目次
サウンド関連
サウンド出力
- ・出力デバイス
- サウンドの出力方法を選択します。
- 出力プラグイン : サウンドの出力方法を選択します。
DirectSound (推奨) |
DirectSound経由で出力します。 |
WaveOut |
WaveOut経由で出力します。 |
ASIO(With Mixer) |
ASIO経由で出力します。[※1] |
WASAPI |
WASAPI経由で出力します。[※2] |
- [※1] ASIO 2.0に対応したサウンドカードやドライバが必要です。
- [※2] Windows Vista SP1以降
- 使用デバイス :
- 使用するサウンドカードのデバイスを選択します。
- WaveMapperの場合は、コントロールパネルで選択したデバイスを使用します。
- デバイスの詳細設定 :
- デバイスの詳細設定ウィンドウを開きます。(ASIOかWASAPI使用時のみ)
- ・再生バッファ
- バッファのサイズをミリ秒単位(※)で設定できます。(デフォルト値:0ms)
- 小さくすると、音飛びの危険性が高まりますが、ファイルの初期読み込みの速度が向上するほか、
- 各種DSP(イコライザ、再生コントロールなど)設定変更時の遅延も少なくなります。
- 大きくすると、初期読み込みは遅くなりますが、音飛びが発生しにくくなります。
- ・プラグインへの出力ビット深度
- サウンドデバイスへの出力ビット数を選択します。
- “ Floating Point”(以下 float)は浮動小数点数、“ Integer ”(同 int)は整数を意味します。
- ・サンプリングレート変換
- デバイスが再生できないサンプリング周波数のソースを
- デバイスが再生できるサンプリング周波数のうち
- 最大のものにサンプリング周波数を変更しながら再生するようになります。
- □ 必要なときにサンプリングレートの変換を許可する :
- ASIO出力でクロスフェードを利用する際にチェックします。
- ・ボリューム/パン制御
- ボリュームとパンの制御を選択します。
- 「リニアスケール(%単位)」か「対数スケール(dB単位)」のどちらか1つを選択できますが、
- ボリュームとパンは連動して設定される仕様になっています。
- (『ボリュームだけリニアスケールに・パンは対数スケールにする』という設定はできません)
リプレイゲイン
- ・□ 再生時にリプレイゲインを適用する
- リプレイゲインを適用する時にチェックします。
- ・プリアンプ
- 音量を設定します。
- 「-」の数値を大きくするほど音量が小さくなり、逆に、「+」の数値を大きくほど音量が大きくなります。
- タグがある場合 :
- 再生時、タグがあるアイテムに適用する音量を設定します。
- タグがない場合 :
- 再生時、タグが無いアイテムに適用する音量を設定します。
- ・参照するゲイン
- 参照するゲインを選択します。
- ○ トラックゲイン :
- 元の個々の音量の差は関係なく、指定した値にすべての音量をそろえます。
- 再生するトラック毎にゲインを参照したい場合に有効です。
- ○ アルバムゲイン :
- 元の個々の音量の差を維持して、指定した値にすべての音量を調節します。
- 主に、アルバム1枚そのものの音量を調節したい場合などに有効です。
- ・クリップ発生時の処理(タグ有り時のみ適用)
- プリアンプで設定した音量レベルがオーバーした時の処理を選択します。
- ○ 何もしない :
- クリッピングが発生しても、何も処理をしません。
- ○ スケーリング :
- クリップ発生時、適正音量に自動調整します。
- ○ ハードリミッターをかける :
- クリップ発生時、指定した音量レベル以下になる様に制限します。
サウンドファイル
- ・Cueシートの取り扱い
- □ プリギャップ部分を削除する :
- リストに追加したCueシートのトラックにプリギャップがあった場合、
- プリギャップを無視して再生したい時にチェックします。
- ・MP3ファイルの曲長計算
- □ 曲長を示すタグがないとき、VBRとして仮定してすべてのヘッダをスキャンする :
- 正しく再生時間が表示されない時にチェックします。
- ・ファイルを開くで表示する拡張子
- 「ファイルの追加」や「ファイルを開く」で「サウンドファイルのロード」ダイアログを開いた時に、
- ファイルの種類に表示する名称と拡張子の登録と削除を行います。
- 表示する名称 :
- ファイルの名称を表示します。
- 名称を登録する時は直接入力します。
- 対応する拡張子 :
- 表示する名称に対応する拡張子を表示します。
- 拡張子を登録する時は直接入力します。
- 表示している設定を追加 :
- 「表示する名称」と「対応する拡張子」をファイルの種類に登録します。
- 新規登録する場合は、2つとも記入してからこのボタンをクリックします。
- 編集する場合は「表示する名称」で設定を選び、編集してからクリックしてください。
- 表示している設定を削除 :
- 「表示する名称」と「対応する拡張子」をファイルの種類から削除します。
- 削除したい名称を選んでから、このボタンをクリックしてください。
曲の切り替え
- ・再生モード
- 通常再生 :
- プレイリスト中の全曲を登録順に再生します。
- 単曲リピート再生 :
- プレイリスト中の選択された曲を繰り返し再生します。
- シャッフル再生 :
- プレイリスト中の全曲をランダムに再生します。
- 1Shot再生 :
- プレイリスト中の選択された曲を1回再生し、再生が終了したら次の曲を再生せずに停止状態で待機します。
- ※1Shot再生はコンテキストメニューでは選択できないので
- 設定画面のこの項目か「1Shot再生に切り替えるボタン」を配置したフェイスで選択してください。
- □ プレイリストをループさせる :
- チェックボックスを入れると、プレイリスト全体を繰り返し再生します。
- ・曲の切り替え方式
- 曲の切り替え時の方法を選択します。
- ※旧Lilithにあった「通常切り替え」はuLilithでは廃止になりました。
- フェードイン/フェードアウトを行わない曲間切り替えに設定したい場合は
- 「ノンストップ再生」を選択してください。
- ノンストップ再生 :
- 曲の切り替わりをフェードイン/フェードアウトせずに繋いで再生します。
- ギャップレス再生(曲間の無音部分をスキップして再生)をする場合はこちらを設定して下さい。
- ただし、サンプリング周波数・チャネル数の異なるファイル同士ではギャップレス再生は行われません。
- (ギャップレス再生ができない場合は旧Lilithの「通常切り替え」と同じく、若干の無音部分が生じます)
- クロスフェード切り替え :
- 曲の切り替わりのとき、フェードイン/フェードアウトしながら再生します。
- フェードにかける時間などは、下の「クロスフェードの設定」で設定してください。
- ・クロスフェードの設定
- フェードイン・フェードアウトを開始する時間を指定します。
- 時間指定は、ミリ秒(ms)単位で行います。
- フェードイン時間 :
- 「クロスフェード切り替え」のときの曲のフェードインに掛ける時間をミリ秒(ms)単位で指定します。
- (※デフォルト値:3000ms (3秒))
- フェードアウト時間 :
- 「クロスフェード切り替え」のときの曲のフェードアウトに掛ける時間をミリ秒(ms)単位で指定します。
- (※デフォルト値:3000ms (3秒))
- □ プレイリストからの選択時にもクロスフェードする :
- プレイリストからファイルを選択・再生開始したときもクロスフェードを行います。
- ・停止時の処理
- 「停止ボタン」やメニューの「停止」等を操作した時の処理を指定します。
- □ 停止ボタンを押したとき、常にフェードアウトする :
- 停止した際に、フェードアウトしながら停止したい時にチェックします。
- フェードアウト時間 :
- フェードアウトする時間をミリ秒(ms)単位で指定します。
- (※デフォルト値:3000ms (3秒))
イコライザ詳細設定
- ・イコライザ詳細設定
- 変更を有効にするには一度再生を停止する必要があります。
- イコライザ窓サイズ :
- イコライザの処理で使われる、解析窓のサイズを設定します。
- 最小値は2、最大値はイコライザバンド数-2で、2の倍数のみ設定できます。
- 範囲外の値を入力した場合は、OKボタンを押したときに自動的に適正な値に修正されます。
- イコライザバンド数 :
- イコライザで内部処理に使うバンド数を設定します。FFTを使っている関係上、2の累乗の値だけが設定できます。
- 最小値は4で、最大値は524,288 (2の19乗)です。
- ここで設定した2倍の値のサンプル数でFFTを行います。
- デフォルトでは、4096pointFFT、2048バンドとなっています。
- 窓関数 :
- イコライザの窓関数を各種選択できます。初期設定は「ガウス窓」です。
VST設定
- ・トラブルシューティング
- □ プラグイン初期化時、ダミーサンプルを処理させる :
- 一部のVSTプラグインで、初期化直後の出力が正しく行えないらしく
- その場合の回避用設定です。
- ダミーの長さ :
- ダミーサンプルを処理させる場合の、無音のダミーデータの長さをミリ秒単位で指定します。
最終更新:2017年03月15日 00:13