えんじゅ
CV:榎津まお
少年はいつも、その女だけを見ていた
物心ついたときにはもう、少年の傍には女がいたからだ
そして、その女以外には誰もいなかった 親類縁者に至るまで誰一人も
『鏖呪ノ嶼』の登場人物。
作中では既に故人。昭和61年没。享年31歳。
孤児であった
文鳴啾蔵の育ての親にして、師匠である
呪術師。
美しい容貌を持ちながらも、顔に走る大きな傷跡とどこか影を纏った雰囲気が印象的な女性。
啾蔵を連れ各地を転々としており、呪術師としての仕事のほか、その身を鬻ぐ事で生計を立てていた。
理由を明かすことはなかったものの、
啾蔵を決して見捨てることはなく、静かに彼の成長を見守っていた。
ある事件で命を落とす。
「少なくとも、世の大人としてはそうあるのが正しい姿なんだろう。
けど……私だっておまえと同じなんだ。私には啾蔵しかいないんだから」
「──この世には、死ぬよりも恐ろしいことがある。それは、生きるということ。
生きていたくなくとも生きていかねばならないということ」
- J( 'ー`)し「啾蔵」 -- 名無しさん (2024-07-01 02:06:26)
最終更新:2024年09月08日 23:54