再生コントロール
再生コントロールウィンドウについての説明です。
音程や再生速度等を変えながら再生する時に設定します。
この再生コントロールは、あらゆるフォーマットのサウンドに対して有効になります。
音程変更
音程を変更します。
再生速度はそのままで、音程だけ高低させます。
周波数変更
再生周波数を変更します。
周波数を上下させた場合には、比例して音程・再生速度ともに上下します。
テープレコーダの早送り再生等と同等の機能です。
速度変更
再生速度を変更します。
音程はそのままで、再生速度だけ上下させます。
品質設定
再生した時の品質を設定します。
音程変更または速度変換を有効にした時に設定できます。
- FFT
- FFTの幅を広くすると、周波数分解能が向上します。
- ※デフォルト値:2048
- Overlap
- オーバーラップ数を多くすると、時間分解能が向上します。
- In
- 入力時の窓関数をプルダウンから選択します。
- ※デフォルト:Haan
- Out
- 出力時の窓関数をプルダウンから選択します。
- ※デフォルト:Gauss(Out)
- ○ タイプA ○ タイプB ○ 特殊アルゴリズム
- タイプA
- ほぼ速度に比例して負荷が変化します。
- タイプB
- 速度に関係なくほぼ一定の負荷がかかります。
- 速度を遅くした時の音質 タイプA < タイプB
- 速度を速くした時の音質 タイプA > タイプB
- ○ 精度重視 ○ 速度重視
- 精度重視
- 再生精度を重視する時に選択します。(※デフォルト)
- 速度重視
- 再生速度を重視する時に選択します。
- ○ 周波数補完なし ○ Cosine補完
- 周波数補完なし
- 周波数補完を行わない時に選択します。(※デフォルト)
- Cosine補完
- 周波数をコサイン補完する時に選択します。
最終更新:2012年03月19日 23:16