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ダッシュ・パー

名前:Dash Parr
デビュー:『Mr.インクレディブル』(2004年)

概要

スーパーヒーロー夫妻Mr.インクレディブル(ボブ)とイラスティガール(ヘレン)の長男。姉にヴァイオレット・パー、弟にジャック・ジャック・パーがいる。ヴァイオレットとはしばしば喧嘩になっている。

生まれながらにスーパーパワーを持っており、最高速度305km/hという超スピードで走る能力を持っている。目立ちたがり屋な性格で、自分のスーパーパワーを使えない生活に不満を持っている。そのため、授業中に猛スピードで画鋲を仕掛けてバーニー・クロップ先生を困らせるといういたずら程度にしか能力を活かせず、一ヶ月に3度も校長室に呼び出されている。

年齢は10歳。

最高速度305km/hで走るダッシュが水上を走るシーンがあるが、水上を走るためには時速1050km/h以上で走る必要がある、と言われている。

エピソード

Mr.インクレディブル

ダッシュは拘束で走る能力を持っているにも関わらず、その力を使ってスポーツをすることが出来ない。そのため、授業中にいたずらをしてバーニー・クロップ先生や、校長室に呼び出される母イラスティガールを困らせていた。また、姉ヴァイオレット・パーをからかっては日常的に姉弟喧嘩をしていた。

ある日、保険会社の仕事に退屈していた父ボブ・パーが生き生きとした毎日を送るようになる。その二ヶ月後、ボブの出張中に母のヘレンが突然外出を宣言する。留守番を頼まれたヴァイオレットとダッシュだが、末っ子のジャック・ジャック・パーのベビーシッターをヴァイオレットの友人のカーリ・マッキーンに任せ、ヘレンに付いてきてしまう。ヘレンはノマニザン島*で何者かに囚われたボブを助けようとしていた。3人は島内を駆け巡り、ボブと再会するが、黒幕のシンドローム*に捕まってしまう。シンドロームの正体はMr.インクレディブルに恨みを持つ男で、ヒーローたちの絶滅を図っていた。そして自分のロボット、オムニドロイド*に街を襲わせ、それを対処することで自分が新時代のヒーローとなる、という作戦を企てていた。

ボブに命を救われたシンドロームの秘書ミラージュ*の力を借りて、一家は街にたどり着く。オムニドロイドはシンドロームの手を離れて暴走していた。ボブは家族を失いたくないという理由で一人で戦うことを主張するが、家族が揃えば何でもできるというヘレンの説得に応じ、家族やフロゾン*と協力してオムニドロイドを撃退し、一躍ヒーローとなる。

彼らの活躍が面白くないシンドロームは、カーリから末っ子のジャック・ジャックを誘拐しようとするが、ジャック・ジャックの知られざるパワーが開花し、誘拐に失敗。シンドロームは脱走用航空機にマントを巻き込まれて死亡する。

数日後、事件を経て成長した一家はダッシュの運動会の応援に来ていた。ダッシュは自分の力を調整して2位になり、銀のトロフィーを獲得する。競技場を後にした一家が目にしたのは新たな敵アンダーマイナーからの宣戦布告だった。彼の前にはスーパーヒーロー、インクレディブル一家の姿があったのであった。

インクレディブル・ファミリー

前作『Mr.インクレディブル』のラストシーンに出現したアンダーマイナーに立ち向かうパー一家だが、彼を取り逃がした上、派手な攻防により町に甚大な被害を及ぼしてしまう。マスコミや議会の声により、スーパーヒーロー保護プログラムは廃止、ディッカーも彼らのモーテルを二週間確保するのが精一杯だった。その夜、ヒーローとして活躍したいボブと現実を見るべきと主張するヘレンは喧嘩してしまう。

ヘレンが新しい仕事を手に入れたことで、パー一家は豪邸へ引っ越す。子供たちに仕事の内容は知らされないまま、ヘレンは仕事に出てボブが子供たちの世話をする日々が始まる。ダッシュはいつも算数の宿題を教えてくれるヘレンが不在のためボブに質問する。疲れ果てたボブとダッシュがテレビを見ていると、ボブのかつての愛車インクレディビールを富豪の男性ヴィクター・カチェットが落札したというニュースが入ってくる。ボブは困惑するが少しずつ問題を解決していく。

ある晩、ボブが出かけると、様子のおかしなスーパーヒーロー集団(ヴォイドヘレクトリクスリフラックススクリーチクラッシュアーブリック)が子供たちを洗脳しようと家を訪ねてくる。囮になったルシアスは洗脳されるが、子供たちはリモコンで遠隔操作したインクレディビールに乗って家から脱出。独断で両親を助けるためにデヴテックの船エヴァージャストへ向かう。ダッシュとヴァイオレットはジャック・ジャックの世話を押し付け合いながらも洗脳されたスーパーヒーロー集団の追手を振り切り、ジャック・ジャックがヘレンの洗脳を解除。ヘレンもボブとルシアスの洗脳を解除する。6人は力を合わせて洗脳されたスーパーヒーロー集団の洗脳も解除する。

ヘレンとヴォイドは逃走したイヴリン・ディヴァーを追い、他のメンバーはエヴァージャストの暴走を食い止める。こうして黒幕イヴリンによるスーパーヒーローたちの信用失墜計画は阻止された。

事件解決後、ヴァイオレットは改めてトニーに挨拶し映画デートの約束を取り付ける。トニーは家族総出で二人を送りに来たパー家に好印象を持つが、強盗事件が発生するとヴァイオレットはトニーにポップコーンと座席の確保を頼み予告編までには戻ると約束すると、家族全員で犯人の追跡を開始するのだった。


その他

リメンバー・ミー』では、死者の国に骸骨版『Mr.インクレディブル』のポスターが飾られており、骸骨の姿をしたダッシュの姿も確認できる。

ゲーム

ダッシュは、同作をモチーフとしたゲームソフト3作品に登場している。

Kinect ラッシュ:ディズニー/ピクサー アドベンチャー*

『Mr.インクレディブル』のステージに登場。

ディズニーインフィニティ

『Mr.インクレディブル』のステージおよび、トイ・ボックス・モードのプレイアブルキャラクターとして登場。

ディズニー マジックキングダムズ

『Mr.インクレディブル』の期間限定イベントに登場。

『Mr.インクレディブル』のステージに登場。

登場作品

2000年代



2010年代






2017年
リメンバー・ミー(カメオ出演)


2020年代

2020年
ディズニー ソーサラー・アリーナ ※2020年4月追加





タグ:

キャラクター
最終更新:2023年12月29日 23:32