ファーガス王
概要
豪快で陽気な性格で、娘のメリダとは大の仲良し。どこか適当で子供っぽい一面もあり、妻のエリノアとは良いコンビ。
かつてメリダとエリノアを救うために凶暴なクマ・
モルデューと戦い片足を失ったことから、クマを憎んでいる。
エピソード
ある日、6歳の誕生日を迎えた娘の
メリダに弓をプレゼントすると、メリダは喜んで腕を上げていった。メリダが16歳になると、
エリノア王妃はメリダに王女らしく振る舞うよう口うるさく忠告していた。メリダはお構いなしに愛馬の
アンガスと森で冒険を繰り広げていた。その晩、エリノアは三人の領主の息子がメリダの結婚相手になるための競技会に参加することを伝える。ダンブロッホ王国の平和のためには、メリダが有力者と結婚しなくてはならないが、自由を求めるメリダは強く反発する。
数日後、3人の領主が息子を連れてダンブロッホ王国を訪れる。
ディンウォール卿とその
息子、
マクガフィン卿とその
息子、
マッキントッシュ卿とその
息子に対し、メリダは弓矢の競技会開催を宣言する。三人の息子たちの弓の腕はイマイチであり、たまたまディンウォール卿の息子が真ん中を射抜いたが、乱入したメリダが三発全てを中心に的中させて優勝者は自分と言い張り、エリノアを激怒させる。
ダンブロッホ城では、結婚を拒否したメリダに対して怒った領主たちが戦争状態に突入しようとしていた。慌てるファーガス王だが、そこへメリダが現れて
失われた王国の物語を引き合いに勇ましく演説をしてその場を収めたことで、妻に似てきた娘を誇らしく思う。部屋へ戻ったファーガス王はメリダが熊に襲われている場面を見て激昂する。ファーガス王は安全のためにメリダを部屋へ閉じ込めて鍵を召使いの
モーディーに託すと、領主や兵士たちとクマを追う。ファーガスは森の中でクマを殺そうとするがメリダと弟たち(
ハリス、
ヒューバート、
ヘイミッシュ)が止めに入る。メリダが言うにはこのクマはエリノアなのだという。
そこへモルデューが現れてファーガスと兵士たちを吹き飛ばす。メリダとエリノアは命がけでお互いを守りながら戦う。石柱に何度も激突したモルデューは石柱の下敷きとなると、モルデューに姿を変えていた失われた王国の王子は成仏していった。魔法の期限が迫り、メリダはエリノアに
ダンブロッホ王家のタペストリーをかけるが彼女は人間に戻らない。メリダは泣きながら母への思いを口にすると、そこにはいつものエリノアの姿があった。
メリダとエリノアは新しいタペストリーを作り、領主たちに別れを告げた。しかし領主の船に息子たちが乗っていることに気付いたファーガス王はボートを漕いで船を追いかけなければならなかった。
登場作品
2010年代
2020年代
声
最終更新:2025年03月27日 09:15