ハインケル・ヘルツォーク


Zero Infinity -Devil of Maxwell-の登場人物。
凌駕の戦いが始まる1968年においては既に故人。

身長188cm。11月4日生まれ。享年25歳。

本作のヒロイン、マレーネの兄であり、彼の言葉と死が、
独りとなった彼女に機構を離脱し、科学の“影”、ネイムレスを破壊するという茨の道を進ませる切欠となった。


「………生きろ」




科学者としてのハインケルについては、序章での描写や妹の発言から推測するに、
幼くして天才的な科学者としての素質を認められたマレーネをして、
「この世で一番強く正しい人間」と評されており、贔屓目等もあるかもしれないが、研究者として相応に優秀な人物であり、
また、死の直前に妹に伝えた「科学の持つ光と影の側面」、「被造物に対して科学者が負うべき責務」などの発言から、
科学とそれが世界に及ぼす影響に対し、真摯に向き合おうとしていた真面目な人物であった可能性が考えられる。
(見る者によっては、真っ直ぐ過ぎる……などという見方も出来るかもしれないが)

一方、私人としては研究に熱心に打ち込む余り、
年の離れたマレーネから度々健康の具合や、身の回りの事を心配されていたらしく
そういった面では抜けたところがあり、また必ずしも壮健な身体ではなかったようである。
家族、特に妹に対して日常ではどのような接し方をしていたかは不明であるが、
妹からは強く慕われ、よく彼の背中を追いかけていたという様子であったらしく、深い愛情を以てマレーネを見守っていたのであろう。



彼とマレーネの一族が着手した、“人間に代わって代理戦争を行う機械兵士”の創造という試み……
それによってネイムレスは造られ、実験が行われることとなったが、
その実験は失敗。それどころか暴走したネイムレスによって、
彼ら兄妹の父親をはじめ関与した研究者らはことごとく物言わぬ肉塊へと変えられていった。
兄は、認めたくない現実を前に絶望する妹を叱咤し、自分達の影であるあの機械兵士を止めねばならないと、
彼女に同じ“科学者”として絶望に屈せずに抗うという道を指し示す。
そしてその鋼のような決意と秘めた思いを託し―――
ハインケルは、マレーネの命を守るためにネイムレスに背中から心臓を貫かれ、命を落としたのだった……。


マレーネという年端もいかぬ少女が折れることなく、
機構との絶望的な戦いを駆け抜けてこれたのは、間違いなくハインケルの遺志が在ったからこそであり――
彼女にとって、それが貶められることは重要な心の支えを失うことにも繋がるのである。


「う、そだ……どうしてっ、どうして、どうして!」

「あり得ないっ。そんな姿で、そこにあなたが―――!」


『ここで気づいても構わんのだが、せっかくの再会(・・)だ。
  ――――感動と絶望は、共に的に(・・・)演じるとしよう』




  • 世界観がシルヴァリオで魔星になってたら重力操ってたんだろうか -- 名無しさん (2017-06-29 16:02:40)
  • ↑だろうなぁ……とは思うが、コイツに合致する神話のキャラって誰だろうって話になるな -- 名無しさん (2017-06-29 17:59:03)
  • ギリシャ、ローマで重力が強そうなイメージはタルタロスだし、ヘカトンケイルやキュクロプスをタルタロスに閉じ込めたクロノスだろうか。重力は時間とも関わりが深いし、時間の方のクロノスも合併出来るし -- 名無しさん (2017-06-29 18:32:08)
  • あっ、そういや苗字が“ヘル”ツォークだったか -- 名無しさん (2017-06-29 18:36:37)
名前:
コメント: