アットウィキロゴ
Cross Books
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

Cross Books

第三話 「首領達とバトルを」 (2)

最終更新:

匿名ユーザー

- view
管理者のみ編集可
 オルニアの所には二人来た。装備は同じようなもので、二人とも短剣を持っている。
 待たずにこちらから一人に接近。反応も待たず、鳩尾に拳を突き入れる。これで、一対一の勝負に持ち込める。気絶した男から離れ、対峙。
 鋭さに光るナイフが突き出される。横に跳んで回避。そして至近距離で短剣を投擲。予想していなかったのだろうが、それでも男はなんとか叩き落した。
 だが、それは隙となる。
 停滞無く再度跳ぶ。右手に新たな短剣を現し、ピタリと男の首に突きつける。
「降参?」
 微笑を浮かべて尋ねると、男は刃で首を切らないように小さく頷いた。確認し、オルニアは短剣を引いた。
 次の瞬間、男の剣がオルニアの剣を打ち上げた。手から抜け、くるくると上空で短剣が回る。男は無防備なオルニアの胸に、容赦なくナイフを立てようと――
 した時には、男の胸を長剣が穿っていた。オルニアの左手がその柄を握っている。
「何もしなければこんなことしなかったのに……」
 少し哀れみの混じる声を吐く。男は既に息絶えていた。しばらくして、降ってきた短剣が長剣に当たり、跳ねた。


     前へ     戻る     次へ
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー