アナスタシア
名前:Anastasia Tremaine
デビュー:『
シンデレラ』(1950年)
概要
バラのアレルギー持ち。
エピソード
ある朝、シンデレラが持ってきたティーカップにネズミが入っていたことから、アナスタシアとドリゼラは大騒ぎ。トレメイン夫人はシンデレラにキツい仕事を与える。二人がトレメイン夫人から音楽のレッスンを受けていると、
国王の城から王子(
プリンス・チャーミング)の結婚相手を探すための舞踏会の招待状が届く。トレメイン夫人はシンデレラに「仕事を済ませてドレスが用意できたらお前も行って良い」と宣言する。その晩、アナスタシアとドリゼラは難癖を付けてシンデレラのドレスを破いてしまう。
アナスタシアとドリゼラは王子に相手にされることなくあえなく撃沈。その晩、王子と踊った美しい女性は
ガラスの靴の片方だけを残して居なくなってしまい、王子はその靴にピッタリ合う女性を捜して結婚するという。
翌朝から
大公はガラスの靴を国中の全ての娘に試させることになる。大公はシンデレラの家にも訪れるが、浮かれた様子のシンデレラを見たトレメイン夫人は夕べの女性が彼女であると確信し、部屋に閉じ込めてしまう。アナスタシアとドリゼラに靴を試させて大公が帰ろうとした時、シンデレラが登場。トレメイン夫人の悪巧みによって大公の持参したガラスの靴は粉々に割れてしまうが、嘆き悲しむ大公にシンデレラが微笑み語りかける。「私、もう一足のほう持ってます。」
第3話「Uncommon Romance」では、トレメイン夫人はアナスタシアとドリゼラに舞踏会で良い相手を見つけるように言いつけていた。アナスタシアは良い香りに誘われて立ち寄った
パン屋の青年と恋に落ちると、トレメイン夫人にパン屋には二度と立ち入るなと命令される。
一度は店を立ち去ったアナスタシアだが、小鳥たちに導かれてパン屋へと舞い戻る。そこで
ルシファーの大暴れに巻き込まれたアナスタシアは村中の笑い者となってしまう。噴水で泣きじゃくるアナスタシアの前に現れたシンデレラは、アナスタシアを城へと連れていきおめかしの手伝いをする。翌日、アナスタシアはパン屋のもとへ行くが庶民との結婚に反対するトレメイン夫人が立ちはだかる。アナスタシアは母の束縛よりパン屋との恋を選ぶ。舞踏会でパン屋と踊るアナスタシアはシンデレラにお礼を言う。
シンデレラと王子の結婚記念日。シンデレラの後をつけたアナスタシアは、彼女が
フェアリー・ゴッドマザーの
魔法の杖の力を使っていたことを知る。ゴッドマザーが杖を手放した瞬間にアナスタシアは杖を入手する。返すように求めるゴッドマザーだが、魔法が暴発してゴッドマザーは石像に姿を変えられてしまう。トレメイン夫人はこの杖を悪用して時間を巻き戻してしまう。
舞踏会の翌朝、大公はガラスの靴の持ち主を探して
シンデレラの屋敷を訪れた。トレメイン夫人はガラスの靴のサイズをアナスタシアの足に合うように改変。トレメイン夫人、アナスタシア、ドリゼラは王子に謁見するために国王の城へ向かうことになった。何が起きたかわからず唖然とするシンデレラにトレメイン夫人は勝利宣言をする。
アナスタシアは王子に会うが、王子は昨夜の女性と違うことを指摘する。トレメイン夫人は魔法を使って王子の記憶を改変し、王子はアナスタシアにプロポーズする。国王は新たに娘となるアナスタシアに宝物の
貝殻をプレゼントする。国王がこの貝殻を拾おうとした時、今は亡き
王妃と初めて手を触れて運命を感じたのだという。
アナスタシアは国王や王子の優しさに触れ、次第に罪悪感を覚え始める。トレメイン夫人は杖を取り返そうとするシンデレラを国外追放にしようとするが、王子は真実の愛で我に返る。国王がトレメイン夫人の悪事に気づくと、トレメイン夫人は魔法を使ってアナスタシアをシンデレラの姿へと変えた。そして彼女を結婚式に行かせると、本物のシンデレラ、
ジャック、
ガスをカボチャの馬車に閉じ込めた。そして
ルシファーを人間の御者に変えて馬車を暴走させた。
結婚式が始まると、シンデレラに扮したアナスタシアは王子との結婚を拒否し、本当の愛のある結婚を望み出す。怒ったトレメイン夫人とドリゼラはアナスタシアをカエルに変えようとするが、王子が魔法を跳ね返して自分たちがカエルになってしまう。アナスタシアは杖を拾い上げて元の姿に戻ると、ゴッドマザーに杖を返却した。アナスタシアは国王に謝罪して貝殻を返そうとするが、国王は「愛を得る権利は誰にでもある」とそれを彼女の手に握らせた。アナスタシアは国王に感謝し抱きつく。
スタッフロールでは、その後のアナスタシアとパン屋の青年の出会いが示唆されている。
その他
登場作品
1950年代
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年09月08日 18:48