レトロ
概要
長い舌で巻き付いたものを高速回転させることでレトロなものに変えてしまう力をも持つ。下で巻き付いた状態でおしりを三回叩かれると元に戻すことができる。レトロなものというのは時代的な概念であり、例えば人間をレトロ化すると幼少期の姿ではなく原始人になる。
エピソード
第50話『レトロ』に登場。
コカウア・タウンのガソリンスタンドで試作品210号が始動。
チャールズと
メアリーが海に入っていると、210号がやってきて脱いだ衣服や駐車していた車を貴族風に変え、携帯電話も1930年代のタイプにしてしまう。さらに動物園に向かった210号はゾウ、トラ、リスを氷河期時代の動物に変えてしまう。
一方、
鳥の楽園ホテルで副社長に昇進の交渉をしていた
ナニ・ペレカイは副社長室を出たところで中学時代の同級生
エレンと
ラナに再会する。エレンは
ニューヨーク*で金持ちの妻となり、ラナは
ロサンゼルス*で美容会社を経営しているという。副社長室から出てきたナニをエレンとラナは副社長だと勘違いし、引け目を感じたナニもその話に乗ってしまう。エレンとラナはナニの家族を豪華なヨットでの食事に招待する。
リロ・ペレカイ、
スティッチ、
ジャンバ・ジュキーバ博士は
ウェンディ・プリークリーの指導のもと、恥ずかしくない食事のマナーを学ぶことになるが当然上手く行かない。四人がおめかししてヨットに向かうと、そこへ210号が現れる。210号はリロ、ジャンバ、プリークリー、エレン、ラナを原始人にし、ヨットをカヌーに変えてしまう。ナニが5人を食い止めている間、スティッチは210号を捕らえて
リロの家へ戻り、元に戻る方法を調べる。戻ったスティッチは210号を使ってリロたちを元の姿に戻した。
ナニは自分がレンタルの仕事をしていることを明かして詫びると、カヌーを漕いでビーチへと戻った。210号はレトロと名付けられ、ワイルドサファリの動物を原始時代の動物に変えて人気テーマパークにすることに貢献した。『こういうテーマパーク、映画で見たことある』と言うリロとスティッチのすぐ近くではティラノサウルスが暴走しているのであった。
第63話Bパート『ウップス』では、なぜか
ハムスターヴィール博士に捕まっている。続く第64話はリロとスティッチが
ガントゥに囚われている試作品を助け出すエピソードだが、そちらにはレトロは登場しない。
ジャンバの試作品データベースに表示される。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちと
ハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である『
アロハ・オエ』を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2023年12月29日 23:53