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コーダ

名前:Koda
デビュー:『ブラザー・ベア』(2003年)

概要

好奇心旺盛なクマの男の子。

コーダのママとはぐれたところでクマの姿をしたキナイと出会う。人間を一方的に襲いかかってくる恐ろしい生き物だと思っている。

おしゃべりで、同じ話を何度も繰り返す。人懐っこく、キナイを兄のように慕っている。

色恋沙汰には興味がなく、男同士でつるんでいるほうが楽しいお年頃らしい。

エピソード

ブラザー・ベア

子グマのコーダはコーダのママとはぐれたため、目的地で合流しようとサーモン・ランを目指すことにする。そこで人間の罠にかかってしまったクマのキナイに出会い、彼を助けてあげる。懐いてきたコーダを鬱陶しく思うキナイだが、彼の目指す光と大地が触れる場所がサーモン・ランの近くにあることを知ると、コーダの案内で一緒に旅をすることになる。キナイとコーダは道中で何度も人間に殺されそうになるが、なんとか生き延びる。キナイの知り合いのヘラジカ兄弟ラットトゥークからクマの足跡があると人間に付けられると指摘されたキナイとコーダはマンモスに乗って移動する。

キナイとコーダは衝突しながらも兄弟のような絆を深めていき、サーモン・ランに到着する。川にはコーダの仲間のクマたちが来ていたが、コーダのママはまだ来ていないという。キナイは挙動不審な動きを指摘されながらも、リーダーのタグに歓迎されてクマたちと楽しく過ごす。クマたちの今年一番面白かったことを話し合う集会で、キナイはコーダを出会えたことを話す。一方、コーダはママが人間から守ってくれたことを話す。

キナイはコーダを呼び出し、自分がコーダのママを殺した人間であることを告げると彼はショックを受けて身を隠してしまう。そこへラットとトゥークが現れ、二人は喧嘩と仲直りを始め、兄弟は良いものだとコーダに話して立ち去る。

一人になったキナイのもとへ再び人間が現れる。彼はキナイの兄デナヒで、キナイを弟殺しのクマだと思って復讐の機会を狙っていた。キナイが殺されそうになった時、コーダが現れて彼を救う。キナイも命がけでコーダを守ろうとする。その時、グレイト・スピリットの光が差し込み、キナイの亡き兄シトゥカがキナイを人間の姿に戻す。それぞれの過ちに気付いた兄弟は再会を喜ぶ。キナイはコーダを守るためにクマの姿に残ることを決め、コーダも亡き母と束の間の再会を喜ぶ。

それから人間とクマはデナヒとキナイによって仲間となった。デナヒはこの物語を長老になってからも語り続けている。

ブラザー・ベア2

コーダと共に冬眠から目覚めたキナイはラットとトゥークに再会し、彼らから恋の季節がやってきたことを聞く。笑い飛ばすキナイとコーダだが、タグをはじめ周りのクマたちも恋愛を楽しんでいた。

コーダとクロウベリー・リッジを目指すキナイは、幼い頃に好きだった幼なじみのニータの夢を見る。ホカニの滝で、キナイは溺れたニータを助けてキナイのお守りを渡していたのだという。そこへ大人になったニータが現れる。グレイト・スピリットのおかげで動物の言葉が分かるようになったニータは、キナイと一緒にホカニの滝へ行ってお守りを焼かないと結婚できないのだという。キナイはがっかりしながらも、コーダ、ニータと共にホカニの滝を目指す。

キナイは寄り道をしてお守りをベーリングに盗られたり、ニータが苦手な川を通るルートを提案し、彼女と何度も衝突する。二人は協力して絆を深めていくが、次第にコーダは疎外感を覚え始める。コーダは同じくガールフレンド(アンダカータ)に夢中で兄にかまってもらえないラットに同情する。とうとうコーダは「人間に戻りたいと考えたことがある」というキナイの言葉を聞いてしまい、失踪する。コーダはキナイとニータに危ないところを助けてもらい、二人の幸せを祈ってグレイト・スピリットにキナイを人間に戻してほしいと願う。

ホカニの滝でお守りを燃やすことに成功したニータは二頭と別れて帰っていった。翌朝、コーダはキナイのためにニータの後を追って人間の村へ辿り着く。コーダは人間に捕まるが、ラットとトゥークに助けられる。キナイは村中の男たちから狙われ、ニータの婚約相手アトカに崖から突き落とされてしまう。グレイト・スピリットはコーダの願いを聞き入れてキナイを人間に戻そうとするが、キナイは拒否する。ニータは父チルクートの後押しもあり、クマとして生きていくことを決める。

キナイ、ニータ、コーダはニータの村の人間たちと和解し、新しい関係を築いていく。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、集合写真撮影でグーフィーがカメラを壊したことに残念がって戻ろうとしていたところ、アラナデールが演奏し始めた「星に願いを」を耳にして足を止める。その後、フェアリー・ゴッドマザーグーフィーの写真撮影をサポートする様子を見守っていた。

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。

登場作品

2000年代



2020年代




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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 22:58