合は64BitOS用uLilithを使用してください。
■必要なランタイムと入手先
uLilithの動作には「Visual C++ のランタイム (再頒布可能パッケージ)」が必要です。
2019-01-01版までのバージョンの場合
- 「Visual C++ 2008 SP1 ランタイム」が必要です。
VS2019版(2019-12-07版)の場合
- Visual C++ 2019用のランタイム(Visual Studio 2015-2022のランタイム)が必要です。
- 現在はVisual Studio 2015/2017/2019/2022のランタイムパッケージは共通のパッケージになっているようです。
※VS2019版のuLilithのReadme.txtにも2019/12/07時点での再頒布可能パッケージへの直リンクURLが記載されていますが、
上記サイトでは現在の最新バージョンのパッケージの入手が可能です。
なお、
『Visual Studio Tools のダウンロード』
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/
上記Webサイトの画面下部の
「その他のTools、Flameworks,そしてRedistributables」をクリックして展開すると出てくる
「Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2022」の項目からダウンロードした場合も
前述のVisual Studio 2015/2017/2019/2022のランタイムと同一のものが入手できるようです。
Windows 2000の場合
上の項目の「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ」を
インストールした上で、
別途 Gdiplus.dll のインストールが必要な場合があります。[※]
※uLilith.exe を実行したとき、
「uLilith.exe - DLL が見つかりません
ダイナミック リンク ライブラリ gdiplus.dll が指定されたパス
(uLilithのインストールフォルダなどの複数のフォルダ名)
に見つかりませんでした。」
というダイアログが出て、uLilithが起動できない場合は Gdiplus.dll がインストールされていません。
- ・Gdiplus.dll のインストール方法
- 1.上の GDI+ のダウンロードページ内の「DOWNLOAD」ボタンを押しexeファイルをダウンロードします。
- 2.ダウンロードしたexeファイルを実行すると、ファイルの解凍先フォルダを指定するウィンドウが出てくるので
- フォルダを指定して「OK」をクリックします。
- (特に変更せず「OK」をクリックした場合はexeファイルと同じ場所に解凍されます。)
- 3.解凍して出てきたフォルダの中から『gdiplus.dll』を探して、右クリックで「コピー」します。
- (複数のフォルダが出てきますが、「asms」フォルダのほうを開き、
- その中の「10」→「msft」→「windows」→「gdiplus」と次々にフォルダを開いていくと
- 最後の「gdiplus」フォルダに『gdiplus.dll』が入っているようです。)
- 4.uLilith.exe のあるフォルダ内で右クリック、「貼り付け」をします。
- uLilith.exe と同じフォルダに gdiplus.dll がコピーされればインストールは完了です。
- そのまま uLilith.exe を実行するとuLilithが起動できます。
Windows Media Audio ファイルの使用について
拡張子*.wmaの"Windows Media Audio ファイル"の使用には
下記のどちらかのインストールが必要になります。
- Windows Media Player
- Windows Media Format v9以降のランタイム
基本的にはWindows Media Playerの最新版がインストールされていればwmaファイルは使用可能です。
(Windows Media Playerのインストール時に、
対応バージョンのWindows Media Formatランタイムも同時にインストールされるため)
通常の場合、Windows Media Playerはインストールされていると思うので
特に追加のインストールは必要ないとは思われますが、もしwmaファイルが再生/デコード/エンコードできないという場合は
Windows Media Playerの最新版かWindows Media Formatのランタイムをインストールしてください。
Windows Vista以降を使用している場合は、Windows Media Playerの最新版のインストールをおすすめします。
Windows 2000/XPで、Windows Media Formatのランタイムを単独でインストールする場合は
Microsoftのダウンロードセンターか、下記URL(Project9kのサイトでの配布)からダウンロードしてください。
Windows 2000 用 (XPでも使用可) (※リンク切れ)
- Windows Media Format 9 Runtime
Windows XP(x86) 用
- Windows Media Format 9.5 Runtime
- Windows Media Format 11 Runtime x86版
Windows XP(x64) 用
- Windows Media Format 11 Runtime WindowsXP x64版
最終更新:2024年01月24日 06:53