クリストヴァン・フェレイラ




「否。私が滅ぼすべき者は吸血の眷族のみ。
元より、おまえの命を奪う理由はない。ただそれだけだ」


『双血の墓碑銘』の登場人物。

吸血種の身でありながら、世界各地の血族のみを滅ぼし続ける正体不明の魔人
年月を重ね蓄積された個としての戦闘能力は強大無比、同族を狩り滅ぼす為の策謀にも長けている。
さらに高位の吸血種の灰や血を材料にした対吸血種用武装――《葬鬼刀》を製造する知識・技術をも有する。
彼の手で吸血種社会は数百年間多大な出血を強いられており、その名は恐怖と憎悪の対象となっている。
また日本の地にも三代将軍徳川家光の時代に来訪、当時の血族排斥政策に助力した過去を持つという。

身の丈は七尺に届く屈強な巨体を持つ異人。肩まで届く色褪せた白銀の蓬髪と擦り切れた漆黒の外套、
そして他の血族とは別物にも見える、深く昏い血色の瞳が対峙する者を圧倒する。

何故同族殺しを行っているのか、その目的は不明であるが――苛烈かつ徹底的な殺戮の痕跡を目撃した沖田は、そこに単なる嗜虐性や凶暴性とは一線を画す……何らかの使命感、鋼の如き決意を感じ取っている

現在は日本に潜入、英仏それぞれから吸血種の力を得た東征軍と幕府軍双方の激突が迫る中、新選組の伊東甲子太郎と結託し“何か”を探し求めている様子だが……?

が因縁を担う本作のラスボスの一人。



  • 二巻終盤の「残った最後の一人の心臓を自ら歓喜と共にえぐり出す光景~」の辺りで三本指の鴉を思い出した -- 名無しさん (2021-03-12 22:20:12)
  • 一応史実上の人物だけど、正体はまさかのまさかでしたな -- 名無しさん (2021-03-13 00:10:51)
  • 葬鬼刀を見て(美少女型の器物に入ったオッサンの血液(直球)……? -- 名無しさん (2021-10-05 15:33:14)
  • ↑そのオッサンも実はガワだから、中身は美少女の可能性も微レ存? -- 名無しさん (2021-10-05 17:47:38)
  • トライフィンガーと武帝を上手いこと超融合させたらこうなりそう… -- 名無しさん (2021-10-12 00:01:00)
  • 名前が閣下みたいで惜しい -- 名無しさん (2021-10-14 22:07:40)
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最終更新:2023年08月20日 10:09