目次
表示
フェイス
- ・フォントのアンチエイリアス
- フェイスに表示する文字フォントのアンチエイリアス(滑らかさの)方式を設定します。
- フェイスによっては特定のアンチエイリアス設定だけでの表示を想定しているものもあるので
- サンプル画像と見た目が異なっていたり、文字の表示が崩れる・はみ出るなどの不具合が見られる場合は
- このアンチエイリアスの設定を変更してください。
- なし :
- アンチエイリアス処理を行いません。
- 旧Lilithと同じ表示方式なので、
- フェイスコンバータでLilithフェイスから引き継いだフェイスの表示にはこちらをおすすめします。
- Gdi+によるアンチエイリアス :
- GDI+を使用してフォントのアンチエイリアス処理を行います。
- 基本的に、どのフォントを使用していてもアンチエイリアス処理が行われますが
- フォントサイズが小さい場合細部が潰れて見づらくなってしまうことがあるようです。
- フォントの種類や表示サイズによっては上の(アンチエイリアス)「なし」を選択している場合と比べて
- 表示幅が若干変化することがあります。
- クリアタイプ :
- ClearTypeを使用してフォントのアンチエイリアス処理を行います。(Windows XP以降で使用可能)
- 一部のフォント【※】では、フォント自体の仕様によりClearTypeが効かずに
- アンチエイリアスがかかっていない表示(アンチエイリアス「なし」の設定と同じ)になります。
- フォントの種類・サイズや、文字色・背景色・不透明度の組み合わせによっては
- 文字の表示がにじんだり、文字色が変わってしまうことがあります。
- フォントの表示幅は(アンチエイリアス)「なし」の状態と同じです。
- ※MS ゴシック・MS Pゴシック・MS UI Gothic・MS 明朝・MS P明朝で
- フォントサイズが小さい時は(16ポイント以下)ClearTypeが無効になるようです。
- DirectWrite :(デフォルト)
- DirectWriteを使用してフォントのアンチエイリアス処理を行います。(Windows Vista(SP2)以降で使用可能)
- フェイスに表示されている文字フォントの表示が、uLilithのウィンドウの描画をDirect2Dモードに設定しているとき
- (後述の『Direct2Dを使用する』のチェックがONの状態)と同様の見た目になります。
- 2017/03/16版以降はこのDirectWrite設定がデフォルトになっています。
- ・タイトル文字列の書式設定
- フェイス上の、曲名やアーティスト名などの情報表示をする部分の表示内容を設定します。
- デフォルトフェイスならuLilith起動時に
- 『「Sound Player Lilith for Unicode OSs」の文字がスクロール表示されている部分』に表示する情報です。
- 入力欄右の「挿入」ボタンで表示したい内容をクリックすると
- その内容に対応した特殊な記号(%で囲まれた英字など)が入力欄に自動入力されるので、
- この記号と他の文章などを組み合わせて表示する内容を設定してください。
- 設定方法について詳しくはタイトル文字列の書式設定のページを参照してください。
- [(入力欄)]:
- フェイス上に表示したい書式を記入します。
- 挿入 :
- 押すとポップアップが表示され、その中の一覧から挿入したい識別子又は制御文字を選択します。
- ・表示の更新
- 「リフレッシュレート」を左右に移動できるスライダで調整することが可能になっています。
- この項目でフェイスの表示の更新間隔を設定します。(1 fps ~ 200 fps)
- 表示・動作が重い場合はこのリフレッシュレートを下げることで軽くすることができますが
- fpsの数値を下げすぎるとスペクトラムアナライザなど、常に動いている部分の表示が
- コマ送りしたような表示になってしまうので、下げる場合は気をつけてください。
- デフォルトは「20fps」です。
- ・スペクトラムアナライザ
- □ 対数スケールで表示させる :
- スペクトラムアナライザを対数スケールで表示したい時にチェックします。
- ・停止時の動作
- □ 表示を初期化する :
- 停止時、再生していたトラックのタイトル文字列をクリアしたい時にチェックします。
- ・フェイスの状態保存
- クリックでフェイスの時間表示(再生時間/残り時間)が変更されるフェイスなど、
- フェイス上に表示されているボタンや文字表示を変更した状態を保存します。
- 次にそのフェイスを開いたときも、その変更された状態のままで表示されます。
- (チェックを外した場合は、フェイスを開きなおすと変更が保存されずに「フェイスを初めて起動したときの初期状態」で表示されます)
- 複数ウィンドウ表示可能なフェイスでは、サブウィンドウの表示位置も保存されます。(iniの中で保存設定がされているもののみ)
- ※チェックボックスを入れていても、対応フェイス以外では状態は保存されません。
- 対応しているかどうかはフェイスのreadmeを参照してください。
- □ フェイスの状態保存を有効にする(対応フェイスのみ) :
- チェックを入れると、フェイスの状態保存が有効になります。
- なお、この状態保存有効のチェックを入れたまま
- 一度表示したフェイスのiniファイルを新しいものに上書きしたり、直接編集したなどで
- フェイスのiniの内容を書き換えた場合、フェイスの表示がおかしくなることがあります。
- その場合はこのチェックを外したまま、表示がおかしくなったフェイスを閉じてください。
- (よくある質問の『Q.フェイスを新しいバージョンに更新したら表示が崩れた』を参照)
- ・画面の拡大率
- フェイス表示全体の拡大率を設定します。
- 主に 4K 等の高解像度ディスプレイ向けの機能です。
- 高解像度では従来のフェイスは小さく表示されてしまうため、この設定で拡大すると操作しやすくなると思われます。
- また、高解像度ディスプレイ用に大きなサイズで作られたフェイスを縮小表示することにより、
- 低解像度のディスプレイでも使用可能になります。
- なお、この機能が実装された以降のバージョンのuLilithでは
- Windows の設定での(OS側の)スケーリング機能が働かないようになっていますので注意してください。
- 25%・50%・100%・200%・300%・400%のうちどれか1つを設定できます。
- 初期状態は100%で、25%・50%に設定すると通常より縮小されて、200%・300%・400%に設定すると拡大されて表示されます。
- 100%以外の項目を選択した場合は「適用」をクリックするか設定画面を「OK」で閉じたとき、
- フェイスのスケーリング確認の確認ダイアログが表示されることがあります。
- (選択した拡大率での表示ができるか動作確認が取れていない場合に確認ダイアログが表示されます。
- フェイス作成者が特定の表示拡大率での動作確認を取っているフェイスは、
- フェイス定義ファイルの中で、「動作確認済みの表示拡大率」の設定が書き込まれているため確認ダイアログは表示されません。
- また、以前に確認ダイアログで「はい」を選んで表示したことのあるフェイス・拡大率の組み合わせの場合も
- 同様の設定が書き込まれるので確認ダイアログは表示されません)
- 100%以外の設定のままで他のフェイスに切り替えたときにも(動作確認が取れていない場合は)ダイアログが表示されます。
- 確認ダイアログで「はい」か「いいえ」を選択すると【※】設定した拡大率でフェイスが表示されます。
- 「キャンセル」を選択するとフェイスの読み込みを中止し、デフォルトフェイスを表示します。
- ※「はい」を選択した場合、画面に表示されているフェイスは今後も同じ拡大率で表示するときは
- 確認ダイアログを表示せずに表示することができます(フェイス定義ファイルに設定を書き込みます)
- 「いいえ」を選択した場合、再度同じ拡大率で表示しようとした時も確認ダイアログは表示されます。
- (フェイス定義ファイルの内容は変更されません)
- 現行のほとんどのフェイスでは50%以下の縮小表示は正常に表示できない可能性が高いです。
- フェイスの状態保存を有効にしたまま縮小表示→その後100%に戻すなどで表示不具合が発生するおそれもあります。
- (もし表示不具合が発生した場合は状態保存を無効にしてフェイスを再読み込みすると元に戻ります)
- ・□ 拡大縮小時、画像の補完処理をする
- 画面の拡大率を100%以外に設定しているときに、フェイスに表示されている画像の補完処理を行うかどうかを設定します。
- ・□ チップヒントを表示しない
- フェイスのiniファイル内でチップヒントが設定されていても、
- チップヒントを強制的に表示しないようにします。
- ・表示までのディレイ
- フェイス上で「チップヒントが設定されている部分」にマウスカーソルを置いたときの
- チップヒント表示までの待ち時間をms(ミリ秒)単位で指定します。(※デフォルト値:500ms(0.5秒))
- ・□ Direct2Dを使用する(再起動が必要)
- uLilithのウィンドウの描画をDirect2Dモードで行います。
- 設定変更を有効にするにはuLilithの再起動が必要です。
- Direct2Dモードに設定するとフェイス内の文字表示が
- GDI+モード(『Direct2Dを使用する』のチェックを入れていない状態)と比べて
- フォントによってはアンチエイリアスのかかり具合に違いがみられることがあります。
- フォントのアンチエイリアス設定が「DirectWrite」の場合は
- GDI+モード・Direct2Dモードどちらに設定しても文字表示の見た目は変わりません。
- なお、Direct2Dが使用できない環境ではチェック不能になっています。
ウィンドウ
- ・表示位置
- □ 常に最前面に表示 :
- 常に他のウィンドウの手前に表示させたい時にチェックします。
- ・タスクトレイアイコン
- タスクトレイアイコン使用有無を選択します。
- 使用しない :
- タスクトレイアイコンを表示しません。
- 最小化時アイコン化する :
- 最小化された時のみタスクトレイアイコンを表示します。
- 常に表示 :
- 常にタスクトレイアイコンを表示します。
- なお、常にアイコンを表示している場合は
- タスクバーのほうにはアプリケーション名は表示されなくなります。
- タスクトレイアイコンは以下の操作が可能です。
アイコンをダブルクリック |
最小化を解除 |
アイコンを左クリック |
uLilithをアクティブ化する |
アイコンを右クリック |
コンテキストメニューを表示 |
- ・ウィンドウのスナップ
- ウィンドウがデスクトップ画面外へ表示された場合の設定を行います。
- □ 画面内へのスナップを無効化する :
- 画面内のスナップを無効にする時にチェックします。
- スナップするピクセル数 :
- スナップするピクセル数を指定します。(※デフォルト値:16)
- なお、Ctrlキーを押しながらメインウィンドウをドラッグすると、
- Ctrlキーを押している間は一時的にスナップ機能が無効になります。
- ・ウィンドウの半透明化
- メインウィンドウ(※)の透明度を設定します。その他のウィンドウは透過しません。
- ※フェイスの定義ファイルで描画されているウィンドウ全て(サブウィンドウも含む)のことです。
- どのフェイスを使用中でも共通して表示できる
- 独立プレイリストやイコライザ、ファイルの変換ウィンドウなどの
- uLilithデフォルトのサブウィンドウは透過しません。
- 不透明度 :
- メインウィンドウの透明度を指定します。
- 100にすると透過せず、数字が低くなるほど透過していきます。(※デフォルト値:100)
- □ マウスカーソルがウィンドウ上にないときのみ透明にする :
- メインウィンドウ上にマウスカーソルが無い時、メインウィンドウを透過にする場合にチェックします。
- ・非アクティブ時の動作
- □ 最初のクリックではアクティブ化のみ行い、ボタンの処理はしない :
- 非アクティブ時にウィンドウ上の操作ボタン部分をクリックしたときに、
- ボタンの動作を有効にするかどうかの設定です。
- チェックを入れた場合は、最初のクリックではボタンの動作処理が行われなくなります。
サブウィンドウ
- ・サブウィンドウのスナップ
- 複数のウィンドウを表示可能なフェイスでの設定です。
- □ サブウィンドウ同士をスナップする :
- チェックを入れるとサブウィンドウ同士が一定の距離まで近づいた場合に、
- ウィンドウ同士が自動的に吸着するようになります。
- ウィンドウ上下左右の端部分や、四隅(角)の部分で吸着します。
- スナップするピクセル数 :
- サブウィンドウ同士をスナップする場合の、吸着動作が行われる距離(ピクセル単位)です。
- □ サブウインドウ同士が重ならないようにする :
- サブウィンドウを表示する場合に、他のサブウィンドウ同士が重ならないようになります。
- ※サブウィンドウが他のウィンドウと重なる部分で開かれる設定の場合
- 自動的にサブウィンドウが他のウィンドウの外側に移動して表示されます。
- サブウィンドウがメインウィンドウの上に表示される前提で作られているフェイスの場合、
- フェイス作成者の意図した表示にならなくなるおそれがあります。
曲名お知らせ
- ・ポップアップ曲名お知らせ
- 曲が切り替わったときに、タスクトレイアイコンからバルーン表示で
- 曲名などの文字情報を表示するための設定です。
- この機能にはタスクトレイアイコンを使用するため、
- タスクトレイアイコンを「最小化時にアイコン化する」または「常に表示」に設定する必要があります。
- □ 曲が切り替わったときにポップアップを表示する :
- 曲が切り替わった際に、トラック情報を通知したい時にチェックします。
- 表示する時間 :
- ポップアップの表示時間をms(ミリ秒)単位で指定します。(※デフォルト値:5000ms(5秒))
- ※ Windows 10ではこの項目で設定してもポップアップの表示時間は正しく反映されないようです。
- (Windowsの設定画面の「簡単操作」→「その他のオプション」→「通知を表示する長さ」で
- 設定した通知の表示時間で表示され、uLilith側の表示時間設定は無視されるようです)
- □ タイトルを表示する :
- ポップアップにタイトルを表示したい時にチェックします。
- ポップアップのタイトル :
- ポップアップに表示するタイトルを設定します。
- メッセージは任意で変更する事が可能です。
- メッセージの書式 :
- ポップアップに表示する文章の書式を設定します。
- タイトル文字列の書式を利用して音楽ファイルのタグ情報などを表示することが可能です。
- 挿入 :
- 押すとポップアップが表示され、その中の一覧から挿入したい識別子又は制御文字を選択します。
- 一覧からクリックして選択すると、選択した内容を示す識別子(%Title%などの単語)が
- 「メッセージの書式」の記入欄に自動挿入されます。
- この項目で記入できる書式はタイトル文字列の書式設定と同じです。
- 詳しくはタイトル文字列の書式設定のページを参照してください。
- ※ 2013/02/05版より、「ポップアップのタイトル」のほうでもタイトル文字列の書式を扱えるようになりました。
- %Title%や%Artist%などの識別子を記入するとメッセージ部分と同じく
- 対応したタグ情報などに置き換わって表示されます。
- ただし、ポップアップのタイトルは63文字までしか表示されません。
- 長い曲名・アーティスト名などを含んだ文章は末尾が途切れるおそれがあります。
- また、ポップアップのタイトルのほうには「挿入」ボタンの自動挿入は効かないので、
- メッセージの書式のほうに挿入された識別子を切り取り・貼り付けで記入してください。
- □ 最小化時のみ表示する :
- 最小化した時のみポップアップを表示する時にチェックします。
プレイリスト
- ・カラムの設定
- カラムの表示を設定します
- □ カラム幅を固定する(独立プレイリスト時) :
- カラム幅を固定したい時にチェックします。
- デフォルトでは、ファイル名や各タグの文字数に応じて、自動的にカラム幅を調節します。
- 表示しないカラム :
- プレイリストに表示しないカラムをチェックします。
- ・再生時間の表示形式
- 再生時間の表示形式を設定します。
- ○ 秒単位 :
- 一般の表示形式です。
- 例: 12:34
- ○ ミリ秒単位 :
- 秒以下の時間を表示する時にチェックします。
- 秒以下は、上位3位までの表示となります。
- 例: 12:34.567
- ・部分再生の設定
- プレイリストの特定アイテムのみを再生したい時に設定します。
- この設定を有効にした上で、リストに表示されるチェックボックスを入れた曲のみが再生されます。
- □チェックの入った曲だけ再生する :
- この項目にチェックを入れると、リストの各行にチェックボックスが表示されます。
- チェックボックスをつけるカラム :
- チェックボックスを表示するカラムを選択します。
- ・□ フォーカス矩形を表示しない
- フォーカスのある項目の周りにでる破線を表示しないようにします。
- ・□ ヘッダーを表示しない
- リスト最上部の、カラムの内容が表示されるところを表示しないようにします。
- 副作用として、ソートができなくなります。
最終更新:2017年04月12日 11:33