ファイフ
概要
野獣の家来の音楽家で、ピッコロに姿を変えられた男性。
ずる賢いパイプオルガンの
フォルテの手先で、
ベルと野獣の仲を引き裂くことに協力している。小心者で、フォルテの作った曲のソロをもらうために仕方なく協力しているが、やがてベルたちとの間で自分がどうするべきか揺れ動く。
ドジなトラブルメーカーであり、フォルテをいらいらさせたり他の召使いたちを意図せずに邪魔してしまうこともある。
ファイフとはプラスチック製の横笛として、フルートやピッコロの入門用として使われることのある楽器。
エピソード
クリスマス*になり、
ベルと
野獣 の仲が接近し始めると、愛で呪いを解いてほしくない
フォルテはファイフにソロ曲を担当させるとそそのかし、ベルと野獣の仲を引き裂く手伝いをさせる。ファイフはアイススケートを楽しむベルと野獣に激突し、作戦は失敗するがたまたま野獣は自分の醜い姿を意識して引きこもってしまう。
フォルテはベルと
チップを呼び出し、クリスマスツリーにピッタリの木が
黒い森*にあることを知らせる。ベルは野獣を喜ばせるために森へ行くが、野獣はベルが城から逃げたと勘違いして激怒。ベルを連れ戻して地下牢に繋いでしまう。野獣はベルから与えられたクリスマスプレゼントの本を読み、自分の行いが間違っていたと判明する。野獣はフォルテの反対を押し切ってベルとクリスマスを祝うことにする。
これに怒ったフォルテは城全体を破壊しようと試みる。必死に止めようとするファイフは、フォルテが自分のためにソロ曲を用意していないことを知り落胆する。ファイフは野獣を助け、フォルテを止めるためにはキーボードを破壊する必要があると教えた。野獣はそのとおりにし、バランスを崩したフォルテは壁から外れて破壊された。
一年後、人間に戻った一行はクリスマスを満喫していた。王子がマエストロに演奏を頼むと、そこにはフォルテの代わりにマエストロとなったファイフの姿があった。
登場作品
1990年代
声
最終更新:2025年03月26日 22:42