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第二話 「山賊狩り」 (3)
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匿名ユーザー
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道中は穏やかだった。天候も、薄く雲がかかっているのであまり暑くない。心地よい風が森を吹き抜ける。
昨日三人が出会った広場に着くと、アイドが言ってきた。
「山賊狩りしない?」
「は?」
オルニアは目を丸くした。
「昨日言ったでしょ? 僕らがいれば、山賊狩りもできるし、って!」
「いやだから無理でしょさすがに。たった三人しかいないのに。そもそも、どこに山賊がいるかなんてわからないし」
「あ、その点は大丈夫。昨日しっかり見つけておいた」
自慢げに言ってくる。
「見つけた……? どうやって?」
「旅人を脅してた山賊の一人を尾行したの。リラーに“気薄(スパース)”してもらってたからバレてないだろうし」
「あ、そう……」
呆れた表情を見せながらも、オルニアは迷っていた。確かに現在金はあまりない。そして、三人分の負担を強いられた今、その破滅へのスピードは加速度的に上昇した。これはそれを防ぐ収入源である。
しかし、山賊が金品を持っているかは疑わしい。そもそも金を持っていないから山賊をするのである。奪った金はその日のうちに消えていても全くおかしくない。つまり、無駄骨になる可能性もある。
オルニアはしばし考え、結局は。
「よし、退治しましょ。賞金首がいるかもしれないし」
昨日三人が出会った広場に着くと、アイドが言ってきた。
「山賊狩りしない?」
「は?」
オルニアは目を丸くした。
「昨日言ったでしょ? 僕らがいれば、山賊狩りもできるし、って!」
「いやだから無理でしょさすがに。たった三人しかいないのに。そもそも、どこに山賊がいるかなんてわからないし」
「あ、その点は大丈夫。昨日しっかり見つけておいた」
自慢げに言ってくる。
「見つけた……? どうやって?」
「旅人を脅してた山賊の一人を尾行したの。リラーに“気薄(スパース)”してもらってたからバレてないだろうし」
「あ、そう……」
呆れた表情を見せながらも、オルニアは迷っていた。確かに現在金はあまりない。そして、三人分の負担を強いられた今、その破滅へのスピードは加速度的に上昇した。これはそれを防ぐ収入源である。
しかし、山賊が金品を持っているかは疑わしい。そもそも金を持っていないから山賊をするのである。奪った金はその日のうちに消えていても全くおかしくない。つまり、無駄骨になる可能性もある。
オルニアはしばし考え、結局は。
「よし、退治しましょ。賞金首がいるかもしれないし」