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グレイト・スピリット

名前:The Great Spirits
デビュー:『ブラザー・ベア』(2003年)

概要

アメリカ合衆国*カナダ*の一部の集落で神と信じられている偉大な精霊。変化を起こす魔力を持っており、生き物が死んだ後や過ちを犯した際に姿を変えさせる力を持つ。

人間は成人した際に呪術師から動物を象ったトーテムを受け取ることになっており、死後にその動物へと姿を変える。

グレイト・スピリットは夜空にオーロラのような形で姿を現し、その時に表現する内容によって赤、青、黄、緑など色が異なる。

人間に動物の言葉を理解する能力を与えさせることも可能。掟を破った人間に対しては自然現象を用いて怒りを露わにすることもある。

エピソード

ブラザー・ベア

イヌイットの青年シトゥカは弟のデナヒキナイを守るためにクマの動きを退けて帰らぬ人となる。その後、デナヒの反対を押し切ってキナイがクマへの復讐を果たすと、シトゥカのグレイト・スピリットがキナイをクマの姿への変えてしまう。その後シトゥカは鷹に姿を変え、キナイの旅路を見守り始める。

デナヒはキナイもクマに殺されたと思い込み、クマの姿をしたキナイを追う。太陽が大地に触れる場所で、デナヒとキナイは戦いを始める。キナイは自分が殺したクマの息子コーダを守ろうとすると、シトゥカのコーダのママのグレイト・スピリットが現れる。シトゥカはクマの姿のまま生きていくことを決めたキナイの意思を尊重すると、コーダのママのスピリットと共に空へと帰っていく。

ブラザー・ベア2

ニータアトカが結婚式を挙げようとすると、グレイト・スピリットが怒りで地響きを起こす。ニータはキナイとの間に深い絆が結ばれており、キナイから幼い頃にもらったキナイのお守りホカニの滝で燃やさなければならないという。呪術師のイノコはグレイト・スピリットの力を借りて、ニータに動物の言葉を理解する能力を与える。

滝へ燃やしに行く旅の途中で、コーダはキナイとニータの幸せのために自分が身を引くべきだと考え、グレイト・スピリットにキナイを人間に戻すように祈る。キナイがコーダを守るために人間の村で傷を負った時にグレイト・スピリットが現れる。キナイはコーダのために人間に戻ることを拒否するが、ニータは父チルクートの後押しもありクマの姿になることを決意する。

登場作品

2000年代



タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月08日 23:00