奇人、変人、超人、狂人……まったくもって嗤ってしまう。どれもはすべてお前と私は違うのだという意思表示だ

発言者:アポルオン
対象者:秋月 凌駕

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「理解できるとも、その葛藤。私も幾度か思ったものだ……何故、私はこう(・・)なのかと」

「我々は紛れもなく、根底の所で近しい存在だ。共に生来の超越者。
 意味も理由もなく、遺伝子の理屈すら飛び越えて正解を目指せる形に生まれている」

「いや、あるいは欠陥品かな? 諦めや怠惰を持たないだけの狂人かもしれん。欠点(マイナス)が欠けている」

不屈の心? 馬鹿を言え、そんな想いこそが異常なんだ。
すぐに自己完結して立ち向かえるような存在を、人類は同類とは呼びはしない。


「―――そう、右と左は同時に向けない。人の顔は一つしかない。
 強者として生きると選択したその瞬間から、
 弱者に戻ることは可能であっても、どちらでもあることだけは絶対的に不可能だ」

右を選べば左に行けず、左を選べば右の可能性を切り捨てている。
二つの行き先に同時に存在するなどということは、誰であろうと出来よう筈がない。

だとしたらこの男、オルフィレウスの選択とは――――


「私は遠い昔に選んだよ、人類科学を先導する存在になることを」

人類科学の旗頭(フラッグシップ)になるという決意。即ち、
強者で在り続けるという宣誓を、不断の努力と共に形に変えてきた。変え続けてきた……果てしなく。


アポルオン(それを操るオルフィレウス)の己が同属たる秋月 凌駕への発言であり、
自分達は当たり前のことをしているだけなのに他者からいつの間にか浮いてしまい
決まってその度にこのような形容でお前は自分達とは違うのだと意思表示を突きつけられる……
そのことに対し心からの理解を示しながら告げられる、凌駕の陰我(イド)を暴いていく台詞。

常と変わらずに一貫して、
それは自分の望む真理へ凌駕を至らせるための心を切開していく言葉なのだが、
その言葉の中にはどこか後輩を導く先達としての真摯さや己が同属へと向けた共感も窺える台詞である。

以下本編より抜粋
『己に付いてこれる者はいない。自身は当たり前に生きているだけ。
 ああだというのに、何故か常に周囲の人間から浮いている……これはいったいどういうことだ』

『理解できるとも心から。
 論ずるべくもない、当然の行動をしてきたはずだというのに、我々の評価は常にそれだ。』
『崇められるか忌まれるか、どちらにしてもそれは隣人に抱く感情ではない』

『奇人、変人、超人、狂人……まったくもって嗤ってしまう。
  どれもは全て、お前と私は違うのだという意思表示だ。そうであろう?』


『ならば良し、それで構わん。
  如何に独力(ひとり)であろうとも、喜び勇んで先に進もうではないか』

『彼らの如き鈍足が中庸普遍であるのなら、
  私は私の道を往こう。私の速度で、全力で。配慮し続けて何とする』


『こちらは決めたぞ、故の今。──ならば、君はいったいどうするのだ?』


私は君のように1の衆愚に合わせるために10の力を3や4に見せかけるような事はしなかった。
むしろ10でも足りないまだ足りないとあわせること等止めて全力で前進することを、
孤独な強者であることを選んだぞと、己が同属にして後進に対して問いかけるのであった……。




  • 言ってること正しいよな。自分らしく在るのは大事。だけどラスボスたちの様に極端であれば問題。 -- 名無しさん (2017-03-20 11:35:40)
  • 己がイドを承知の上で突き抜けることを選んだ奴だから一貫して生き生きして楽しそうなんだよなオルフィレウス -- 名無しさん (2017-03-20 11:49:15)
  • しがらみ全部放り投げて大好きな科学にヒャッホウしてるからな -- 名無しさん (2017-03-20 11:50:40)
  • 天才は足並みを揃えることができないってよく言われるけどこいつらはそもそも足並みを揃えることを遥か彼方にぶん投げてるからな。そりゃお前は俺たちとは違うとか拒否られますわ -- 名無しさん (2017-05-13 03:41:12)
  • 水星×2「然り、」 -- 名無しさん (2017-07-09 18:02:31)
  • 言ってる事は基本正しい。こういう風に真っすぐ前に進もうとしている人間の足を引っ張ってニヤニヤ悦に浸る闇の方がよっぽど屑だというのは、冥王であるゼファーさんも認めているところ。ただ突っ走る方向が全力過ぎて、周辺被害がデカすぎるのである。 -- 名無しさん (2018-01-27 12:06:37)
  • オルフィレウスが突き抜けすぎていて、1でも周りはついていけねえこと間違いなし。 -- 名無しさん (2019-02-01 13:08:54)
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